【アイアン・クロー】
長男(正確には本当の長男は幼児の頃に死んでるんで次男)以外、全員死亡。
こんな長男力嫌過ぎる。
元になった実話では、更にもう1人死んでます。
まさか、キン肉マンのテリーマンの義足の元ネタ、こんな洒落にならん話なのか??
なんか、「冒険者ランキング1位」とか「魔法学校の成績1位」とかになった奴は、もれなく死ぬ呪いが待ってます、そして、かつての友が次々と死んでくのを見ながら何も出来ない万年2位……なんて洒落にならん「なろう系」の悪意有るパロにも翻案出来そう……。

映画評 【オーメン:ザ・ファースト】 

アンチ・キリストの母になるのが誰なのか、途中で気付かないのは余程の間抜けだけだと思うが、まぁ、本人がその事を知るまでの過程を楽しむ話では有る。
で、その過程だけど……「面白いと思う閾値は低いけど、傑作と思う閾値は高い」ワイからすると……ワイは楽しめたが、万人にオススメ出来る映画かはビミョ〜。
とりあえず、「バチカンの急進派が『悪魔が出現すれば人々は逆に神への信仰を取り戻す筈』という狂ったロジックで反キリストを生み出し、それに対抗出来る最後の希望は悪魔より生まれながらシスターフッドで結び付いた女性だけの3人家族」って事でOK??
おい、まさか、あの評判が悪い「オーメン/最後の闘争」の救世主の母親って、ダミアンの双子の妹の子供なのか??

芸術映画とエンタメ映画はどう違うのか??
きっぱり2つに分けられるのか??
2種類の映画の脚本などの違いは??
などについての話。
youtube.com/watch?v=xsqAZdow2G


「貴公子」
フィリピン人の母と韓国人の父を持つ青年マルコの元にやって来た韓国の弁護士。
実は財閥の総帥だったマルコの父親が死にかけていて会いたがっているらしいのだが……。
一方、韓国に居る腹違いの兄は……やはりと言うべきか韓国映画名物「人を平気で殺すクソ野郎の金持ち」。
だが、何故か、マルコに纏わり付く超強いが何か変な「貴公子」ならぬ「奇行子」と言いたくなるような謎のイケメン男。果たして彼は敵か味方か??
マルコが韓国に呼ばれた理由は、韓国の犯罪映画のファンなら途中で予想が付くものだが、そこから更にどんでん返しが……。
まぁ、主人公と若干名を除いた主要登場人物が、もう、清々しいまでに人間のクズばかり。


「ヤジと民主主義」
すげ〜な。
日本を戦争出来る国にしたい自民党所属の総理大臣を警固してる警察が、とんだ平和ボケ。
安倍晋三へのヤジで警察に排除された人達こそ、自民党所属の総理大臣を無能な警察の猛威から守ってくれたんじゃね〜のか??
いや、札幌の安倍晋三へのヤジ排除の警察のやり方が何の問題も有りませんでした、なんて事になった場合こそ、複数人で政治家、特に自民や維新の政治家を選挙演説の際に殺そうとしてる奴にとっては、作戦の幅がグッと広がってくれるよ、マジで。


「ビヨンド・ユートピア 脱北」
箸にも棒にもかかんない作品とまでは言えないが、たった1箇所だけの北朝鮮の金王朝に関して話を単純化し過ぎてるように思える説明が有った事に気付いたせいで、ひょっとして、俺が気付いてないだけで、実は、この映画、嘘とまでは言えないが話を単純化してる箇所が他にも有るんじゃねえか、という疑念を抱かざるを得なかった。
ドキュメンタリー作品で、それこそ、公開される国・地域の95%ぐらいの人が文句ない正論と思うであろう主張をする場合こそ、当り前だと思ってる事さえ、ちゃんと裏取りして作んないとアカンのじゃなかろ〜か??


