野良ふくろう @wakeuptheowl@fedibird.com

ほんとアメリカはイカれてる。知ってたけど。

うちの庭の野草たち。

請け負えないことを安請け合いするのを無謀という。請け負ってはいけないことを安請け合いすることを無責任という。

自衛隊は米軍式のオペレーションを取り入れているはずなのだがそこに日本ムラ式のおかしな精神論、根性論のようなものまで混ぜていよいよシステムに齟齬をきたしているんじゃないかと思う。粗悪なコピー商品のようなシステムでは人命が軽んじられるばかり。

何百年もビジョンなく流れのままに引き継いできた家族、地域のカタチ。地震でも原発事故でも変わらない頑固さ。

忖度、忖度、忖度。すべてが忖度の塊のような地方行政。所属政党がどこであれまずは既得権益に忖度しない民主主義志向の人をこそ各級議会に送り込むべしと毎日願っている。

社会を地方から変えることの難しさは地域を街から変えることの難しさでありそれはすなわち家庭を変えることの難しさからくるもの。変わりたくないという人たちの意志が強ければ変わるはずもない。

原発事故発災後数年間は「福島、ここははたして日本なのか？」という県民の声がネットでよく見かけたけれど、それもいつしか見かけなくなったが、ここで暮らしてると実際いろんなパラドックスを体験することになる。放射性物質という目に見えないものの影響力を意識するかしないかで生活スタイルはかなり変わる。ただ、福島被災地のスタンダードを全国に当てはめようという提案をしたとして全国からいったいどれほどの賛同者が得られるだろうかと考えてみれば当地の異常さは明らかではある。土地にせよ産品にせよ、他に選ぶものがあるならば、誰しもが躊躇なく確実に安全で安心出来るものを選ぶだろう。それはつまり裏を返せば、この福島の地がそのようでないことを如実に物語っているわけである。

月曜の夕方、三春の滝桜をみてきた。ライトアップで演出される前の「素」の姿。樹齢1000年超えの古木らしさがあった。

役人が天下るのは中央だけでなく。公共性のあるあらゆる法人に役所のOBが天下りしているのが田舎のデフォルト。もはや官民の癒着なしには空中分解するしかない組織。揉めない、切磋琢磨しない、討議することもないから当然向上することもなく住民生活は向上しない。よって、公共性が重要なはずの組織がどんどん私的な目的のために動くようになる。助成金、補助金でスクラップ&ビルドを繰り返すのみで、そういうところには維新のようなネオ自民党が喰らいついて東京の広告屋と癒着して血税を吸い取り続ける。こうしてムラ社会は自分で自分の首を絞め続けるからいつのまにか消えていく。

原発事故のことをいちばん忘れたいのは被災地に住む福島県民なんだよね。ガチな話。