①ラジオより巻き舌の歌エアロバイク
②全然見たくならぬ映画評エアロバイク
#俳句
最近はエアロバイクを漕ぎながらガーガーピーピーとラジオを聴いている。昨日は知らない若い歌手がスタジオライブをやっているのを聴いていて、巻き舌でなんて歌ってるのかもよくわからん歌を聴きながら汗だくになってエアロバイクを漕いだ。最近の若い歌手の歌う歌が皆同じ曲に聞こえるようでは俺も歳だなーと思った。
で、今日はポッドキャストでライムスター宇多丸の映画批評を聴きながら汗だくになった。タイトルは忘れたが、最近の若いバカップル…もとい恋人たちを描いた映画のようで、聴くほどにまるで拷問みたいな内容の映画やなー、絶対見たくねえと思った。宇多丸氏の名誉のために言っておくと、聴きながら超面白そうな映画!見たい!と思うこともたまにはあるので、氏の映画評が見る気が失せるようなものというわけではないと思う。
ところで、この二つの俳句には季語がない。無季語の俳句を作るのはなんとなく抵抗があるのでいつもは無理矢理にでも季語をねじ込んだ俳句を作るのだが、今日はエアロバイクの漕ぎすぎで疲れたからもうこんなんでええわ。
風起こるたびに散る葉や珈琲の味
#俳句
コーヒーというのは秋の雰囲気のある飲み物だと思う。何しろ、コーヒーフィルターを通して雫が落ちる。カップになみなみと流れ落ちる。飲むと香りが立ちつつ喉から胃へと滑り落ちる。と、何やら落ちるイメージが湧く飲み物で、そこが葉の落ちる秋という季節とイメージと合うのだよな…こんなふうに思うのは私だけだろうか。ときに、この俳句の「珈琲の味」というフレーズ、「カフェのあじ」と読めば5・7・5に綺麗に収まる。「コーヒーのあじ」と読むと派手に字余りすることになる。私はどう読ませたいかというと、実はどっちとも決めていない。ルビが振られていない字を作者はどう読ませたかったかはそれだけで文学研究の対象になる大問題だと以前どこかで読んだことがあるが。
電球光カメムシを食む女郎蜘蛛
#俳句
本っ当に久しぶりに野球の話題を書きたい。何しろ去年は熱く燃えまくったので今年はちょっと燃え尽き症候群的になってしまっていたし。今年の前半戦あたりまでの戦績を見て「今年の阪神はダメそうやな…。まあ去年あれだけ楽しませてもらったからしょうがないな…」みたいに思ってしまっていたので、今年は全然野球の話をしてこなかった。ところが後半戦に怒涛の追い上げを見せて、終盤まで熱い優勝争いをしてみせているときている。やっぱり簡単に勝負を諦めたらいかんよなー。阪神ファン失格やな我ながら。まあ、残り試合数を考えると結構厳しいことには変わりないみたいだが、それでも楽しませてくれて感謝しかないし、仮に優勝を逃してもCSはかなり面白いことになりそうだ。私も反省してしっかり応援したいと思っている。
筋トレ指南書『プリズナートレーニング』に従ってトレーニングを始めたのが去年の4月だから、もう1年半にもなろうとしている。その間、亀の歩みの如くながら各メニューそれぞれ少しずつ進歩しているのを実感できている。が、唯一プルアップ(懸垂)だけはもう1年以上ステップ2のホリゾンタルプル(斜め懸垂)から全く進歩がない。デブだった頃から懸垂が1回もできないのがコンプレックスだったのだが、ダイエットに成功して痩せることができた今でも、1年以上もトレーニングを続けてもできるようにならないのは、ポール・ウェイド先生(『プリズナートレーニング』の著者)には悪いけどやはりトレーニング方法自体にちょっと問題があるのではないか。私は割と一度始めたメニューに固執するほうなのだが、さすがにちょっとやり方を考えた方がいいのかなーと思い始めている。更についでと言っては何だが、トレーニングメニュー全体を本に書いてある通りではなく自分で工夫して色々変えてみようかなと思っている。筋トレを始めて1年半、そろそろ本の内容を鵜呑みにする段階から卒業する頃かもしれない。まあ、今後も参考にはさせていただくつもりだけどね。
