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人と話してたら、「逃げ恥がすでに契約結婚ものだろ」という指摘、複数名から出たので、いやーこれ昔からあるよね、そう呼んだり、そういうワードでプロモーション組む流れが今起きてるだけだよねー、などと盛り上がった。

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印刷メディアから配信への移行については、つまり印刷メディアとは、税の徴収と経済制作を行い社会総労働の分配を取り仕切る国家機構の、文化における代替機構であり、印刷メディアが価値付けと分配の機構だったのではないか?と。
配信になることで、置かれる物にタイムスタンプは消えるし、サービスの開始と終了はかなり不可視化するし、価値付けの現れ方がグッと変わった印象がある。アーカイブが脆弱になったので、過去作品への冷淡さは加速的に進むだろうけど、それだけではなく、かつてのメジャーとマイナーの二分法がテレビVS雑誌といった異なるメディア規模の投影であり、その基礎から変貌したことがもはや明るみに出たというふうに思っている。

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また、「ITによる協働型経済」を主張する左派がここでリバタリアン右派と区別が難しくなるという事情も、この国家との対で把握すると良いのだろう。

インディペンデントやオルタナティブに対する漠然と、期待値を下げて見積もる姿勢って、「私的労働の匂い」への反応とすごく似ているんだろうな。

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そうしてみると、作品を批評する側が、オルタナティブな活動にすべてを賭けるというよりは、批判的商業主義とでもいうべき立場に帰着しがちなのは、労働の価値づけにおいて社会総労働の分配機構である国家があるかぎりで批判的ナショナリストになりがちなのと相似的なのではないか。

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ここでも同じような私的労働/社会総労働の分配の構図があり、印刷メディアから配信への秩序変貌で起きているのはいわゆる象徴秩序の衰退というよりもむしろ、価値づけの根拠喪失に伴う「自分が没入できるかどうか/他者との共生にとって有益・有害な側面(生存術としての道徳性)をもつか」に根拠が集約されつつあることなのではないか?などと考える。

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この斎藤幸平「贅沢な社会とコミュニズム」(2020)中盤の議論を読んでたんだけど、私的労働が商品交換によって社会的労働となり、その総和である社会総労働が分配されることで事後的に価値を決定されるというマルクス価値論のくだりが考えさせられる。
jstage.jst.go.jp/article/peq/5

斎藤は、ネグリや現代左派の労働論の整理のあとで議論を展開しているが、そこでは私的労働のダイレクトな社会労働化の局面において変貌し、価値そのものが尺度を失う射程があるんだけど、そもそも作品の価値づけ・評価付けのシステムと慣習もわりと似てるのでは?と思考が誘われる。

どうも韓国ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」のヒットと相乗効果で火がついてる様子。

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「溺愛もの」、『あしながおじさん』の現代版では?と思う。あしながおじさんって、グルーミングから結婚できました!みたいなところあるし…。

「婚約破棄はもう古い、契約結婚が今の流行り」説があるそうだが、若木民喜の少し前に完結したラブコメ漫画『結婚するって、本当ですか 』と同じで、偽装や形から入ってるうちに距離が狭まって〜、という昔からあるやつっぽいなー。
twitter.com/shirotae_sui/statu

『チャイニーズ・タイプライター』のマラニーが共著で書いた『リサーチのはじめかた』、事前に聞いた噂に違わず、良著の予感。序文からしていいこと書いてある。

chikumashobo.co.jp/special/whe

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