昨日は本が2冊届きました。
『テーマアンソロジー STATEMENT FOR GAZA』は原爆ドーム前に来てくださったこともある、東京ニトロさんの作品がとてもよくて。その感想を書いたら、スタンディング仲間のじゅんさんが、読んでみたいと言ったんですね。ただ、ぼくが読んだの電子書籍だったんです。だからそう伝えたら、「紙で読みたい」という。そう言われるとぼくも紙で欲しくなって、ご厚意に甘える形で手に入れました。
これで、本読みデモにも持っていける、というのが嬉しい。
2冊目の『パレスチナについて考えた日の日記』は著者献本でいただいたのですが、これはめちゃくちゃ良いです。色んな人が書いた日記が日付順で並んでいるのですが、序盤を読んだだけで、様々な場所、様々な人、様々な声が並んでいて、引き込まれます。強くオススメします。
「サイレントフォールアウト」は素晴らしいドキュメンタリーだと、以前から田中さんからお聞きしていて、見たいなと思っていました。当日は伊藤英明監督によるお話も聞けるそうです。
12月8日(日曜日)、13時半開場、14時から上映です。場所は、中央公民館3階大集会室3にて。
無料です。
主催の〈原発・放射線リスク研究会〉という名称だと「政治的」だという理由で断られた会場もあり、中央公民館は許可してくれたそうです。
マッセさんによると、原発がついていらと「政治的」だと判断されるそうです。
そういう身近なところから、表現の自由への干渉はすでに始まっていて、気づかないうちに浸透してしまうのかも、と思いました。
そういう干渉には抗っていかないとヤバいな、とも。
〈日本は唯一の被爆国ではなかった。アメリカ政府によって大陸に落とされた101個の原子爆弾。核実験によってアメリカ大陸は強く放射能汚染。しかし、アメリカ政府は、このことを国民に隠した。「このままでは我が子が放射能で殺される」ーー立ち上がったのは、母親たちだった〉
サイレントフォールアウトのフライヤーより引用。
「サイレントフォールアウト」、最終的な目標はアメリカでの上映活動だそうです。
お時間のあるかたは、ぜひ!
12月4日、原爆ドームの前でスタンディングをしました。
3日に終わってから、じゅんさんは福岡からの参加者さんと一緒に食事したと聞いて、素晴らしいなと思いました。初対面の人とすぐに仲良くなれるのは、ぼくにはできないので、本当にすごいなと。
じゅんさんのようにはなれないけど、少しでも真似できるところは真似したいと思う。
昨日は5人で立っていると、マッセさんが「サイレントフォールアウト」の無料上映会のフライヤーを持ってしばらく一緒に立ってくれました。マッセさん、ご家庭の事情であまり参加できないのですが、「吉美さん1人だったら立とうと思って」くれていたそうです。優しい。ありがたい。千里さんからも吉美さん1人だったらと想像したら来なくてはと思った、という話をしていただいてて、みなさん優しいなと思う。ありがたいです。
こういう関係は、大事にしていきたいです。
12月3日、原爆ドームの前でスタンディングしてきました。
昨日は開始早々、チリからの観光客が声をかけてくださいました。メッセージをお願いすると、快く書いてくれました。友人はパレスチナ人なんだ、と日本語で教えてくれました。
じゅんさんと一緒に設置していると、福岡から来た女性がジョインしてくれました。吉美のThreads を見てくださっていたとのこと。旧ツイッターやインスタグラムはチェックしていたのですが、Threads はあまり見てなかったので、今度からはちゃんと見なきゃ、と思いました。
ちょうど今度福岡で「占領の囚人たち」のイベントがあり、レベッカさんがスピーカーとして参加するので、オススメしました。
他界された夫さんの話や、映画のロケ地に行きたくてシリアに行った話などを聞かせてくださいました。あと、猫を飼っているとのことで、原爆ドームに出入りしている猫の話などもしました。
チリの観光客が戻ってきて写真を撮ってくれたり、沖縄からの旅行者が足を止めてくれたりしました。
沖縄のかたは社会運動をやっている人で、もう8年続けていると話してくださいました。
昨日は人通りもけっこうあって、フライヤーを受け取ってくださる人も多かったです。
終了間際にインドネシアからの観光客が話しかけてくださいました。3人のご家族で、娘さんはパレスチナのことをテーマにアートワークをしているとのこと。作品を寄付したいとのことでしたので、ビジルのアカウントを紹介しました。
立っていると、何かありますね、良くも悪くも。
帰り道、千里さんと歩きながら色々と話しました。説得するのが難しい人にどう対処するか、という話から『市民的抵抗』の話になりました。
例えばパレスチナの話に対して、どう反応するかは4つのパターンに分類されます。
〈積極的反対者〉
〈消極的反対者〉
〈消極的賛同者〉
〈積極的賛同者〉
このうち、〈積極的反対者〉が〈積極的賛同者〉になることは、あまりありません。ですが、〈積極的反対者〉が〈消極的反対者〉になることは、もしかしたら可能かもしれない。そうできれば成功で、スモールステップを目指すのが大切なんだ、という話。
