(噂は以前から聞いてましたが)正式に発表されましたね。国立国際美術館が村上隆氏とミケル・バルセロの作品を購入したそうで。バルセロいいですね。一昨年の個展で初めて拝見して、世界にはまだ見ぬ強豪がたくさんいるなぁとドラゴンボール的な感想を抱いたもので。近年のTARO賞の入選作とか割と嫌いな当方ですが、それと似て非なる、プリミティヴでありながらちゃんとしたセンスの良さに満ちたバルセロの作品が国内で見られるというのは、朗報です(この個展に出てた、油絵具で塗りつぶされた下地に強酸性の液体でササっと描いた小林康夫氏の肖像画も買ってほしかったですが、まぁ欲は言うまい )
村上氏の作品の方は6.24から常設展で公開されるとのこと。というかその前に現在展示中のメル・ボックナーの作品をまだ見てない当方ェ……
https://twitter.com/nmaojp/status/1657294613638713344?s=46&t=HVpKYwTPKrcFmeLhJHBABA
「堀内正和「芸術という作用ー堀内正和の抽象」」展|開催中〜6.8|Yumiko Chiba Associates(東京都港区) http://ycassociates.co.jp/exhibitions/2023/05/11/1719/
堀内正和(1911〜2001)って、またシブいところを…… と思いましたが、そう言えば今秋京都市京セラ美術館で開催される「Tardiologyへの道程」展(10.27~12.17)で、辻晉堂(1910〜81)とともに──《Tardiology》の作者野村仁氏の師匠という形で──重要な登場人物としてフィーチャーされるようですので、その絡みでってことでしょうか。例によって見に行けないので、7月に刊行予定な書籍版をなんとかして手に入れたいところ
閲覧注意(若干ゃ政治的)
ネットの発信元証明「必要」90%、偽情報見分ける自信「ない」65%…読売世論調査 : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230510-OYT1T50311/
同じ記事を朝日新聞がうpすると炎上必至でしょうけど 、記者がSNSアカウントを保持することを社則で禁止しているという噂が絶えない読売新聞が報じると、謎の妥当感と信頼感が出てきます
「拝見のススメ 陶磁器編」展|開催中〜7.2|表千家北山会館(京都市北区) https://www.kitayamakaikan.jp/exhibition/index.html
《普段のお稽古やお茶会などで「茶碗を拝見しましょう。高台をよく見てください」と先生から教えられますが、「手に取って見てどうするのか」と疑問に思っておられる方もいらっしゃることでしょう》──やっぱり茶道関係者もそう思っとるんかぃwww という半畳はともかく、「茶道あるある」としてドラマやコントなどで描かれがち(?)な行為について、かようにオフィシャルに教えてくれる機会は、当方のように茶道を全く嗜まない者としても貴重ですね
中上健次短篇集 道籏 泰三(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784003123010
6.19発売予定。昨年没後30年だった中上健次(1946〜92)の作品が岩波文庫に入るのは初めてでしょうか。収録される10編のうち「十九歳の地図」や「ラプラタ綺譚」(『千年の愉楽』の一編)などが予告されてますね。ここから岩波文庫版『枯木灘』や『地の果て、至上の時』、『奇蹟』などなどが怒濤のように刊行される?
展覧会めぐり、本日は大阪。Oギャラリーeyes→BEAK 585 GALLERY→igu_m_art→ギャラリー白&白3&白kuro→天野画廊→gekilin.→ギャラリー百→KEN FINE ART→SUNABA GALLERY→Y art galleryと見て回りました
【レビュー】「跳躍するつくり手たち」京都市京セラ美術館で6月4日まで “対話”を生み出す作家達の次世代へのメッセージ https://artexhibition.jp/topics/news/20230419-AEJ1335897/
──まだもう少し会期はあるようですが、見に行けるでしょうか……
「ZINEおかけん」というのが頒布されるらしいですが、「おかけん」が岡﨑乾二郎氏のことなのは分かってはいても、大阪にいるとどうしてもおかけんた(漫才師+アートコレクター)を連想してしまいまして
好事家、インディペンデント鑑賞者。オプリもあるよ♪