「ALPS処理水とは?」
なんと、経産省のページでは、原発汚染水のことを「ALPS処理水」と名付け、「環境や人体への影響は考えられない」と堂々と書いてある。
いや、いくら何でもこれはないのでは?
「アルプス処理水」という音は、まるで「ミネラルウォーター」を想起させる心理的効果を狙っているのかも、だが、こんな「子供だまし」はない。
いや、加藤周一さんに倣って「三歳の童子にでもわかる」と言いたいくらいだ。
一般市民を「舐め切った」このネーミング、広告会社と協議の上決定したのでは、と推測される。
もし、このネーミング含め、ホームページ作成、広告会社に外注しているのだとすれば、当然「税金」から報酬が支払われる。
近年電通、博報堂はじめ広告会社、政府・自治体への依存を急激に高めている。ということは「税金」への依存、「たかり」を深めているということ。
社会保障財源を云々するのであれば、まずパソナ=竹中平蔵含めた、「たかり」への支出をカットするべきだろう。
「原発汚染水、24日放出と政府が表明」
21日、首相官邸で全漁連会長、原発汚染水放出に対して「反対、いささかもかわらず」と表明、それに対し、「日経」は岸田首相は「国が全責任をもつ」と回答と一面。
日経、たしかに「原発汚染水」ではなく、「原発処理水」と表記してある。しかし、海外の報道で「汚染」の意味が消えているものはない。
それにしても岸田首相の「廃炉まで国が全責任をもつ」との啖呵、無責任極まりない。だいたい、「廃炉」の目途は全く立っていない上に、漁業に携わる人の「生業」の存続は「カネ」で責任がとれるようなものではない。
日経では「原発処理水24日以降放出」と「規定事実」のように報じている。24日放出で21日全漁連と会見では、事実上「事後通告」に等しい。
いくら経産省が通産省時代から「関東軍」の異名をとる、といっても強引すぎないだろうか?
汚染水を貯めておくプールが限界に来た、という説もあるが、それなら東電・関電などの負担でまずプールを増設すべきだろう。
しかも、米国政府の許可を得てのこのタイミング。韓国の報道では、中国包囲網に日本を組み込むバーターとの見方もある(私もそう考える)。
とすれば、ここでも日米軍事同盟、もはや日本の安全保障を脅かしているのではないか?
「教員不足や長時間労働解消の費用 来年度予算案に計上へ」っていう見出しだから、ようやく先生の待遇を良くするのかと思ったら、またよくわからない中間業者にお金をまわす話っぽかった。
「このうち新たな事業として、教育委員会が大学や民間企業と連携して教員のなり手を発掘する仕組みをつくるための費用として5億円を盛り込む方針です。
具体的には、元教員や企業の退職者のほか、スポーツ選手や芸術家などさまざまな専門性を持つ人たちからなり手を募集し、リスキリング=学び直しの研修を行う一方で、学校側のニーズも集約し、マッチングを行うことなどを支援するとしています」
「教員のなり手を発掘」のための業者なんかいらないので、長時間の労働をしなくていい体制づくりとか、このあいだのプールの水の話みたいに学校で何か起こったときにやたらと先生の責任にされるのをなんとかするとか、ちゃんと根本的に考えてほしいです。
世界はみている。もうすぐ日本が海洋汚染を実行しようとしているのを。
日本人は清潔好きだなんて昔の話。不潔でも平気、海洋汚染をぜんぜん気にしない。
真実を隠す言葉、「風評被害」。
「処理水は危険ではありません、みなさんの食卓に届く美味しい海の幸をこれからも安心して食べていただくために、安全確保のための徹底した取組を行います」
政府は理解醸成のため、決まり文句の際限なきコピーを未来永劫くり返す。
「です・ます調」で書かれた原稿を穏やかな口調で読みあげるニュースキャスター。たとえ深刻な内容であっても、ただ淡々と政府の意向を伝えるだけで「おそれ」や「懸念」をいっさい表明しなくなった。
「希釈」の二文字が脳裏を過る。
報道としての役割を捨てたNHKは今や政府広報機関と化した。
民放各局も、新型コロナ感染が蔓延していても「コロナ」と呼ぶことを極力避ける。例えば野球選手がコロナにかかっても「体調不良のため『特例2023』が適応され、登録抹消となりました」とアナウンスする。
いつからか「コロナ」は禁忌の対象となり、世間までもがメディアに倣ってコロナと口にするのを憚るようになった。
嘘だらけの国だ。
"欧州を襲っている猛暑の影響で、スイスでは気温が摂氏0度になる高度を意味する「0度ライン」が過去最高の約5300メートルまで押し上げられた。
0度ラインは、スイス西部パイエルネから1日2回打ち上げられる気象観測気球を使って気象学者が決定する。スイス気象庁(メテオスイス、MeteoSwiss)によると、20~21日夜間の0度ラインは標高5298メートルで、昨年7月25日の5184メートルを超え、「観測が始まった1954年以降で最高高度」を記録した。"
猛暑のスイス 上空の「摂氏0度ライン」 最高高度を更新 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://www.afpbb.com/articles/-/3477865?act=all
「美術館ゼロ・学芸員ゼロのグローバルシティ?」
それにしても維新大阪、「都構造」、「グローバル・シティ」とぶち上げて続けていたが、美術館ゼロ、学芸員ゼロ、とは開いた口が塞がらないとはこのこと。
今世界の「グローバル・シティ」とされる都市で、美術館ゼロ、学芸ゼロ、しかも知事がそれを改善するつもりがない、と公言するところどこにある?
