虹色があふれる中、黒い服で伝えたパレスチナへの連帯。それぞれの思い【東京レインボープライド2024】
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_66220a27e4b01006be164a24?s=09
"実写化に対しては反発もあった。2020年、劉が米誌「ニューヨーカー」のインタビューで、中国政府による新疆ウイグル自治区での弾圧をはっきりと非難しなかったことを受けて、米共和党の上院議員5人がネットフリックスに実写化を考え直すよう呼びかけたのだ。そのインタビューで、劉は次のように述べていた。 「テロリストが駅や学校で殺りくしているほうがいいのでしょうか? いずれにしても、政府はウイグルの経済状況を改善し、人々を貧困から救おうとしているのです」 " https://courrier.jp/news/archives/362075/
東京で起こることは日本で起こっていることであり、lgbtq+について語られることはわたしと似た境遇の人について語られることなので、東京に生活拠点がなくても東京でやっている「LGBT」がテーマの一大広告事業には毎年のごとく巻き込まれてしまう。
TRPが警察にまた抗議者を売るのかということと比べたら、TRPそのものが主流メディアでどう扱われるか(そしてそのなかの何をどう扱われないか)は些細なことにすら思える。ただその場に物理的にいない者にとって、明日からの自分の生活にすぐさまかかわるのは(かかわらないことも含めて)後者かもしれない。
東京レインボープライドは、東京という都市で行われる、プライドパレードでプライドイベントでもあるので、そういう意味で参加することに引け目を感じてほしくない。
主催団体である「東京レインボープライド」にどのような理念があり(あるいはどのような理念がなく…たとえば「人権」がウェブサイトのどこで使われているか・使われていないかを見れば良い)、どういう運営の仕方をしてきて、どんな関係を警察と結んできて、スポンサーが本業として何をしていて、それらのスポンサーと主催団体の双方にどんな批判がされているのかを知って、知った上で参加しないことに引け目を感じてほしくない。
ただ社会的にスティグマを負わされているマイノリティーズが匿名で集まることができる都市においてもその時々のリソースにはしかし限りがあり、一つの都市には一つのプライドしかないのだ。それに〈参加〉しない者は再度不可視化される。
pride(誇ること)は非規範的なジェンダーやセクシュアリティを生きることにまつわるshame(恥じること)の対義語として使われてきた語である。プライドはスローガンでありプロモーションなので、誇りを持ってほしいというわけだけど、誇りが持てない事情がプライドと名乗るそのものの中にあることの意味が、わかるか。
東京のプライドにいやがおうにも巻き込まれてしまう、自らが自らであることを恥じよ恥じよと日々迫られる、LGBTQ+が、不完全な経済と不完全な法で規定される潜在的な消費者や被雇用者や有権者であると同時に、もしくはそういう形では社会への〈参加〉を阻まれているときに、東京のプライドに〈参加〉できない、ということの重みが、わかるか。
【告知】書籍『フェミニスト、ゲームやってる』各種サイトで予約開始しております!あわせて書影、目次、そして三木那由他さんの推薦文の公開されてますのでぜひ見てみてください。
本書はフェミニズム、セクシュアリティ、コロニアリズムなどが表現される現代の多様なゲームを読み解く一冊になってります。
ゲームに興味ある方も、フェミニズムに興味ある方にも、よろしければぜひご予約ください〜〜!
