昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は最初2人でした。昨日のことがあったので、海外のかたが足を止めて、何も言わずにじっと見ていると、様子見になることが何度もありました。
前回、レベッカさんが暗いと表情が見えないからわからないけど、と前置きしながら、フリーパレスタインの人ならサムズアップしたりするけど、シオニストは黙って写真を撮っている、と分析してて、なるほどって思ったんですが、そのパターンに当てはまる人が結構いて。
どっちなんだろう、と思いながら「こんばんはー」と挨拶しても無言、フリーパレスタインと声をかけても無言、でも立ち去るときに笑顔でありがとうと言う人もいたかと思うと、そのままこちらを一瞥もせず立ち去る人もいて、なかなか難しい。単に、意見に同意しない場合もあるからなー。
しばらくすると岡崎さんが楽しそうにやって来て、3人になりました。昨日は岡崎さんが、最後の最後、コールをしました。
終わってから、タノさんが急いで自転車でやって来て、間に合わなかったと悔しそうにしていました。
帰り際に岡崎さんから車椅子ユーザーの上関さんについて、お話を聞きました。
ました。何度か同じことを言うと、近くにいた別の外国人観光客がシオニスト男性を引っ張り、女性と2人で遠ざかりさ始めました。
動画撮らなきゃ、と思ったけど、なかなか上手く操作できなくて、後ろ姿しか撮影できませんでした。
今すぐに立ち去らないと警察に電話する、というのを英語で印刷しておこうと思いましたね。
壊れてしまったかに思えた猫型ライトは修理によって再び点灯しました。よかった。
レベッカさんによると男性はイスラエルの兵士で、立ち去るときに「エンジョイ・ユア・デス」みたいなことを口走っていたそうです。
シオニストがカップルの場合、男性がイキる傾向にあるのかも。まだ昨日を含めて3例だけなので、もうちょい観察は必要ですが。
レベッカさんを含め、他の人もびっくりするほど動揺なく落ち着いていまきた。みんな、ずいぶん経験値が上がってるなと思ったりしました。
で、シオニストたちが消えた直後に、ステッカーをプレゼントした観光客が戻ってきて、一緒に写真を撮ってくれました。悪いこともあれば良いこともありますね。
その後は大きなイベントについての会議が行われたりしました。 [添付: 6 枚の画像]
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日はプラカードを並べている時から外国人観光客が足を止めてくださり、メッセージを書いてくれたり、写真を撮ってくれたりしました。ステッカーを渡すと日本語で「ありがとう」と言ってくれたりして、好スタートでした。
が、直後にシオニストがやってきました。男女のカップルで、ジェノサイドの意味を質問してくるお決まりのパターンでした。英語わからないんですよ、と返して場を離れたんですが、ついてくる。ホステージという単語はききとれたので、人質パターンかと思いながら視線を外したりするけれど、立ち去らない。
レベッカさんがぼくの名前を呼んで、相手にしないほうがいいですと話してから、柿を配ってくれた。レベッカさんは渋柿を採って、毎年干し柿にしているのだという。みんなで柿について盛り上がっている間もシオニストたちは大きな声でわめいていて、興奮した男性は何ごとかを大声で叫びながら、プラカードごと猫型のライトを蹴りつけました。
プラカードは飛び散り、猫型ライトは灯りが消えていました。
その状態でも男性はまだ叫んでいました。女性のほうは、さすがにマズいと思ったのか、男性を制するようにつかんでいました。
一定の距離を保ちつつ、ぼくは前に出て、「ボリス、コール」と言いながらスマホを示し
即興で始まった歌とコール。打ち合わせなしで突発的に始まるのは何度も見ているんですが、毎回感動してしまう。よくこんなことできるよね。バラバラなはずなのに、相互に働きかけている。
https://www.instagram.com/reel/DBTSoOSvLJY/?igsh=MWtvMndleTFvb3B1dw==
アイ・アム・ノット・アフレイド
8月6日に感じたんですが、全国各地で、歌っている歌が、それぞれ違うみたいですね。東京では新しい曲を、名古屋ではラップ、広島では古いゴスペルやプロテストソングが歌われているっぽいです。
https://www.instagram.com/reel/DBTOY5Kvb_p/?igsh=MWRwc2U2dzM4eWN5ZA==
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は、音楽と歌声の日でした。
レベッカさんの歌声。
声は力だなとレベッカさんを見てると思う。
https://www.instagram.com/reel/DBTN5rPvwFv/?igsh=MXU5cW1tZmk3cjA4Yg==
