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『負けヒロインが多すぎる!(7)』(雨森たきび)

アクションや与太に富んでいて、ページをめくる手が止まりませんでした。これ漫画で読みたいですね。
これで本編は全部読んじゃったことになるのか……。4巻、6巻は今後とも折に触れて読み直してニコニコすることになると思います。
ありがとう。

『負けヒロインが多すぎる!(6)』(雨森たきび)

焼塩檸檬、アンタが優勝だ。
4巻は萌え萌え萌え萌え、5巻はクールダウンって感じだったんですが、6巻は立体的でした。
先輩らが卒業する巻なんですが、むしろ登場人物は増えて、その分だけ巻き込み巻き込まれが増えて、温水くんの周囲が豊かになっていく様子がありありと描かれていて、泣きながら読みました。成長したな……。

『負けヒロインが多すぎる!(5)』(雨森たきび)

豊川稲荷のデート(?)良かったな~って思い出しながらエピローグ読んでたら脳回路が焼けた。

『負けヒロインが多すぎる!(4)』(雨森たきび)

エグいて。各位かわいすぎる。

『負けヒロインが多すぎる!(3)』(雨森たきび)

モノローグのある原作だと温水くんの行動原理に八奈見さんのそれが混じりつつあることが見て取れて萌え萌え。
なんだけど、トータルでは奇妙な話だとも(やっぱり)感じていて、小鞠ちゃんの新部長周りのエピソードはそれでいいんだっけとは感じました(周囲の人物が「価値観を押しつけ~」みたいなことを言うほどにエクスキューズめいていて、首を傾げました)。

『青春ブタ野郎はマイスチューデントの夢を見ない』(鴨志田一)

大学生編の1巻目、2巻目と比べたら相当頑張っている。この辺で作者自身が手持ちのカードで何を作ることができるのか(あるいは、何を作るべきなのか)を自覚したのではないか。
相当頑張っているのは事実として、高校生編のような魔力はもうない。ないです。ただ、良いところと悪いところの差もその理由もはっきりしてるから、アニメ化に際して調理し直せるなら勝機はあるかも。少なくとも、原作ファンに向けたファンムービー程度にはなれる可能性は感じた(それくらい1巻目、2巻目は絶望だった)。

『負けヒロインが多すぎる!(2)』(雨森たきび)

「あたしが代わりに言ってあげるよ」やっぱりこれを言える焼塩檸檬さんかなり凄いな。八奈見さんかわいいと思ってる前提で書くんですが、焼塩檸檬さんのことが好きです。

『負けヒロインが多すぎる!(1)』(雨森たきび)

面白いっ! アニメとの比較で話すと、
・八奈見さんが少しじっとりしてる(面白大飯食らいでは全くない)
・温水くんと部長の性欲が垣間見える(下ネタトークが普通に男子高校生)
・温水くんが八奈見さんのことを可愛いと感じていることが前に出ている(一人称視点のモノローグの成せること)
の三点かな。トータル、アニメは原作のアクをかなり抜いたなという感はありますね。どっちも好きですよ。

『青春ブタ野郎はナイチンゲールの夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。まず『迷えるシンガー』の反省(ポッと出の雨あられでシラけた)を踏まえて、物語が高校生編の続きになるように軌道修正を図っている。その点は良かった。
赤城郁美の件も、まあ、良くはないが悪くもなかった。ギリ及第点程度。ただ、エピローグ(とエピローグが予感させる今後の展開)は本当に蛇足。

『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』(鴨志田一)

よ、読みました………………。
誠実に書くと、期待していたのとは違って(想像していた通り)あんまおもんなかったです。咲太らが大学生になった今さら「思春期症候群」のハコの中身の話をされても困る(おそらく、作者自身もわかっていて、だから双葉に(セルフ)突っ込みをさせているのだが………………)。

『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。アニメと同様に、各人の集大成がよく描かれたエピローグだが、高校生編の終わりを飾る一冊の小説として読んだ時には、大学生編への目配せが多すぎて「ちょっとやりすぎだな……」と感じてしまった。
『おでかけシスター』と『ランドセルガール』は、総じて、アニメスタッフがお話をとても洗練したように感じる。ヘンな話ではあるが、彼らスタッフなら(これから私が読む大学生編が仮に微妙であったとしても)いい具合にメイクアップしてくれるだろうと信じられた。

『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』(鴨志田一)

シリーズのクライマックス『ゆめみる少女』『ハツコイ少女』に続くエピローグの前半。地味な話ながら(地味な話だからこそ)映画が綺麗に映像化してくれたなという感じです。

『青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない』(鴨志田一)

完璧。登場人物と彼らの人間関係のポテンシャルを使い切った。SF的なギミックについてはぜんぜん納得していない(ので、それを前面に出した映画もあまり好きではない)が、原作のモノローグ(激・万物に感謝……状態)や葛藤は小説だから出来たものだろう。ふつうにダバダバ泣きながら読みました。いや、本当にいいもの読みました。

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』(鴨志田一)

完璧なクライマックス。次の『ハツコイ少女』とセットで感想書きます。

今月は趣味の目標である「新人賞の原稿を提出する」「ジャズを100枚聴く」を達成しました。おめでとう!!!
ジャズ15枚、本9冊でした。

はてなブログに投稿しました
240930 2024年9月度月報 - 箱庭療法記 yobitz.hatenablog.com/entry/20


『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』(鴨志田一)

読みました。高校編の読ませ所ですね。この巻からシリーズのジャンルがギャルゲーのフォーマットを踏襲したラブコメから家族小説へとスイッチしていく。

『生成AIの法的リスクと対策』(福岡真之介、松下外)

類書の中だと微妙……。平積みになってたから一番売れているのだろうが……。論点は出されているが、それが整理されていない(生成AIに固有のリスクなのか、そうでないリスクなのか)印象を受けた。

『株式売買スクール実践編 成長株早期発掘法』(ギル・モラレス、クリス・キャッチャー)

読める部分は読みました。オニール、ミネルヴィにのさらにアップデート。フォロースルーデーを神聖視しないようにというのはなるほど感あった(その間にも伸びている銘柄はあるので)。本書の特長には、チャート読みのためのドリルが付いていること。ゆっくり解いてみよう。

『3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。)

眺めました。概ねオニール本とミネルヴィニ本を読めばよい。目標株価の出し方は実践的で面白い。これで氏の著書は3冊とも読んだことになるが、巻を重ねるごとに高度にかつ読みやすくなっていると感じた。それにしても、読んだと公言しにくいタイトルである!

『会社四季報 業界地図2025年版』(東洋経済新聞社)

眺めました。金融、ソフトウェア、toCは本当に土地勘ないなあ、と思いました。

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