この話、土曜日にもしていて、これを話したらさるじゅんさんが「怒鳴っていたシオニストが、黙って撮影するシオニストになる、みたいなことですね」と的確に把握してて、面白かったです。
12月2日、原爆ドーム前でスタンディングをしました。
昨日は4人で、すでに気心の知れた相手だったので、話しながら立ちました。
以前、岡崎さんに中央郵便局の前でスタンディングすると色んな人に見てもらえますと教えていただいてたんですね。ビジルでの活動も金曜日と土曜日だけになったので、やってみたいですとお伝えしました。すると岡崎さん、打てば響くようにノリノリで賛成してくださったので、嬉しかったです。
岡崎さんから上関さんの追悼会のときの写真が表紙となっている伝送便をいただきました。岡崎さんの追悼文も掲載されていて、あの日の夜を思い出しました。
12月1日、原爆ドームの前でスタンディングをしました。
昨日はプラカードを設置しているとトルコの大家族が通りかかって、子どもたちが「何してるのこれ?」と日本語で話しかけてきました。ガザへの虐殺に反対しているよと答えると、父親らしきかたが、虐殺について説明してくれました。ぼくにわたしたちはトルコ人です、と日本語で話しかけてくれ、がんばってくださいと激励してくれました。子どもたちは「子どもを殺すな」って何? と日本語を読んで質問していたので、日本に住んで長いのかなと思いました。
大家族はわーっとやってきて、わーっと去って行きました。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は14時からアクションが行われていたのですが、その時間、吉美は仕事中でした。参加したかった!
仕事終わってから帰宅、洗濯だけして急いで原爆ドーム前へ。
ちょうど千里さんがガザモノローグを朗読するところでした。
終わってから千里さんと本の話や動物虐待の話などをしました。千里さんは、ぼくが知らない話を教えてくださるので、いつも「マジで!」と言っている気がします。
昨日のガザモノローグは、英語・アラビア語・日本語の3ヶ国語で朗読されました。色んな人が足を止め、聞き入ってくださいました。
バナーを見ているかたがいらっしゃったので声をかけると、「インスタいつも見てます」と笑顔で言われ、ありがとうございますとお礼を言いました。お友達と広島に来ていて、せっかくだからここに来ましたとのこと。ありがたすぎる。
海外からの旅行者のかたが、ガザモノローグが始まってから終わりまでずっと見ていて、立ち去ろうとしていたので、集合写真に誘いました。最初、日本語で写真撮りませんかと誘ったら、日本語わからないとジェスチャーで示され、「プリーズ ジョイン アス」と言ったら通じて、笑顔で参加してくれました。 [添付: 7 枚の画像]
昨日は本当に寒くて、雨が降ったりして、その中でガザモノローグを朗読して、だから田浪先生の言葉がものすごくリアルに迫ってきて、泣きそうになりました。
後から聞いたんですが、千里さんはぼくが泣きそうになっていたのがわかったそうです。たぶんそれは、千里さんも泣きそうだったからだと思う。
そしてそれは、二人だけではなくて、あの場にいた多くの人が同じ気持ちだったんじゃないかなと思います。
終わってから、湯浅先生も執筆者として参加された『「平和都市」 ヒロシマの まがりかど 広島市平和推進基本条例の制定過程を検証する』という本を購入しました。著者割引していただいたので、お得でした。目次を見ると、広島市の行政は何かがおかしいのではないか、と思う人に向けた、長い手紙のような本のようです。関心のある方は、ぜひ。
今日も14時からアクションがあります。お時間のあるかた、ぜひジョインしてください。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は17時からスタートして、新しいガザモノローグをみんなで朗読しました。レベッカさんにやり方を聞くと、去年と同じと言ってから、吉美さんはまだいなかったね、と言われた。ぼくは12月7日から参加しているので、去年の同じ日にやったガザモノローグアクションは知らなかったんですね。
ですので、去年と同じメンバーと、去年はいなかったメンバーによる朗読でした。
寒い中、途中に雨が降ったりしたんでふが、みんなで朗読しました。
田浪先生、レベッカさん、ドットの他に、ぼくも読ませていただきました。岡崎さん、千里さんも読みました。読んでいて心が震えるような瞬間が、何度も何度もありました。
最後に田浪先生がこんな話をしました。
今日、11月29日は「パレスチナ人民連帯国際デー」です。国連によって、イスラエルとパレスチナの二国間共存という、不平等な話が決められた日です。これによって、パレスチナ人の土地を分けるということを認めてしまった、イスラエルにお墨付きを与えてしまったんですね。イスラエルの建国が1948年5月14日ですから、今日のような寒い日から5月まで、パレスチナの人々はイスラエル軍に追いやられ、家を捨てて移動し続けることになりました。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日も寒かったです。本格的に寒くて、みんな足下から寒くなるので足踏みしたり、前後に移動したりして、寒さのため身体を動かしていました。そういえば冬の寒い日はこうしていたなと思い出したり。