「ポトフ 美食家と料理人」
どう見ても、料理を暗喩として描かれた恋愛映画。
自分で「人生の秋を迎えた」と言っている美食家が、文字通り、長年の「女房役」だった料理人に対する態度が、初めて恋というものを知った少年のような初々しく、そして、ある種の緊張感に満ちたもの。
そして、料理人が亡くなってしまった後、料理人が見出した若い才能を、まるで愛する者との間に出来た我が子を育てるように、育てていく。


「デストラップ/狼狩り」
グロが苦手な人には絶対にオススメ不可能。
ただし、そうでない人が観る場合には、事前情報を一切知らない状態で観るのがオススメ。
何なら、この映画の公式サイトも観ない方がいい。


「ザ・エクスチェンジ」
出来がいい分、現在進行中のある国際紛争が「歴史」となるまでは、ひょっとしたら無いのかも知れないプロパガンダ臭さを感じざるを得ない。


「RHEINGOLD」
おい、何だよ、この「実話を元にしてます」って。
いくら何でも無茶苦茶過ぎだろ。
ホンマに実話なら、主人公が起こした金塊強奪事件で、刑務所送りにされるべきは、主人公じゃなくて、主人公に散々「これをやると俺達捕まるから、やるんじゃねえぞ」と言われた事をやっちまった阿呆と、主人公一味を偽警官と見抜けなかったマヌケ警官どもじゃねえの、これ????
あの警官達、マヌケもここまで来ると犯罪だよ。


「ビニールハウス」
え??
これが、韓国の大学の映画学部の卒業製作??
あははは……御冗談を……。
いや、それにしても、何という凄まじいラストだ。
俺だったら、主人公が同情の余地のない奴でもない限り、こんなラストには出来んわ。


「ダーウィンの呪い」千葉聡(講談社現代新書)
まだ、読んでる途中だが、ある章で「進化論を巡る2つの学派を統計学により統合した天才」として描かれてる人物が、次の章では、その人物のとんだ暗黒面が明らかになり、そして、更に次の章では……おい、まさか、この書名そのものに、そんな意味が有ったのかよッ!!??

ネトウヨ系のオタクがイーロン焼鳥丼で「過剰なポリコレ配慮」とか批判してる映画が、ロッテントマトだと批評家(新しいものを好む)受はイマイチ、一般客(定番を好む)受は80%〜90%だとするなら、アメリカの一般客にとって「過剰なポリコレ配慮」こそ、もう既に「有っても気にならない」「良い悪いは別にして当り前のモノ」と化しつつ有るんじゃないのか??


【成功したオタク】
韓国の大学生オ・セヨンは、かつて「成功したオタク」だった。
7年間……21歳の彼女にとっては人生の三分の一……をアイドルの「推し活」に捧げ、バラエティ番組で推しのアイドルと共演し……。
しかし、ある時、またたく間に全ては逆転する。
「推し」が性犯罪容疑で逮捕・起訴されてしまったのだ。

果たして、ファンは被害者なのか共犯者なのか?
かつての「推し」に対して、どんな感情を抱くべきか?
こんな目に遭ったファンは、再び誰かを「推す」事が出来るのか?
ファン仲間の元を巡る答の無い問いの答を探す旅が始まった。

他のジャンルのオタであっても、この答の無い問いに向き合わねばならない確率は、果たして0と言えるのか?


「ゴーストバスターズ:フローズン・サマー」
百合映画でした。
マジで。


「薄氷の告発」
性暴力を告発した方が酷い目に遭うと言う酷い話。
そして、冒頭のシーンの本当の意味が判った時、主人公サイドが「敵失以外での勝目は無し」という絶望的な状況である事が明らかになり……。


「私ときどきレッサーパンダ」
よりにもよって公開時期がコロナ禍の最中だったせいでDisney+配信のみになった作品3本が改めて劇場公開される事になった内の1つ。
たしかに、これは劇場で観るのが正解。あの時期はMARVELなどの傘下も含めたディズニー作品は「作り手は明らかに劇場公開を意図してるのに、会社側は配信オンリーを選択」なんてのが結構有った訳で……。
まぁ、劇場で観る価値は有るが、たった2年前の作品なのに、もうキャラ設定なんかはイマイチ古臭く感じてしまうのが欠点か。


「ゴールド・ボーイ」
何を言ってもネタバレになる、話が二転三転するミステリー。
あの子役、無茶苦茶すげ〜わ。


「デューン 砂の惑星 PART2」
映像はクソすごいので、IMAXやドルビー・シネマなどの超高画質の劇場で観るのがオススメ。
ただし……ストーリーは……超大河SFの序章で終ってるよ〜な感じ。

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