この、本来定義不能な、存在しない「日本人」というカテゴライズ、仕事で校正する原稿(つまり出版社から出てきた原稿)でもまあまあ散見する。出版社やジャンルによっても傾向は違うのだろうけど。
そもそも著者さ〜〜というのはもちろんそうなんだけど、
・編集者にそれを指摘する知識がない
・編集者にそれを指摘する能力がない(著者との関係構築の観点で)
・出版社がそういう教育を実施していない
・編集者ないしは出版社が「日本人」呼称を喜ぶひとを読者ターゲットにしている(意図して「日本人」呼称を用いている)
どれだとしてもがっかりする。自分は可能な範囲でエンピツを入れるけど、外部委託の校正者が入れられる指摘はたかがしれており、それも無視されたらおしまいだし……
中央日報で報じられてるCNNインタビューはこれだよね。マイルドな表現に均されてるけど、方向性として「戦争できる国」になる意思は強固だよな。
岸田首相、世界は「歴史的転換点」と警鐘 首脳会談前に日米同盟アピール https://www.cnn.co.jp/world/35217464.html
三重県出身の詩人で、太平洋戦争で死んだ竹内浩三って人がいるんだが「戦争は悪の豪華版である」って書いてる。
代表作の「骨のうたう」を貼っておきます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001675/files/54814_54034.html
#fedibird #戦争反対
こんな最悪なことがあるか。憲法違反だ。
#岸田辞めろ
#岸田文雄が総理大臣では国民は迷惑です
岸田首相、“戦争可能な正常国家”公式化…「歴史的転換点に直面」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/317187?sectcode=A00&servcode=A00
違憲です。戦争反対。と意見送りました。
みなさまも、一言だけでも、ぜひ。
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
できるだけ一日一通送る。
今日は戦争できる国に勝手に変えるな。
改憲反対だけど、改憲もせずに勝手にこそこそ実質的に憲法に反することを行うな
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
岸田首相、“戦争可能な正常国家”公式化…「歴史的転換点に直面」(中央日報、2024/4/9)
https://japanese.joins.com/JArticle/317187
これ、自分が確認した範囲では、日本のマスメディアは報じていないと思うのだが、この「CNNのインタビュー」ぐらいは確認しているのだろうか。確認していて報じてないのだろうか。
中央日報が〈1947年戦後米国主導で平和憲法が作られた後、77年ぶりに日本が国家安全保障のために戦争することができる「一流国家」になったという宣言を米国でするものとみられる〉と報じるに至った背景、確証のようなものを知りたいのだけど、日本のマスメディアはそこちゃんと追ってるのだろうか。
……と一応疑問形ではあるが、日本のマスメディアがそういう「仕事」をしているとはまったく思えなくて、どっぷり落ちこんでいる。
っていうか、日本のマスメディアの「総理番」?とかは同行してるんだよね? してないの? もし同行していながら本件に関してはうんともすんとも聞こえてこないんだったら、ちょっと本当に何やってんのってなるんだけど。
ちなみに去年月兎舎から出た「図書館で真珠採り」には澁澤龍彦の「マドンナの真珠」への言及があるのでドラコニアンの皆さんはよろしくお願いします
https://usagism2000.theshop.jp/items/80268649
NAGIを出してる月兎舎、『原発の断りかた』とか、ほんと「三重県内の出版社でなければ作れない」本を作っていたので……これからも本がたくさんの人に届くといいな
QT: https://fedibird.com/@azusa_inoue/112181691623317715 [参照]
NAGI廃刊か……私たちの良心というか、三重の文化や記録の根っこのところにあった雑誌だが……。NAGIがなくなったら、どこが三重県の人々の営みや闘いの記録を載せるんだ〜。まじか……。゚(゚´ω`゚)゚。
https://www.chunichi.co.jp/article/878566
書店には、版元が苦しまぎれにやっつけで作った紙の無駄でしかないような新刊が、注文してもいないのに毎日大量に搬入されてくるんですよ。返本するしかないだろ。
とりあえず新刊を取次に送り込めばいったん売上が立つので(売れなければいずれ大量返本されて詰むので、完全にその場しのぎではある)とくに苦しくなってきた出版社は粗製濫造に走りがち。私が去年の春まで在籍していた版元も年々その傾向が強まってきていたうえに、営業への異動で書店に直にそういうしょうもない新刊を売り込まなきゃいけなくなったのが決定的に無理で、10年以上勤めた会社を辞めたんだよ…
書店員が気に入らない本を勝手に返本するなんて営業妨害だ、キャンセルカルチャーだ、という意図を含んだ引用もついてほんとうにげんなりした。
宝塚歌劇団でも某短歌結社でも、加害側の人間は告発されてもなお組織に残り、被害側・被害を告発した側は去っている。危険を感じるほど「キャンセルカルチャー」が機能してる場所なんかないよ。
おそらくは書店員が独自に注意喚起オビをつけた『トランスジェンダーになりたい少女たち』、投稿されていたオビの写真を見て、私はこの現場の書店員さんはすごい、えらいな、と思った。科学的根拠が疑われている等、コンパクトだけどきちんと調べてある内容だったし、文言も冷静だった。職務を果たしつつ、自分ができる範囲内でやるべきことをしているかただと感じた。
1冊棚差しだったとのことで、黙ってしれっと返品してしまうこともできただろうに(私なら多分そうする)わざわざ手間をかけて注意書きをつけて店頭に並べるの、むしろ「検閲」や「焚書」と真逆の行為だと思う(差別的な内容の本の出版停止を要求するのは「検閲」や「焚書」ではもちろんない)。
…という投稿を旧ツイッターにしたら急に不穏な感じの引用がつきはじめ、ブロックでは対応しきれない危険を感じてアカウントに鍵をかけた。14年運営しているメインアカウントを非公開にするのは初めてです。
旧ツイッター、もう終わりだな…と100回ぐらい感じたし投稿もしたと思うけど、いま過去最高に「終わり」を感じている。
BT「書店員が気に入らない本を勝手に返本するなんて営業妨害だ、キャンセルカルチャーだ、という意図を含んだ引用もついて」
だーかーらー!本屋は図書館じゃないんだから幅広く資料を確保しておく義務とかないから!返本作業は書店員の超メイン業務だから…本当毎日返本のサイクルにのせてかないと一瞬で在庫が棚から溢れてえらいことになるから…あなたが本を買うどこの書店もそうやって回してるんだから…知らないよね…でもこれちょっとした想像力でなんとかできる話だからね…がんばってね…(ブチギレ、そして悲しみ)