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こども「『かたちからはいる』の対義語はなんですか」
わたし「かたちからでる」
「ちがうだろ」
「かたちから、でる」(「かたちからでる」アクションを熱演)
「『かたちからはいる』はどういう意味なの」
「かっこつける、みたいなことじゃない?」
「雰囲気だけまねするってこと?」
「そうそう!」
「じゃあその反対は、なかみをじわじわまねする?」
「そうそう!それが『かたちからでる』」(ふたたびアクション)

こども「LとRのちがい」
わたし「ほう」
「Lはしたがどっかにつくけど、Rはつかない」
「たしかに」
「自分でしらべました」
「そうなんか」
「外国語の授業ではそういうことをおしえてもらえません」
「そうなんか」
「Lのほうが日本語にちかい」
「それはちがうんですよ。日本語のら行はむしろRにちかい」
「したついてるじゃん」
「ついてるけど、したがまえにテュルンってうごくでしょ。Rもついてないけどおなじうごきしてる」
「たしかに」
「Lはついてるだけでうごかない」
「ら。ら。できない。うごいちゃう」
「できるでしょ。中国語のLもうごかないよ。『辣』っていってみて」
「『辣』。あぁ~うごいてない~!そうだったのか~!」

わたし「七転び八起きって、回数おかしいんじゃないの」
こども「最初ころんだ状態からかぞえてるんだよ」
そうなんか!

こども「げっきょく駐車場」
わたし「つきぎめってよむんだよ」
「つきぎめってなんなの」
「つきぎめはサブスクだよ」
「あ~サブスクか~」

こども「專家ってなんなの」
わたし「專家は専門家だよ」
妻「爸爸也是專家」
こども「なんの専門家なの」
わたし「人文」
こども「ほんとに人文なの~?」
わたし「やめろ! あたまをなでまわして人文かどうかたしかめようとするな! あたまのかたちではわからんやろ!」

妻「秋天了,你終於可以吃二十世紀的梨」
わたし「不要加“的”!」

こども「QRコードなのになんでバーコードってかいてあるの」
わたし「QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標だからじゃない?」
「そっか~。でもバーではなくない?」
「たしかに。市松コード?」
「あ~、炭治郎。というかもうコードでよくね?」
「たしかに」

終業式女子はひるに帰宅し、ひるげをたべさせ、そのかたづけをおえてもなお興奮ぎみに発話している。
わたし「おとうさんクッソねむいから教授会(オンライン)までひるねしてもいい?」
終女「ごめん、クソネミなのに無理にテンションあげようとして」
やさしくてうれしいけど、ちょっとさびしいな。

こどもが『モモ』をよみおえ、なにやらかおをホクホクさせており、どうやら気にいったらしい。「どこがよかったの」ときいてみたが「う~んなんかいい感じだった」というリアル小並感。まあ「わたしも時間を大事にしたいとおもった」みたいな方向ではなくて安心した(文学部でもそういう道徳的コメントを発する学生はめずらしくない)。

(夢)
中年(松本人志)は四畳半一間の部屋にひとりですんでいるが、実は実家は裕福。たまに実家から小包がとどくが、生活費にするため、配達にくる郵便局員(永井大)にその品物を即座に買い取ってもらっている。局員は買値よりも高くうれる販路をしっていて、利ざやをかせいでいるのだ。もちろん勤務中なので局には秘密。ある日タオルの詰め合わせがとどき、局員はタオルを一枚ずつひろげて検分する。査定のためといっているが、実はたまに現金がはいっていることもあるので、局員は隙あらばかすめとろうとしている。中年もそのたくらみに気づいているので、ふたりしてタオルの柄についてあれやこれやいっているけれども、たがいに牽制しあって空気がピリピリしている。ただ、終盤にさしかかると、今回は現金は入っていないらしいとわかってくる。最後に箱の底を確認するころには、緊張もとけて、それまでのタオル談議の無意味さ加減に、ふたりの口から自然と笑いがこぼれてくる。キャラクターのそれとして演じられた笑いと、演者自身の笑いがないまぜになっていて、よいコントだった。

わたし「それでほんとはなにしらべてんの」
モモ女「モモの年齢が『八歳にも十二歳にもみえる』ってかいてあったから、ほんとはなん歳なのか気になって」
「たしかにそのちがいはおおきい気もする」
「『十歳ぐらい』ってかいてあるページがあった」
「それは適当にあいだをとってるだろ!おもしろいところが全然わかってないダメなブログだ!」

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わたし「なんで『モモ』を検索してんの」
『モモ』途中女子「いや、ちょっと気になったから」
「結末がしりたいときは『ネタバレ』ってかいてあるやつをみればいいんだよ」
「みないよ!それは絶対にいや」
「結末さえわかればもうのこりよまなくていいじゃん。時間が節約できる」
「それは時間どろぼうのえじきになってるだろ!」

わたし「担任の先生がChatGPTだったら」
こども「わたしはAIなので、加減をしりません」
「学級崩壊しちゃうよ~」
「学級崩壊を理解しました。今後も学級崩壊したいときはおきがるにどうぞ」
「最悪の最終回や~」

妻がいきなり「你在北大拔過釘吧?」ときいてきた(ようにきこえた)ので、わたしのしらない風習でもあるのか(しかも“吧”できくのか)とおもったが、案の定「滑過冰」をききちがえていたのだった。

こども「ダーウィンってよくきてるよね」
そうね、毎週きてるね。

こども「チョコミントアイスのチョコが服についた」
わたし「そういうことあるとテンションさがるよね。もうチョコミン党やめる? 脱退する?」
「チョコミントは絶対につづける」
「つづけるとかそういうもんじゃないだろ。たべたいときにたべればいいじゃん」
「チョコミントは運命だから」
「せおいすぎだよ」
「チョコミントには運命的なものを感じました」
すきにしなはれ……

妻「你睡得好嗎?」
こども「ぐっすりねた」
妻「ぐっすり是什麼?」
わたし「ぐっすりは good sleep なんですよ」
こども「それはウソなんだよ。英語がはいってくるよりまえの辞典にぐっすりがのってるんだよ」
わたし「いや、日本語のぐっすりから英語の good sleep ができた可能性はあるじゃん」
こども「ウソだとおもう」
わたし「なんで」
こども「ウソのかおしてる」
ああウソのかおしてるさ!

「おかあさんといっしょ」の「ファンターネ!」のキャラクターを「けだもの」とよばわり「けだものはむしろ人間にしかつかわないんだよ!」とつっこまれつづけてはや幾月。
わたし「もう7時50分なのにけだものでてきてないじゃん」
こども「たしかに。なんでだろう。……あ~けだものにつっこんでなかった~」
マジメか!

妻「你明天是不是還要帶雨靴子?」
こども「不帶」
「不是又要去河邊嗎?没了嗎?」
「不是“没了”!もし火曜日にいけなかったらあしたいくことになってたってことなんだよ!」
語気助詞“了”の用法をつかんでますな~

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