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『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(鴨志田一)

よ、読みました………………。
誠実に書くと、期待していたのとは違って(想像していた通り)あんまおもんなかったです。咲太らが大学生になった今さら「思春期症候群」のハコの中身の話をされても困る(おそらく、作者自身もわかっていて、だから双葉に(セルフ)突っ込みをさせているのだが………………)。

『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。アニメと同様に、各人の集大成がよく描かれたエピローグだが、高校生編の終わりを飾る一冊の小説として読んだ時には、大学生編への目配せが多すぎて「ちょっとやりすぎだな……」と感じてしまった。
『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、総じて、アニメスタッフがお話をとても洗練したように感じる。ヘンな話ではあるが、彼らスタッフなら(これから私が読む大学生編が仮に微妙であったとしても)いい具合にメイクアップしてくれるだろうと信じられた。

『Face to Face』(Gary Burton)

MJQからの流れでヴィブラフォンの一枚を。ヴィブラフォンのゲイリー・バートンとピアノの小曽根真のデュオの一枚。ヴィブラフォンの小気味良い金属の残響音とピアノの硬質な音とが調和している。曲で言えば「Kato's Revenge」と「Bento Box」かな。
もともとヴィブラフォンを目的に聴いた一枚だったが、むしろピアノのポテンシャルに気付くこととなった。ピアノトリオにおいてベースやドラムの担っているような役割(?)を演じつつ、主役としてのピアノらしさもしっかり出ている。ピアノの技法的な側面をもっと知って、この面白さを語る言葉を手に入れたいと思った。

『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(鴨志田一)

シリーズのクライマックス『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』に続くエピローグの前半。地味な話ながら(地味な話だからこそ)映画が綺麗に映像化してくれたなという感じです。

そういうことを書いててわかってきて、『ハツコイ少女』でリョーシ的存在になった咲太を見つけるのは彼女以外にはあり得なくて、このシリーズの「らしさ」である彼女こそが、主人公を見つけ決断を促すのに相応しい。

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おれはね、古賀ちゃんのことが相当好き(ある側面では麻衣さんよりも好きなのかもしれない)で、それは彼女が、こうしてズラされるジャンルの中で一本筋の通った「ギャルゲー/ラブコメの後輩キャラ」だからなんですよね。物語の「らしさ」を担っていると言ってもいい。ポップさがある。

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恋愛SLGの文脈を(暗に)有して立ち上がったラブコメが、家族小説を経て、そして最後は真っ直ぐに恋愛をやる、ジャンルを微妙にズラして展開する手練手管ですよね。

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『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』(鴨志田一)

完璧。登場人物と彼らの人間関係のポテンシャルを使い切った。SF的なギミックについてはぜんぜん納得していない(ので、それを前面に出した映画もあまり好きではない)が、原作のモノローグ(激・万物に感謝……状態)や葛藤は小説だから出来たものだろう。ふつうにダバダバ泣きながら読みました。いや、本当にいいもの読みました。

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』(鴨志田一)

完璧なクライマックス。次の『ハツコイ少女』とセットで感想書きます。

『Concorde』(The Modern Jaz Qurtet)

MJQってビブラフォン(ミルト・ジャクソン)のいる(モダンジャズではあまり類例のない)ジャズバンドなのだが、類例のなさの割には「『ジャズ』として聴いたことあるジャズ」感が漂っている。これが不思議だなと思う。

今月は趣味の目標である「新人賞の原稿を提出する」「ジャズを100枚聴く」を達成しました。おめでとう!!!
ジャズ15枚、本9冊でした。

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240930 2024年9月度月報 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20


『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。高校編の読ませ所ですね。この巻からシリーズのジャンルがギャルゲーのフォーマットを踏襲したラブコメから家族小説へとスイッチしていく。

『Lighter』(CRCK/LCKS)

夏頃に聴いたはずなのに記録が漏れていたので。「傀儡」が最高。

『Planet Jazz』(Sonny Rollins)

ベストアルバム的なやつは後に使用と思っていたのだが、知らずに手に取ってしまった。だが、モダンジャズのスタンダードナンバーが豊富な本作は今まさにこのタイミングで聴くべき一枚だったかもしれない。ソニー・ロリンズの「'Round Midnight」「Four」は、マイルス・デイヴィスのそれとは異なって、鳴らすというよりは歌うような曲だった。

『Still Live』(Keith Jarrett) よしざき

キース・ジャレットって、どのスタンダードナンバーを弾いても彼の味を出せますね。「Autumn Leaves」は軽やかで面白い。

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240928 二次創作小説マンが初めてオリジナル長編書いてみた。 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

「Bye Bye Blackbird」の収録された『Bye Bye Blackbird』は、亡きマイルス・デイヴィスに捧げられた一枚なのだが、「It Could Happen to You」はマイルス・デイヴィスが(彼の最高の一枚と評されるらしい)『Relaxin’』でやってたからかしらね。

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