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『ストラクチャーから書く小説再入門』(K. M. ワイランド)

お話考え屋さんとしての原点。三幕構成について考える必要に迫られた時は必ず読むようにしている。平易なのでイメージ、自分のお話に当てはめがしやすいのがいいところなんですよね。

『BLACK RADIO III』(Robert Grasper)

半年前に同じくロバート・グラスパーの『BLACK RADIO』、『BLACK RADIO 2』を聴いたときよりは曲の全体に注意を払えるようになった気がする。歌モノだけど、ボーカルのみならず各楽器の良さを受け取れるようになってきた。

昨日の豊橋市街地・豊川稲荷を巡って得た気付きに加え、今日ののんほいパークの話を足したり、まとめの主旨を明確にしたりしました。

241013 『負けヒロインが多すぎる!』聖地巡礼 in 豊橋&豊川 - 箱庭療法記
yobitz.hatenablog.com/entry/20


今日の旅行をまとめました。

はてなブログに投稿しました
241013 『負けヒロインが多すぎる!』聖地巡礼 in 豊橋&豊川 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20

『ムーンシャイン』(円城塔)

2017年の作品を2024年に読んで何を今更だけど「遍歴」はかなり面白く、理数的な与太と宗教的な与太とのミックスがちょうどいいと思う。
宗教的な与太の方が私の関心領域にミートしつつあるのを感じており、作家とともにいい塩梅で年を重ねているのを感じる。『コードブッダ』も楽しみです。

『負けヒロインが多すぎる! SSS』(雨森たきび)

萌えました。自分の誕生日になぜか温水くんの家に足を運んでしまう八奈見さん、彼女の誕生日を覚えていて手料理を振る舞って適切なプレゼントを贈る温水くん。萌え萌えでした。これだけでも読む価値があった。しかし、こうして1~6巻までの小話を続けて読むと各位が徐々に仲良くなっていく様子がありありと見て取れて、萌え……。

『青春ブタ野郎はディアフレンドの夢を見ない』(鴨志田一)

完結。遠回りしたが、よくがんばった。前巻『ガールフレンド』(あるいはその前の大学生編の始まり、高校生編の終わり)から想像されたビジョンと比べてサプライズはない。ただ、こう終わるしかないという納得感はある。

芸能モノの決着が歌になることに、書き手としての私は長年の疑問というか不満というか複雑な感情を抱いており、このたびも複雑な感情になりました。

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『青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない』(鴨志田一)

前の巻からの流れで一気に持ち直した。幕引きのためにしっかり加速できている。咲太がきちんと彼らしく、大学生編の新顔もしっかり使えている。これを読みたかったんよ。

『負けヒロインが多すぎる!(7)』(雨森たきび)

アクションや与太に富んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした。これ漫画で読みたいですね。
これで本編は全部読んじゃったことになるのか……。4巻、6巻は今後とも折に触れて読み直してニコニコすることになると思います。
ありがとう。

恋愛脳なので温水くんと八奈見さんがくっついたら嬉しいと思っているんですが、それとは別の話として、温水くんには皆さんにとっての止まり木のような存在でいて欲しいんだよな(でも、たった一人の相手がいるってことは皆さんにとっての止まり木な存在でいることが許されないってことなんだよなってのがこのシリーズのテーゼなんだよな(それを超克してもいいと思うし、しなくてもいいと思う))。

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『負けヒロインが多すぎる!(6)』(雨森たきび)

焼塩檸檬、アンタが優勝だ。
4巻は萌え萌え萌え萌え、5巻はクールダウンって感じだったんですが、6巻は立体的でした。
先輩らが卒業する巻なんですが、むしろ登場人物は増えて、その分だけ巻き込み巻き込まれが増えて、温水くんの周囲が豊かになっていく様子がありありと描かれていて、泣きながら読みました。成長したな……。

『負けヒロインが多すぎる!(5)』(雨森たきび)

豊川稲荷のデート(?)良かったな~って思い出しながらエピローグ読んでたら脳回路が焼けた。

31.5インチ4kにこの前切り替えたんですが、24インチとは雲泥の差ですね。デカさは正義。

『The Amazing Bud Powell Vol. 1』(Bud Powell)

「Un Poco Loco」が3テイクあるのが特徴。各テイクの微妙に異なる味わいを楽しめる。

『負けヒロインが多すぎる!(4)』(雨森たきび)

エグいて。各位かわいすぎる。

『ELECTRIC RIDER』 NOTE TOKYO

楽しかったです!!! 初ブルーノート、感動した。いろいろあるんだけど、いわゆる「即興」って録音音源だと何がどうなのかぜんぜんわからんくて、でも生だとミュージシャン同士のアイコンタクトやボディランゲージでその場だけの調和を作ろうとしているのが感じられる。そういう、現場の雰囲気に感動しました。
サックスの馬場さんは、トークはものすごく気さくなお兄ちゃんという感じだったんですが、吹くと本当に力強くてライトアップもあって神々しかった。アンコールのソロが最高でした。
ドラムのJK KimとシンセのBIG YUKIは、上に書いた即興をパフォーマンスとして魅せてくれた。
もっと感想を言葉にできるように訓練を積んでいきたい!

『負けヒロインが多すぎる!(3)』(雨森たきび)

モノローグのある原作だと温水くんの行動原理に八奈見さんのそれが混じりつつあることが見て取れて萌え萌え。
なんだけど、トータルでは奇妙な話だとも(やっぱり)感じていて、小鞠ちゃんの新部長周りのエピソードはそれでいいんだっけとは感じました(周囲の人物が「価値観を押しつけ~」みたいなことを言うほどにエクスキューズめいていて、首を傾げました)。

『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』(鴨志田一)

大学生編の1巻目、2巻目と比べたら相当頑張っている。この辺で作者自身が手持ちのカードで何を作ることができるのか(あるいは、何を作るべきなのか)を自覚したのではないか。
相当頑張っているのは事実として、高校生編のような魔力はもうない。ないです。ただ、良いところと悪いところの差もその理由もはっきりしてるから、アニメ化に際して調理し直せるなら勝機はあるかも。少なくとも、原作ファンに向けたファンムービー程度にはなれる可能性は感じた(それくらい1巻目、2巻目は絶望だった)。

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