https://books.rakuten.co.jp/rb/17859039/
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また合わせて「はじめに」も公開されています。こちらは、ゲームがなぜ、どのようにフェミニズムでありクィアであるのかを失敗や操作、歴史の面から考えつつ本書の概略を紹介する内容となっています。気になる方はご一読ください。
https://note.com/shobunsha/n/nbd4269ba7560
「虎に翼」の直接のモデルがいないキャラクター、崔香淑役について大阪産業大学の准教授が考証協力していると
国際学科の崔誠姫准教授がNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」の朝鮮学生考証で協力
https://www.osaka-sandai.ac.jp/news/topics/51693/
明治大が1910年代に日本統治下朝鮮で学生を募集していた新聞記事等
https://www.meiji.ac.jp/history/meidai_sanmyaku/thema/article/6t5h7p000039z200dbw.html
今後の展開で辛いことになるか…朝鮮籍であり女性である崔の二重の(どころではないかも)苦境をきちんと伝えてくれると信頼していいのか
そもそも私が観てる2週目の時点でまだ日本では女性が弁護士にはなれないことになってるし一期生の数めちゃくちゃ減ってるし…
『虎に翼』に登場する韓国人「留学生」である崔香淑の兄が弁護士だと認識していたのですが、定かではない(そうではない)とのことです。
『虎に翼』が「植民地民は公職に就けなかったのに、就けたことにしている」というのは誤りでした。
上記の投稿は後ほど削除します。
これまでの朝ドラの植民地表象の問題点については、またまとめます。
Blob-chanの新しいプラカードができたにゃん😼✨
ぜひぜひみんなの意思表示に使ってほしいにゃん💪
ユーザー番号:B7CTUGUCYA
#入管法渋谷デモ0420 、本日ですね!!!! 晴れそうじゃん!!
改悪に賛成するひとは「ルールだから」をよく持ち出すけれど、そのルールがそもそもでやべえのよという話だし、たとえルールを破ったとしても劣悪な環境に閉じ込めて人生ぶち壊して殴って具合悪くなっても仮病だって相手しないで生きることすら取り上げてもいいのか?? という話です。「日本人」とは違うルールで裁いて「日本人」より激重の処罰を行うのはいいのか? という話です。
いいわけないのよ。いいと言っちゃだめでしょ。
リンクを貼った投稿に、デモのコースや時間、お願い、歓迎ごとなどもろもろ詳しく記載してくださってます。途中参加もおっけーだし、渋谷にいるけど全然時間ないよ〜な方、歩道から手を振ったりするだけでも街の雰囲気全然変わると思います。
行かれる方は、水分補給しながら……。いってらっしゃい!! パブコメももうすぐ締切だ!!
最近観た映画で面白かったというか個人的に好きなのは、『非常に残念なオトコ』と『美と殺戮のすべて』だった。
『成功したオタク』は、「推し」が犯罪者になった場合に推してたオタクはどうするべきか、推してたオタクは「推し」に裏切られた被害者なのか「推し」に犯罪可能な権力を与えた加害者なのか、という問いの立て方は良かったし、観ていて身につまされる部分もかなりあった。オタクは一回観ておくと良いかも。でも、推すこと(対象の人間にほぼ一方的に執着すること)そのものや、「推し」への欲望(恋愛禁止を求める支配欲など)についてはもっと批判点に深掘りして欲しかったな。
今月あまり映画館に行けてないので来週時間作って観に行きたい。
完璧な作品なんてものは無いとわかっているが、一つのマイノリティ属性の描き方が良いほど、他のマイノリティ属性が酷い描かれ方してると「どうして?!」と思ってしまうというか、全方位に最悪な作品よりも「出来るのにやってない」のだとわかる作品の方がグロテスクに見えてしまうんだよな、特に後者は「出来ている部分」を評価されるので。
ある作品の「女性表象が良い!」のは事実でも他のマイノリティ表象がポンコツだと困るというか、そういう作品が「社会派かつ良い作品!」として評価されたままだと、人種的マイノリティかつ女性などのダブルマイノリティは取りこぼされたままじゃん、という。
