第1章まで読んだけど助かりすぎて………BLがどういうものなのかについては、そうは思わないな…なとこもあるけど 親密性のコードの話とか面白くて…もう1回読みたい…(今読んだとこなのに?)
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455576.html
あーー それは理解出来るかもしれない…p.271「ある関係に友愛のコードが適用されるかどうかには、公共性の有無が関わっていると考えられる。」「公的領域は男同士のホモソーシャル関係に支配されている」「女同士の親密な関係は単に親しいだけの間柄で、公共性がないとされる(したがって友愛のコードが適用されにくい)」
あーなるほど、私的領域では恋愛(異性愛)>友愛(これら2つの違いはセクシュアリティの有無が決定する)、公的領域は恋愛が存在せず(排除され)、友愛が上位にくる、そして男性には公的領域で友愛関係を、私的領域で異性愛関係を結ぶことが奨励されるのに対し、女性だと私的領域で異性愛関係を結ぶことが強く奨励され、公的領域におけるパーソナルな関係を肯定するコードが存在しない よって男同士のホモソーシャルな関係は公的領域に閉じ込められ(そしてそれを支配し)、女同士のホモソーシャルな関係性は公的領域で築きづらく、私的領域において、異性愛関係と競合して「恋愛>友愛」の図式により下位におかれることになる 公的領域においてホモソーシャルな関係を築くことによって得られる利益の男女間の差異の話も含めて、おおよそ納得がいく
泣きそう p.272「異性間の性的な関係が親密な関係の代表格とされている現代社会において、ホモソーシャルな強い絆はジェンダーを問わず異性愛と並立しがたいものになっていると考えられる」 これホモソーシャルな絆はもちろん、ヘテロソーシャルな絆にも言えることだろうな…