挙句の果てに、6年間地下駐車場に、ブルーシートを被せてコレクションを放置、デジタル化して廃棄という話、これ、別に「グローバル・シティ」でなくても、まずは「耳を疑う」。
大阪が維新統治下に入って長いが、関西経済の低下はとどまるところを知らない。
日本最初の証券市場である大証も事実上、東証に吸収合併。シャープは鴻海に買収された挙句、希望退職。サンヨーもパナソニックに吸収されて消滅。
ただ、三菱に次ぐ企業集団住友は本社機能は東京に移しながらも、健在ではある。
ちなみに80年代の「総会屋」事件につながる「やばい」不動産取引、実は最初に手を付けたのは住友銀行だった。
表面化する前に、住友は頭取一人に責任を押し付け、「足抜け」が遅れた第一勧銀は逮捕者が大量に出た。
維新に戻ると、美術館・学芸員ゼロで「万博」に猪突猛進、海外からどう見られるだろうか?
生きてる間は「お国のために」と消耗品同然、文字通り牛馬以下の扱いを受け、半数以上は戦うこともなく餓死病死。
死んだら今度は死人に口なしを良いことに、偶像として美辞麗句で飾り立てられ、右翼政治屋に都合よく利用される。
俺は「靖国の英霊」が気の毒でならない。
本当に可哀想だ。
この記事の指摘は非常に的確だと思う。人権無視、国民の命や生活は二の次である日本という国家。福島原発事故でもパニックで東京から逃げる人が出たら困ると、風向きを公表しないでくれというお願いがキッチリ守られたこととか、当たり前の心配を風評被害と責めたり、「日本人は(放射能を)怖くない」っていう激しい刷り込みをマスコミがしてましたね。
私がSNSを始めたのはそもそも、3.11の後、情報から隔絶されていた日本の友人と家族のために英語とドイツ語(後者は夫が手伝ってくれた)で情報収集して、ものすごい量のアップデートをシェアするためでした。あの頃、大手新聞は日本の真夜中過ぎに、重要な情報を点として報道。繋げていくと猛烈にまずいことがわかるんだけれど、あえてそれをしないで、後々の自分らのアリバイ工作のように、普通にはわからないような言い方で点報道をしていた。
私はあの時に、日本という仕組みを見限った。
安倍自民党には堂々と、「国民の義務は国家を守ること、権利ばかり主張するな」って言い放つ政治家がいるんですよ?こういう輩が改憲派なんだから、戦中と変わっていない。
日本の有権者しっかりして!
QT: https://fedibird.com/@zpitschi/110896822040211913 [参照]
"終戦40年を迎えた頃、ベテスダ奉仕女母の家の創立者でもある深津牧師に宛てた手紙の中で、城田さんはこう訴えた。
「兵隊さんや民間人のことは、各地で祀(まつ)られるけど、中国、東南アジア、南洋諸島で、性の提供をさせられた娘たち、さんざん弄(もてあそ)ばれ、足手まといになると、放り出され、荒野をさまよい、凍りつく原野で飢え、野犬や狼の餌になって土に帰っていった。軍隊が行ったところ、どこにも慰安所があった。なんど兵隊の首をしめようと思ったかわからない。しかし、死ねばジャングルの穴に放り込まれ、親元に知らせる術もない。それを私は見たのです。この眼で。女の地獄を・・・。祈っていると、かつての同僚がマザマザと浮かぶのです。どうか慰霊塔を建ててください。それを言えるのは、私だけです」"
女たちの戦争 「従軍慰安婦」を告白した城田すず子さん : 社会 : クリスチャントゥデイ https://www.christiantoday.co.jp/articles/16804/20150814/shirota-suzuko.htm
新米鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
神戸出身中野区在住
ネコ・映画・料理・MLB ・テニス・着物・長唄・クラシック・ドイツ語
Mastodon初心者です。東京。