ただし、高野岩三郎を中心とした憲法研究会(鈴木安蔵、森戸辰男、馬場恒吾ら)の憲法草案は「日本共和国」案でした。
日本政府側の憲法改正草案はほぼ明治憲法のままでしたので、GHQは民間の高野草案を示し、「人民(peuple)主権」を明記しない場合、民間での議論に委ねる可能性を示唆しました。
ここで日本政府側も妥協し、「国民主権」と翻訳した上で「国民」の定義は後に定める、という所謂「国籍条項」を入れさせた。
この際、日本の司法官僚の念頭にあったのは、旧植民地出身の在日コリアン、中国人の人々でした。彼らは「来るべき」独立の際、これらの人々を「国民」から排除することを最初から企図し、サン・フランシスコ講和条約とともに当該の人々の市民権は消失します。
ところで、日本国憲法は国会の審議過程で修正された部分もあります。その典型が25条の「生存権」。25条は高野岩三郎の弟子、森戸辰男の強い主張によって修正条項として追加されました。
ここにおいて「福祉」は国家に市民に対する「恩恵」ではなく「権利」であることが明記された。
しかし支配層は未だに「権利」ではなく「恩恵」としてしか考えていない。であるからこそ、「恩恵」としての福祉から政府は撤退する、という構え。
ですから改憲の対象は9条及び25条になるでしょう。
沖縄戦劈頭の慶良間諸島侵攻時に発生した住民の「集団自決」。
家族が家族を殺める凄惨な集団死に住民を追い込んだのが日本軍であるとの評価は、最高裁で確定しています。
その悲劇に対する政府の公刊戦史の認識はあろうことか「一億総特攻の気持ち」「降伏を潔しとせず」「友軍の邪魔にならないよう自決」というもの(画像)。
住民自ら軍国に命を捧げた殉国美談に回収する厚顔の極み。
家族を手にかけながら生き残った者の耐え難い苦悩ゆえ、証言に踏み切れる人が出てこなかった空白を突いて、「日本軍は住民を守らなかった、むしろ殺した」史実を葬り、あわよくば書き換えようとさえする企みは、戦後すぐから今日まで性懲りもなく続いています。
断じて許してはなりません。
「できる限り後世に伝える」 330人が集団自決した地での誓い | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20230328/k00/00m/040/297000c
維新が勝てるのは「常に選挙対策をしているから」で、そのために行政や立法、予算立案や決算などの活動は疎かになっている。
非常に恐ろしいのは、「政治なんかしていたら政治家になれない」という状況が定着してしまうこと。それは民主主義の破壊につながる。
(なお、維新の理想はおそらく直接選挙で選出されたただ一人の指導者による独裁なので、民主主義が破壊されても維新自身は痛くもかゆくもない)
思い出したが、かつてあるイベントの主催をしていて記者さんに無茶苦茶意地悪な質問をされたことがあって、腹を立てながら答えたのだけど、記事を見たら「そういう意地悪なことを考える読者を説得するロジック」が僕の発言を引用しながら構成されていて、不明を恥じたことがある。
逆に、超和やかに、共感しながら進んだインタビューから、大変な誤解を生みそうな記事ができたこともある。
取材手法とコンテンツのクオリティや方向性は時に一致しない、と僕は思っている。
「右にウイングを広げたい」立民(とあえて書いてます)。前にも書いたけど、この国の「右」をまるで理解していない。そんなに「右」の支持が欲しければ、泉健太氏は玉木雄一郎氏を見倣えばいい。玉木氏こそ、「右にウイングを広げる」事に成功した人物なのだから。
ヘイト界隈に足を突っ込み、ネトウヨに「まとも」と評され、自民党の「補完勢力」となる事が、この国で「右の支持を得られる」という事だ。
「中道保守」とやらを、一体誰が相手にするというのか?
