世界中の大学で、大学と自国政府に対して、イスラエルへの姿勢を正すようにうったえかける行動がおこなわれています。

日本の大学も、イスラエルとの関係が深いところもあるので、ちゃんと問題にするべきだと思います。

東大先端研の池内恵氏のラボ(ROLES)などは、ネタニヤフ政権中枢に近い人を呼んで講演会をしたりしています。

・特別講演会「アブラハム合意後の中東」(2023年7月10日)
roles-event20230710.peatix.com

このマーク・レゲブ上級外交顧問は、講演時はイスラエルの私大の研究所所属で、”元”上級外交顧問の表記になっていますが、昨年10月のハマスの「攻撃」以降、また上級外交顧問に戻りました。ネタニヤフ政権のスポークスマンみたいです。

この↓ニュースの人です。

・「イスラエル高官“軍事作戦行う上で 住民の犠牲避けられない”」
www3.nhk.or.jp/news/html/20231

また、池内氏らは、こうした単発のものだけでなく、定期的にイスラエル大使館後援のイベントを多数開催しています。

・イスラエル・ウィーク(2021年)
roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/news

・イスラエル月間(2022年)
roles.rcast.u-tokyo.ac.jp/news

東大先端研って、基本的に玉井克哉氏などの「経済安保」推進派が集まっているところなんですよね。

ふつうに考えたら、元KCIAの人を講演会で呼ぶなんて、なぜ?と首をかしげてしまいます。
(韓国映画では悪役の定番ですし、実際にいろんなことに関わっているのだと思います。そういう人を「功労者」として呼んでくるというのは、もう単なる「右派」を越えている感じがしますよね)。

さきほどの投稿でもふれた4/25の院内集会で、海渡雄一弁護士が
「セキュリティクリアランスでは、個人を身辺調査し、膨大な個人情報を内閣総理大臣のもとに集めるという仕組みになっている。総理は忙しいのに、それ自体では理解不能。これは、内閣総理大臣のもとに情報機関をつくるということが考えられる。”JCIA”(日本版CIA)をつくるつもりなんじゃないか」という指摘をしていました。
youtube.com/watch?t=2376&v=MXm

もしかして、KCIAを参考にするつもりもあるのだろうか?と考えてしまいます。杞憂だったらいいのですが。


QT: fedibird.com/@yoshiomiyake/112
[参照]

三宅 芳夫  
  この東大先端研の池内恵氏のラボは、代表池内恵、副代表小泉悠という「禍々しさ」である。  このネタニヤフ政権の上級外交顧問マーク・レゲブも凄いが、このラボはKCIAの創設者の一人を招いて講演会を開いている。  しかし、KCIAの創設者、現在90歳前後の人を、どういう伝手で「招いている」のか...
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国末憲人氏が今年から移った(一種の「天上がり」?)東大先端研については、先日も書きましたが、なんかあの研究所(とくに池内恵氏のラボ「ROLLS」)、いわゆる普通の「保守」とかいうのを越えて、「極まっている」感じがします。

(国末氏は、小泉悠氏などと同様、池内氏のラボ所属みたいです)。

今、先端研のROLLSのページを見たら、6月にやるイベントで「王子殿下」と敬称がついている外国の人の講演が予定されているみたいなのですが、その人、いま現在その肩書きの地位にないようなのですよね・・・。

どうも、エジプトの王様の孫として生まれ、革命で王制はなくなって、いまは王子を「自称」している人らしいです。(「竹田」さんみたいな?)

大学の研究機関がそんな自称に合わせた呼び方をしてあげているの、ちょっとびっくりです。

朝日新聞GLOBE+アカウントの「王室」推しとあいまって、おどろくほどの復古ぶりにめまいがします。

こういう復古ぶりとあの人生相談の「冷笑」が合わさっているのが今の朝日なのだなぁと思わされます・・・。 [参照]

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