この間の旅行では、俳句を作りまくるつもりでいた。いわゆる吟行というやつだ。気分はもう松尾芭蕉!ガンガン句を詠むぞー!と張り切って出発したのだが、しかし毎日くたくたになるまで歩き回っていると俳句を作る余裕もなく、宿に着いた後も頭が働かずすぐ寝てしまい、結局あまり作れずじまいに終わった。考えてみると、松尾芭蕉は凄いよねー。文学的才能もさることながら、電車もバスもない時代に徒歩で長距離旅行をしながら俳句をいっぱい作ったのだから、体力的にも凄い。まあ彼の正体は伊賀忍者だったのだから(断定)、それくらいは何でもなかったのかもしれないが。