昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は歌の日でした。
〈歌を歌うことは、反抗する者、傍観者、ストを実行する労働者の恐怖心を和らげる効果もある。彼らは、自分たちが攻撃の対象になるのてはないか、報復を受けるのではないかという恐怖心を抱いているのである。
エリカ・チェノウェス著・小林綾子訳『市民的抵抗 非暴力が社会を変える』より〉
レベッカさんの歌声は、引用したような効果を発揮していると思います。
テレビ取材が来たときには、レベッカさんの歌も撮影して欲しいなと思う。この間、レベッカさんにテレビの前で歌うのって嫌ですか、と質問したら、「恥ずかしいです」とおっしゃっていましたが、嫌ではないとのことでした。次にメディアの取材があったら、そういう形でのアピールをすることで、特に〈傍観者〉に対して、自分たちが何もしないことを責められている、という恐怖心を和らげるのだはないかなと思ったりしています。実現したいな。
歌っていると、日本人の女性がしばらく近くに立ってくださっていました。すると、ゆたかさん(停戦まで立ちましょうと言ってくださったかた)が声をかけて、お話をしてくれました。後で聞いてみると、8月に息子さんがスタンディングに参加されていて、
それで母親の自分でも見たくなって来たんだと話してくれたそうです。そういうのって、ありがたいですよね。嬉しかったです。