昨日はセーラーかんな子さんの動画(https://www.youtube.com/watch?v=iKHPUMZ-17I)について話していると、急に「吉美さん」と声をかけられました。見るとそこには、佐藤優さんがいて、ちょっと驚きました。広島にいるとは思わなくて、おおってなりましたね。凛花さんから佐藤さんと紙芝居をやった話をうかがっていたので、その話をしました。日記にも書いてなかったので、たぶん、相当忙しいんだろうなと。
その後、Jakcyさんが仕事が早く終わったので、と参加してくれました。Jakcyさんは、この動画で歌っているかたです(https://www.instagram.com/reel/DBBjCEVvmTd/?igsh=NDNrOGk4c2FwMWU5)
ゆっくりお話するのは初めてだったんですが、Jakcyさんは以前からこの虐殺について知り合いと話していたこと、それでも話すだけでスタンディングには参加してなかったと話し、立つことに決めたのは若いちーちゃん(動画でギターを弾いてる人)がスタンディングをしていたからだ、と教えてくれました。飲み仲間のちーちゃんが立っているんだから、自分も立たないと、と少し照れたように話してくれて、かっこよかったです。 [添付: 6 枚の画像]
今、『STATEMENT FOR GAZA Kindle版』収録の、東京ニトロ「EMPIRE! EMPIRE!」を読んでる。やばいくらい良いので、みんな読んで欲しい。パレスチナ解放運動に関わっているみんなに読んで欲しい。頭を下げて、お願いしたいくらいだ。それくらい良い。
ちなみに東京ニトロさん、ビジルに来たことがあります。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は歌の日でした。
〈歌を歌うことは、反抗する者、傍観者、ストを実行する労働者の恐怖心を和らげる効果もある。彼らは、自分たちが攻撃の対象になるのてはないか、報復を受けるのではないかという恐怖心を抱いているのである。
エリカ・チェノウェス著・小林綾子訳『市民的抵抗 非暴力が社会を変える』より〉
レベッカさんの歌声は、引用したような効果を発揮していると思います。
テレビ取材が来たときには、レベッカさんの歌も撮影して欲しいなと思う。この間、レベッカさんにテレビの前で歌うのって嫌ですか、と質問したら、「恥ずかしいです」とおっしゃっていましたが、嫌ではないとのことでした。次にメディアの取材があったら、そういう形でのアピールをすることで、特に〈傍観者〉に対して、自分たちが何もしないことを責められている、という恐怖心を和らげるのだはないかなと思ったりしています。実現したいな。
歌っていると、日本人の女性がしばらく近くに立ってくださっていました。すると、ゆたかさん(停戦まで立ちましょうと言ってくださったかた)が声をかけて、お話をしてくれました。後で聞いてみると、8月に息子さんがスタンディングに参加されていて、
内容はかなり良くて、まずニュースの使い方が上手くて、断片的なのにきちんと社会的な状況が伝わってくる。しかも伝わってくる状況が相当エグくて、一気に引きこまれました。
あとぼくはフミに一発でヤラれてしまいました。セリフも声もぴかぴかに輝いていて、そりゃコウも目で追っちゃうよね、などと思いました。説明ではなく、映像で心情を表現するのが巧みで、だからこそぼくの心も、がしっと掴まれてしまうんですよね。
コウの心の動きに比べると、ユウタの成長はゆっくりと丁寧な映像の積み重ねで表現されていて、そこの違いも良かった。
ストーリーは幼馴染の二人、コウとユウタのそれぞれの成長を描いているもの、というとざっくりしすぎだけど、幼馴染の二人のバックボーンはまるで違っていて、特に警察に身元を聞かれる時に、その違いが顕になって、二人の胸にも、ぼくの胸にも食いこんできます。
ああ、長くなりすぎているのでここまでにしますが、ぼくはコウがお母さんに「もう頭下げなくていいよ」といったところが好きすぎて、泣いてしまいました。あと、ラスト前の空気感、光の加減が一瞬まぶしくなってから暗くなるところ、あそこも好きすぎて、やばかったです。
昨日は色々とあった日でした。
日曜日のバザーで、錫製のロバのブローチに一目惚れして購入しました。ものすごく気に入ってて、見れば見るほどいいなと思っていて、さよっこさんが「これ絶対、値段もっとしますよね。字もひとつひとつ入れられてるし」とおっしゃってて、どんなかたが作られたのかなと思っていたんですよ。
で、昨日、以前ぼくの『スタンディング日記』は県外で買う方法はありますかと問い合わせをくださったかたから、SNSの申請をいただいて、嬉しいなと思いながらお友だちになったんだすが、なんと、そのかたがブローチの製作者さんだったんですよ!!!
