BT
国末憲人氏が今年から移った(一種の「天上がり」?)東大先端研については、先日も書きましたが、なんかあの研究所(とくに池内恵氏のラボ「ROLLS」)、いわゆる普通の「保守」とかいうのを越えて、「極まっている」感じがします。
(国末氏は、小泉悠氏などと同様、池内氏のラボ所属みたいです)。
今、先端研のROLLSのページを見たら、6月にやるイベントで「王子殿下」と敬称がついている外国の人の講演が予定されているみたいなのですが、その人、いま現在その肩書きの地位にないようなのですよね・・・。
どうも、エジプトの王様の孫として生まれ、革命で王制はなくなって、いまは王子を「自称」している人らしいです。(「竹田」さんみたいな?)
大学の研究機関がそんな自称に合わせた呼び方をしてあげているの、ちょっとびっくりです。
朝日新聞GLOBE+アカウントの「王室」推しとあいまって、おどろくほどの復古ぶりにめまいがします。
こういう復古ぶりとあの人生相談の「冷笑」が合わさっているのが今の朝日なのだなぁと思わされます・・・。 [参照]
池内恵さんのROLESイベント登場の王子、肩書から王子を消したようだ。
先の私の投稿のとの関係は不明。ただヒューム的に云うと時間の隣接関係はある。
現在は、「投資家」という肩書らしい。それは「いかにも」。
ナセル達自由将校団の革命の際、旧王室は、個人財産をほぼすべて携帯することを許され、王としての儀礼を以てアレクサドアから送り出されたこらだ。
この億万の富を元にグローバル投資家として活躍なさっているらしい。
それしても、ムハンドアリー朝の末裔やら、KCIAの創設者の一人やら、はては現行のネタニヤフの右腕やら、一体どういう伝手で読んでくるのやら?
アレクサンドリア(正)