https://fedibird.com/@simostukisizuk/109755806956967641 [参照]
かたや「閣議決定されただけで『そうなんだ~』」と納得する日本🇯🇵人😑
QT: https://mstdn.jp/@ENZZO/110092181364459035 [参照]
あまりにも凄まじい言いぐさなので、こちらにも貼っておきます。
『主催者の「平和写真プロジェクト」によると、広河氏の作品展示は「個人の問題と写真を分けて考えた」としていたが、抗議の電話やメールが相次ぎ、26日夜に中止を決めた。主催者は「写真活動の権利や自由を理解してもらえず残念」とのコメントを出した。』
https://www.sankei.com/article/20230327-RXNR64N7LNJN7FCTXHQIC2D2TA/
RT @sato__michiko
夕方自宅で出産してその日の夜に遺体とともに警察に出向いた女性を何故「死体遺棄で逮捕」するのか。本当に理解できない
トイレで出産した男児を遺棄した疑い 19歳アルバイトの女を逮捕 https://www.sankei.com/article/20230323-BL2565BEDBLZLFHEDC55HXVY7M/
グァテマラのアルベンス政権(中道)は巨大な貧富の格差を是正するため、共産党と連立を模索したため、米国の逆鱗に触れ打倒されます。
この際、医師として貧困地域の治療に従事していたのが、ゲバラです。ゲバラはこのクーデターを現地で具に体験し、ラテンアメリカで「革命」なしに米国の支配を排除し、貧富の格差を是正することは不可能だと結論し、メキシコでカストロ達と合流、キューバに渡ります。
さて、ラテンアメリカで選挙で合法的に選ばれた政権をCIAと軍の共謀で打倒した著名な例はチリのアジェンデ社会党政権です。この際ニクソンはまず経済的制裁でチリを揺さぶった後、ピノチェトを蜂起させ、アジェンデは大統領宮で自殺ないし殺害されます。死ぬ際にもっていた小銃はゲバラから送られたものでした。クーダターのマニュアルはインドネシアのそれを模倣したものであり、軍蜂起の直前にはサンチャゴ(首都)の壁に「ジャカルタが来る」という落書きが一斉に出現しました。
東欧革命の際、ルーマニアはCIAによって訓練されたNGO、民兵組織によってチャウシェスクが打倒、夫婦とも即決で銃殺。
ポーランドの「連帯」も長くCIAの資金によって支えられていました。ただし、ポーランドは「反ロシア」の広範な国民感情があり、きっかけさえあれば自立は時間の問題でした。
https://www.asahi.com/articles/ASR3R6CQ5R3RPCVL004.html
「局は(上念司の)降板の理由について、「3月24日昼までにtwitterで社としての見解を公表する」としている。」
twitter?
「上念氏は、朝鮮学校について「OBが日本人拉致に関わっていたりする」「スパイ養成的なところもあったり」などと述べた。
(中略)
同局の有貞直明コンテンツデザイン局長は、発言について「北朝鮮の指導者礼賛から子どもたちを守るという趣旨で、過去の事例についてもある程度事実に即して発言している」との見解を示した。さらに「民族教育そのものを否定しているわけではない」として、「ヘイトスピーチにはあたらないと判断している」と述べていた。」
ど真ん中のヘイトスピーチだ。
やって良いことと悪いことの区別がつかない首相もう嫌なんですけど(号泣)
>岸田文雄首相の後援会が19日に広島市で開いた政治資金パーティーで、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)のロゴマーク入りのペンとまんじゅうを出席者にお土産として配っていたことが23日、分かった。
岸田首相パーティーでG7ロゴ入り土産 立民「不適切」、政府「機運醸成」
https://www.jiji.com/amp/article?k=2023032301119&g=pol
先住民族の住む土地の鉱山開発を米森林当局が民間企業に承認。
乗り込んできて奪っておいて、更に奪う。
過剰開発は過剰消費・過剰成長の幻想に支えられている。自動車部品の製造と環境と人の暮らしを守ること、どちら今すぐなすべきことか自明すぎるのに。
https://www.reuters.com/world/us/us-government-republish-report-rios-arizona-mine-before-july-2023-03-21/?taid=641a49bde27f2500019379b1&utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter
わたしが店をやっていた時にもいわゆる「選挙割」的なものをやっていたのだけど、「選挙割」って確か株式会社ワカゾウだったと思うけど、どっかの会社に商標登録されてて、「ウチの『選挙割』キャンペーンに登録してください。」とか、或いはその会社の方針に合わないと「『選挙割』の名前を利用しないで下さい。」とか言ってくるんだよね。
ウチは「選挙割」って言葉は最初の1年は使ったけど、「選挙割」事務局から送られて来る資料が青年会議所っぽいノリで気に食わなくて、以後「選挙割」という言葉は使わなかった。
その後のこの前やった神奈川県県知事選の時にはもう「選挙割」という言葉は使わなかったのだけど、閉店間際のウチの店に選挙割キャンペーンのボランティアスタッフ10数名が来て、小一時間くだらない議論したもん。共産候補応援を別の呟きで明言しているウチが「選挙割」やると公職選挙法に違反してるとか「選挙割」使うなとかなんとか。
「そもそももう『選挙割』って言葉もうウチは使ってないから、あなた方になんか言われる理由がないですよね。」と言ってもなかなか帰ってもらえなかった。
生まれ持った能力差を社会システムと思想によって平準化して社会をフラットにすれば、全ての人の創造性や発想力はごく自然に社会全体に還元され、それは種の強靭さと発展の源になる。
地球上で唯一、高度な言語コミュニケーション能力を確立した生物種だからこそなし得ることなのに、それを放棄し、能力差を必然と考えることは「愚かさが引き起こす退化」だと思う。
QT: https://fedibird.com/@crowclaw109/110055923249998922 [参照]