蚊にたかられながら月見酒と洒落込んでいる。ええ月や。月がー出た出たー月がー出たーヨイヨイ、三池炭鉱の上にー出たーやったっけ。よう覚えとらんわ。昔、九州に青春18切符で旅行したときに、福岡県の田川市だったかな?の炭鉱博物館みたいなところに行ったが、そこで炭坑節についてのレクチャーみたいなのをやっていて、色々由来を聞いた。まあ、あの炭坑節というのも「○○○○の上にー出たー」の○○○○に九州の色々な炭鉱の名前を入れて歌われたらしく、ウチが炭坑節の元祖だ!との争いもあったらしい。そんなんどこが元祖でもええがなと思うのは無責任な部外者だからかもしれない。炭鉱への人夫出しをヤクザがやっていた関係で、今でも九州の辺鄙な田舎町に全国有数のヤクザ組織の本部があったりするわけだよね。ひょっとしたら、今後は原発立地の地元がそういうことになるのかもしれないなーなんて思ったりする。
秋風やバーベQしたき心持ち
#俳句
バーベキューといえば夏だが、ここ最近の夏のクソ暑い中でわざわざ外で肉なんか焼く気になれない。ちょっと暑さが緩んで、夕方あたりには外に出ると気持ちいい風が吹きだす頃には、ああバーベキューやりたいなあという気持ちになってくる。まったく季節の風物詩も世につれ気候変動につれ変わっていくものだなあ…という気持ちを詠んだ句。無粋な解説、失敬。
今年のポポーの収穫が早くも終わった。鶏卵くらいのサイズのがひとつと、うずらの卵よりも一回りほど大きいサイズのがふたつ。何とも寂しい収量だが、元々ポポーは2品種以上の木を植えないと結実しないと言われているから。今までは一本だけ木を植えて無理矢理結実させていたのだが、今年は別の品種ものの枝の接ぎ木に成功したからね。品種ものの枝は今年接いだばかりだから葉芽がほとんどなのだが、ひとつだけ花芽がついているのを確認しているから、来年はこの花が咲いたら花粉を取って他の花に付けまくるつもりだ。それで多分収量が相当増えるのではないかなーと期待している。あとはもうちょっと大きい実が採れるといいのだが。木が大きく成長するにつれて大きい実が採れるようになるというが、何となく鶏卵サイズくらいがうちのポポーの限界サイズなのではないかという気がする。味は良いのだけどねえ…。接いだ品種が結構な大実品種らしいので、早くこれの実が付くようになればいいのだが。それと、ポポーの接ぎ木は今年初めてやったのだが、案外簡単にできたので来年はさらに別の品種の枝をいくつか接いでみようかなと思っている。まあ、ポポー栽培は色々遊べて楽しいよね。
世の中には信じられないくらい嫌な奴がいるものだ。根拠なくいつも威張っていて、些細な事でかんしゃくを起こして周りを嫌な気分にさせ、口を開けばハラスメントしか言わないような奴が。今話題の兵庫県知事みたいなクソ政治家を指して「サイコパス」と言う人がいるが、経験上ああいう人は世間にはよくいるし、先天的な気質だとも思わない。以前も言ったかもしれないが、男というのはみんな紳士でなくてはならないし、子供の頃から紳士たるべく躾けなければならないのだと思う。日本の男に酷い奴が多いのは、紳士教育があまり行われていないからではないか。その代わりというわけではないだろうが、非常に非紳士的な「男の美学」みたいなものが多くの日本男子に仕込まれている。それを一言で言い表すのは難しいが、近いニュアンスの言葉で言うと「バンカラ」というものになるのではないか。ちなみに「バンカラ」精神を象徴する歌に作詞作曲吉田拓郎・歌唱かまやつひろしの『我が良き友よ』というのがある。どんな歌かというと、こんな歌だ。
〈※カッコ内は私の心の叫び。〉
…子供相手に人の道
人生などを説く男♪(パターナリズム礼賛かよ、ウゼー!)
…力づくだと言いながら
女郎屋通いを自慢する♪(サイテー!)