びっくりしました。
あまりに嬉しかったので、スタンディングのときに岡崎さんとじゅんさんにプチ自慢してしまいました。じゅんさんは「猫のブローチが欲しかったけど、すぐ売れちゃった……」とおっしゃっていました。その気持ちはすごくわかる。猫もかわいかったもんなー。
通販とかはないんでしょうか(聞いてみる)
あと、昨日は映画『HAPPYEND』を観てきました。
ビジルでついつい話しこんでしまって、少し慌てて映画館に行ったら、ぎりぎり最終回に間に合いました。
こんなふうに表明することはなくても、毎日こういう感覚を覚えているひとはきっとたくさんいるだろうとも思っています。
https://www.instagram.com/p/DBI9SEzuJoa/
短いけどいろいろつまった記事。
ハン・ガンさんは一貫したところがあるひとなのだな、と感銘を受けました。
https://mainichi.jp/articles/20241011/k00/00m/030/118000c
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は開始早々、素敵なメッセージをかわいい女の子が描いてくれたり、シンガポールからの観光客が冷たいお茶を差し入れしてくださったりしました。
日々、悲惨なことが起きています。でも、この場に来ると、人間に絶望しなくてもいい、と感じます。諦める理由を数えるより、やることを探そう、パレスチナについて語り続けようと思えます。
ある人に、毎日、時間がない時は近くの場所で5分だけでもスタンディングすればいいと言われて、それはいいなと思いました。自分でいつも「5分だけでもジョインしてください」といっててアレですが、離れた場所でもジョインできるんだなと思ったというか。
1日に5分だけなら、参加のハードルも下がるし、ありですね。
1年が区切りだったように、報道そのものが減っている気がします。しかし、1年経っても何も終わってませんし、むしろ酷くなる一方です。
これだけは確実なことですが、ぼくらが何も言わなくなったら、なかったことにされます。 [添付: 5 枚の画像]
ガザ北部では、イスラエル軍が数十万人の人々を包囲して閉じ込め、飢餓に追い込もうとしている。そのガザ北部ではAIで自動化された殺人ドローンが飛び回り、人々の移動を妨げている。屋外で遊んでいた子ども5人がドローンに殺された。
AIで自動化された殺人ドローンを使っているのはイスラエル軍だけではない。ロシア軍はウクライナの戦場で使っており、ウクライナ軍も同様のドローンを開発済みという。
https://forbesjapan.com/articles/detail/74331
「人を殺すAI兵器」は崩し的に実戦に投入されている。
またイスラエルの攻撃目標設定AIは1割の「エラー」を許容するという。大勢の人々が理由もなく死に追いやられている。
https://mainichi.jp/articles/20241012/k00/00m/030/101000c
AIテクノロジーが、人の命を軽いものにした。私たちは、このような未来を望んでいたのだろうか。
作家。第2回かぐやSFコンテスト大賞受賞。中訳版が〈科幻世界〉に掲載されました。SFアンソロ『新月/朧義果樹園の軌跡』に「盗まれた七五」が収録されました。メールアドレス:shun.yoshimi728@gmail.co