登場人物たちの属性の表象が全部最悪だとさすがにコケることが多い(ステレオタイプ一辺倒にしてしまうと面白さがないから)ので、わざわざ批判もする必要なくて何か言うにしても「クソです」で終わらせる(話題にして注目度を上げる方が悪影響ある)が、評価されている作品に一部問題があるときは放置する方が悪影響あるので「いやいやここに問題ありますよ…」と声を上げたい気持ちが抑えられず、結果として私は常に話題作の文句を言ってる人になっています。
私は話題作のマイノリティ表象について常に文句を言ってる人です。よろしくお願いします。(開き直り)
「コロナ直前の2019年に『ユリイカ』(青土社)誌に寄稿した拙稿「不便な本屋はあなたをハックしない」にも詳述しているが、台湾には「有限責任台灣友善書業供給合作社」という、独立書店が共同で仕入を行うために設立した組合があり、実質的に取次の役割を果たしている。非営利組織であり、政府の助成金が入っている。台湾の独立書店の多くは本をここから仕入れており、この組合がなければ、都心部以外の独立書店が本を仕入れることはできない。H.A.Bの松井佑輔氏による2022年の動画インタビューによると、政府の方針が変わって助成金がなくなる可能性も想定して議論がされており、仮にそうなったとしても会員数が500-600までいけば維持できるという見込みを立てているという」
書店は、政府による支援にどのように向き合うか【内沼晋太郎さん緊急寄稿】 | NHK出版デジタルマガジン
https://mag.nhk-book.co.jp/article/48068
https://www.youtube.com/watch?si=t982r44eNxbp4UX5&v=wKZDxRDopZE&feature=youtu.be
『虎に翼』に出てくる朝鮮からの留学生、当時は植民地化により日本国籍だったとはいえ(男性でも)弁護士や公務員になれたのか疑問に思っていたのだけど、やっぱり無理だったと。「お前はニホンジンだ!」と言いながら公職につくことは禁じていたんですね。
ちなみに日本初の女性弁護士が誕生したのは1938年、日本国籍を持たない初の弁護士、金敬得(キム・キョンドゥク)が弁護士登録したのはなんと1979年だ。
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』への批判/ネタバレ有
しかも、ピンガのブラックヘア(ロックス/ブレイズ)は文化盗用的だ。文化盗用でないならば、ピンガはアフリカ系だということになり、「黒人男性=女装した男性=社会脅かす危険な存在」という二重ステレオタイプによる演出がなされていることになる。この問題の根深さについても、すでに数多くの批判がなされている。(アクセスしやすい媒体を例にあげると、『トランスジェンダーとハリウッド』では専門家が人種差別と性差別の交差例としてこれを解説している。) また、『黒鉄の魚影』にはクライマックスで見どころの一つに人工呼吸シーンがあり、これは医療行為/救命措置のセクシュアライズ/ロマンティサイズであり、これにも非常に問題があると思っている。 3/3
『名探偵コナン 黒鉄の魚影』への批判/ネタバレ有
作中の「ピンガ/女装男=骨格認証システムを恐れる」という構図は、トランス否定あるいは反トランスの表象として強烈に作用する。
ピンガがグレースであると明らかになるシーンでは、典型的な「まやかし型」演出がなされる。
「まやかし型」とは、クィア表象に関する専門家であり生物学博士でもあるジュリア・セラーノが提唱しているトランス/クロスドレッサー表象の類型の一つである。「まやかし型」は、女性としてのパス度の高さから、ショッキングなどんでん返しを引き起こす役(悪役であることが多い)として使われるキャラクターだ。
「『まやかし型』は始めの頃こそ『本物の』女性だと思われるが、遅かれ早かれ、羊の皮を着たオオカミ、つまり偽りと現代医学技術による幻影であることがばれ、大抵その結果、制裁を受ける。」(2023, ジュリア・セラーノ著, 矢部文訳,『ウィッピング・ガール』, サウザンブックス社, p.67.)
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Ph.D.student. Master of Cultural Anthropology. Folklore, Queer studies, Postcolonialism. Pansexual, she/her. Mixed roots, JP/EN/CH. 仕事しつつ院生, 文化人類学博士課程. JPN🏳️🌈🏳️⚧️🏴 (お仕事の依頼はこちらから→ https://researchmap.jp/ubu.a) #MilkteaAlliance🧋 #TransRightsAreHumanRights