センシティブな個人情報を公に晒すようで気が引けるが、今日は私の誕生日であった。今更誕生日を祝うような歳ではないのだが、若い頃から誕生日には概ねロクな思い出がない。名うてのパワハラ野郎に「今日はお前の誕生日だってな!祝ってやるよ!」と言われて、イヤだなあ〜と内心思いながら祝いの飲み会に出席したら、その席で大声で罵倒しまくられたことなんかを苦々しく思い出す。もっと遡ると、子供の頃に誕生日のお祝いだとステーキが食卓に並んだが、私のナイフとフォークの使い方が気に入らんと私の父親がキレて思いっきり顔面をぶん殴られた事も思い出す。正直、ハラッサーに誕生日を祝われるくらいならひとり静かに過ごす方がよほどマシだと思う。今年の誕生日は大過なく過ごせるだろうか…と心配していたが、幸い酷いトラブルもなく、平和ないい誕生日になった。お祝い料理に自家栽培レモングラスをふんだんに使った手作りガパオライスを美味しくいただいたしね。ワインもしこたま飲んだよ。酔っ払ったワーイ。
ハーブというのは良いものだ。野菜だとある程度広い畑に植えないと満足に収穫できないが、ハーブだったら小さい鉢植えで十分満足できるくらい収穫できる。6月からタラゴン(フランス語だとエストラゴン)を育てているが、涼しい気候を好むというので育たないかもしれないと覚悟していた。しかし意外にもこの夏の暑さにも負けずワサワサと大きく育ったので大喜びで食べまくっている。先日は鶏肉と野菜の赤味噌煮という純和風の料理にぶち込んでみたところ、全くの日本の田舎料理にフランス風のエスプリがピリリと効いた文化の香り高いル・ミソニと言うべき料理になった。これに味をしめたので、この秋はディルというものを植えようと思う。魚のソテーやらムニエルやらに添えてあったりピクルスの香り付けに入っていたりするハーブだが、田舎のスーパーには売っていない。売っていないんだったらもう自分で育てるしかないよね。都会に住んでいたら別に手に入りづらいこともないものなのだろうけど。
私の趣味の張り子造りについて。仁王像(のようなもの)を完成させて、次は萌え美少女フィギュアを作るとか以前言ったような気がするが、思ったよりも型造りに手間取ったので、めんどくさくなって投げ出してしまった。なにぶんムラっ気のある性格なもので…。その代わりと言ってはなんだが、以前作りかけて投げ出していた雛人形造りを再開している。仁王像(のようなもの)は勢いに任せて一気に作ってしまったが、9月から忙しくなりそうで呑気に張り子造りにかまけてばかりもいられなくなりそうなので、まあぼちぼちと少しずつ、来年の雛祭りまでには間に合わせるのを目標に作っていこうと思う。正直、雛人形は形自体は複雑ではないのですぐできそうに思えるが、小道具・装飾品造りに時間がかかりそうなのだよな。扇とか冠とか。仁王像のように装飾品を省いたシンプルスタイルだと言い張って誤魔化すわけにもいかないだろうし。
ちょっと古い話だが、京都国際高校が甲子園で優勝したのでネトウヨが癇癪を起こして騒いでいると聞いた。あいつら本当に日本の恥だなと呆れるが、一方でいまだに嫌韓ネトウヨをやっている連中ってどんな奴なのだろうかとも思う。嫌韓言説がデフォルトだったのは2ちゃんねる全盛期の話であって、もはや嫌韓言説自体から加齢臭というか古臭いというか、時代から置いて行かれてる感を感じるのだよな。連中の御本尊である安倍晋三もとっくに死んだし。そういえば『マンガ嫌韓流』の山野車輪って今どうしているのだろうか。かつてはあんなゲスが時代の寵児扱いされていて心底うんざりしたものだが、今ではすっかりあの人は今状態だ。まあ、右翼界隈では今でも偉大な漫画家扱いされているのかもしれないが。結局、京都国際の件も中高年レイシストの哀しい吹き上がりみたいなものだったのではないかと個人的には思う。もちろん、古臭い連中が言っていることだから軽視しても良いとは思わないが。
雨男が帰り東京の雨止まん
西日本には台風近づく
#短歌
萌えアニメラッピング列車走りゆく
寂れし田舎に西陽は差しぬ
#短歌
旅立ちや燕飛び交う田舎駅
#俳句
愛と正義を信じるおじさんです。 酒好き。阪神タイガースファン。 差別主義者と冷笑主義者が大嫌い。