じゅんさんに「雪の日はどうしてたの?」と聞かれ、どうだったかな、覚えたないなと答えました。寒さについては全然覚えてない。雪がすごく降った日に、田中さんが来てくださったのは覚えてるな、確かあれが2回目だったな、とか、激しくなったときに夕方から抗議アクションをしていた安藤さんたちが原爆ドーム前に戻ってきたな、とかは覚えてる。
嬉しかったことしか、覚えていないのかも。
じゅんさんが来年1月以降も参加できると言ってくれたことや、マッセさんが積極的に周囲の人とコミュニケーションをとったり、歌を歌おうと言ったりしたことも、たぶん覚えてるだほうなと思います。
今日はいつもと違い、17時からスタートです。
明日は、14時集合となっております。
よろしくお願いします。
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日はレバノンの停戦について、色んな人が話しました。レベッカさんはそれが本当かどうか、わからない、と話していました。実際、まだまだ爆撃も続いていますしね……。
レベッカさんのインタビュー、昨日はじゅんさんが受けていました。レベッカさんが、じゅんさんがパレスチナの痩せ衰えた子どもの写真をプラカードにして持ってきたことについて、嬉しかった、それは意義のある、とても大事なことだと話していたのが印象的でした。
終わってから、じゅんさんが昨日はぼくが休みだと知らなかったから焦ったという話から、12月の予定を早めに出さなきゃね、という話になりました。
12月から、ぼく個人で立ちます。とりあえず1日から3日までは休みなく立ちます。彼女の予定が1日にならないとわからないので、その後の予定は1日以降に書きます。週に1回か2回休むつもりです。よろしくお願いします! [添付: 5 枚の画像]
昨日も原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
昨日は、17時半から「女性に対する暴力撤廃国際デー」のキャンドルイベントとジョインしていました。
性暴力を扱う弁護士さんの話が印象的でした。裁判所であっても性暴力に対する理解がないため、訴えた被害者が心ない対応をされることがある。そのため、勝つことを求めないでくださいと依頼する人に説明するそうです。そうではなく、あなたが被害者であり、相手が加害者であると示すことが大切なんだと説くそうです。このあたり、法曹界にはもっと市民から圧力をかけてもいいのかなと思いました。
弱者救済が法の精神ならば、それにそうような形になって欲しい。
レベッカさんと湯浅先生もスピーチしました。レベッカさんは、すべて日本語でのスピーチでした。すごいなと思った。たぶん、かなり練習したんだろうな。
湯浅先生は、パレスチナでの被害者にも構造的な女性差別があるという話で、たとえば感染症になるのは女性の方が男性よりも高い、なぜなら水回りの仕事などは女性が行うためだ、という内容でした。
22日金曜日、原爆ドーム前のスタンディングに参加しました。
この日は上関さんの追悼会でした。
花束を買って行きました。
上関さんの妻さんとお子さんも参加してくださいました。妻さんが上関さんが最後までベッドの上で作っていたというプラカードを寄贈してくれました。「FREEE PALESTIN」と「STOP GENOCIDE」の文字を一文字一文字切り抜いて、色を塗ってパレスチナの国旗に貼る、という手のこんだ、気持ちの伝わってくるプラカードでした。
レベッカさんが探してきた上関さんのスピーチを、マイクで流すと岡崎さんが泣いていて、ぼくももらい泣きしそうになりました。
湯浅先生やレベッカさん、ドットのスピーチも素晴らしくて、とても良かったんですが、その最中に、シオニストが大声で何かを訴え始めて、緊張が走りました。さるじゅんさんが中央に待機、レベッカさんも前に出たので、ぼくは端っこに移動して、注視していました。幸いなことに、大声を出したのは最初だけで、それ以上近づいてくることはなくて、ほっとしました。
元の位置に戻ると岡崎さんが、「来ましたねえ!」と生き生きしてて、ちょっと笑ってしまった。
昨日は安彦さんの『ハチドリ舎のつくりかた』が届きました!
なんと豪華サインつき!
ぼくはイベントのアーカイブを購入して手に入れました。強くオススメします。
https://www.facebook.com/events/s/ハチトリ舎のつくり方-ソーシャルフックカフェのある街へ-出版/1553624232191547/
作家。第2回かぐやSFコンテスト大賞受賞。中訳版が〈科幻世界〉に掲載されました。SFアンソロ『新月/朧義果樹園の軌跡』に「盗まれた七五」が収録されました。メールアドレス:shun.yoshimi728@gmail.co