Stollenはシュトーレンではなくシュトレン問題、メクレンブルクではなくメークレンブルクといっている人だけが石を投げなさい、というのはそのとおりかも。ハプスブルクではなくハープスブルク、ゲシュタポではなくゲスターポ、とか。
そういえば、伸ばす伸ばさないとは別の話だけど、演劇をやっているひとは近年Piscatorをピスカートア、Dramaturgieをドラマトゥルギーと書く。ピスカートルとかドラマツルギーはもう廃れてしまったみたい。なんかこう、日本に入ってきたときの演劇人たちの熱気みたいなものが脱色されたような気も少しする。

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いろいろあったので、今年のシュトレン作りはまだこれから。

因みに、ツイッターでいつまでも繰り返されてるStollenだからoは短母音という話については、内心、シュトーレンとして日本語に定着したのならそれでいいんじゃないと気楽に構えてる。「ミシンじゃなくてマシンです!」とこだわってる人がいたらちょっと滑稽だし、メークレンブルクをメクレンブルクとは決して書かない人だけが石を投げなさいという感じ。

原音に忠実というスタンスをとことん貫こうとしたら(それ自体原理的にムリがあるわけだけど)、Berlinの表記もムズカシイ。自分にはベァリーンぐらいに聞こえるけど(小さいアのところは小さいルがあればそれでもいいかなという感じ)、そう書いたらたぶん何のこと?となってしまう。

辞書でも、Mecklenburgの最初のeは例外的に長音という発音記号を掲げながら、訳語のところに「メクレンブルク」と書いてあったりするし、ドイツの公式のパンフレットのようなものでもそうなってるのを見たことがあるような。ハープスブルクは、辞書ではわりと見るかなという感じ。ObstのOを伸ばすのと同じような感覚かな。Gestapoは、Stasiがシュターズィーで、Volkspolizeiがフォーポーで、Gestaltがゲシュタルトなら、「ゲシュタ(-)ポ」ぐらいになりそうな気がするので、「ゲスターポ」のように発音するのはそれ自体がちょっと意外というか、「ゲシュタポ」表記になれてるせいもあるのか、どこかしっくりこないところがある。
gesternだと最初にアクセントがあるけど、-sta-のところにアクセントを置いてて「シュ」とならない感覚が自分のなかではムズカシイ。 [参照]

Staatspolizeiだけなら、略してStapoで、おそらくシュターポーと読むと思うけど、Geheime StaatspolizeiがGestapoとなったときに、Ges-ta-poのようになるところが面白いところかな。略語にすると音が変わってきたり、ちょっとした組み合わせで変化したりすることはあるわけで。

ベルリンだと、ポツダム広場とウンター・デン・リンデンにあるStaatsbibliothekは、みんな略してシュタービーと言ってるので、最初はなんかシュターズィーみたいと思ったり。そのOPACはStaBiKatと言うんだけど、あれはどう発音するか知らない。

ごっごめんなさいアテクシ、個人レヴェルでは Berlin は「ベルリーン」と書き、M=P州は心の中では略して「メクポー/メクポ Meck-Po〔どこかでこの略し方見た〕」と読んでますw

@freie_composition
いえいえ、シャリ先生には釈迦に説法のようなことで恐縮です。rの母音化ってムズカシイですよね。Berlinのrは[r]の音が残っていますし、「ベルリーン」は、通用する範囲のなかでは一番標準的な表記かなという気がします。もっと慣用に従うと割り切れば「ベルリン」でしょうか。
よく言うlernenとwerdenだと、lernenは[r]の音が残っていて、werdenのrはもっと母音化してると思うのですが、さらに、[r]の音が残っていても、「ベルリーン」と「ベアリーン」では後者の方が近いかなという感覚が個人的にはあります。どうでしょうか?「メルケル」と「メアケル」も悩ましい気がします。
"Meck-Pomm oder Meck-Vorp - Welche ist die beste Abkürzung? "と問うているサイトがありました。
katapult-mv.de/artikel/welche-
さらに、Meck-Poもあるんですね。

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