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これ漫画変容把握として面白いサンプルだった。こういう00-10年代について概説したものがもっと生まれてほしい。
cinra.net/article/202306-hirar

ダンスやらバレエやらの歴史の本を読んでるが、幕間劇がintermediaといわれるのめっちゃおもろいな…

ウェブメディアとSNSだけでは身につかない知を、書店で得るといいんじゃよ〜、と言いかけたが、現代ってとにかく「それは部数が出ないから企画成立しませんね」でかつてなら本になってたものが生成しない(ゆえに同人誌とか身を切るような自費活動などでそれらが出る二極化が起きてる)わけで、両方の長短所とその変動をつねに把握するしかないんじゃよ〜、と言うしかないんだろうな。

でも同時にアンチマンって「週刊誌とウェブメディアの言説」だけで素材イメージを作るとああなるの見本市なんだよね。

いつぞや珈琲受容史を追っかけたときに探した『珈琲遍歴』が文庫化していた。

普段通り過ぎてた新古書店みつけて入ってるんだけど、ブックオフまがいからしか得られない洞察ってあるなあ。20-30年前の書店のフリーズドライのようになってて、「ふた昔前の漫画やノベルス、ハードカバー小説と一昔前前のラノベ」がたくさんある。

「痛みはなくても虫歯は進行するし、というか痛みを感じる段階はもはやレッドゾーンなので、自覚症状がなくても定期受診に来ないとダメです」「これからは今の状態がベストと考えて、これを維持するようにメンテしていきましょうね」「4ヶ月に一度メンテで固定しましょう」と諭された。

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ミメーシスの問いで面白いのは、上野成利の『暴力』で、一見入門書の顔でオリジナリティのあるキレのいい議論がガンガン展開される(そしてけっこう読みやすい)。

ラディカルフェミニズムからジャン=マリー シェフェール『なぜフィクションか?』までをミメーシスで見通す議論を田崎英明がしているのも、上野成利への遠いアンサーなんだろうなあと思う。

amzn.asia/d/0WQGEr0

「リアリティ」と思われているものの大半は身体的同調を誘う度合いの差でしかないのかもしれない。

この問いは重要で、人は青年誌女性誌向けのリアリズム&アレゴリー複合モードだと自動的にエッセイに近い感覚で受け止められ、「社会的主題だ」と反応するコースに振り分けられるが、キャラクターモードだと実質的に同じことをやっていても称賛/批判の両方の対象から外される盲点になる、といった慣習がある。

前者のエッセイ的受容は実際にはノンフィクションやドキュメンタリーと同じで、ミメーシスに基づく反応だけで対応できてしまう、他方、キャラクターものだとミメーシスのチャンネルが違うのでそうならない、というだけなんだろう。

白江幸司 さんがブースト

オタク狙いでもっと「うまくやった」アンチマンがリゼロでは?という感想になる

私は案の定、歯がやばかったようで、歯医者から「これから最低10回の診療が確定したし、今後は定期メンテきちんと来ましょうね」と釘を挿されました。中年以後、歯はメンテ項目だと意識しないとダメですな。

そして、忍耐サトリくんの時点で露悪を笑いにする要素はあるので、露悪だからどうこうではなく、ジャンルやモードとのマッチング次第で見え方が変わるという話になる。

月刊アクションだと小林さんちのメイドラゴンがあるが、キャラクターモードなので、社会的主題のアレゴリーはたまにあるにしても調整がかかる。その調整の差でキャラクターモードと青年誌標準モードがエンコーダーソフトみたいに並ぶのだと。

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たしかにキャラクターものならモードが変わる、そして青年誌ではアレゴリーとリアリズムの混合モードが暗黙に期待される、の二者択一状態はあるなあ。
青年誌の中にキャラクター枠が混入されてきているとはいえ、このモードの使い分けが解体されたわけではない。

白江幸司 さんがブースト

短編はアレゴリーとリアリズムのコードの不確定性を狙いがちなので、日本のマンガ文化によくある「キャラクター化」という安全弁を持たないがゆえの良さと「読者への期待」が生まれる。読者への期待はリテラシーを問うことにもなるし時には「読者共同体の政治感覚」への寄りかかりにもなる。

岡田索雲の以前の読切では、「忍耐サトリくん」がもっとキャラクター寄りなので、短編だからこうなったというわけではないですね。
(Webアクションの掲載は終了しているので、Togetterを貼る)
togetter.com/li/1912604

アンチマンだと、この前の蔵書スペース広告の文面が「妄想」に見えるのと似てしまう。

真造圭伍の短編「家猫ぶんちゃんの一年」ぐらいなら、うまくひねったなと思うんだが。
twitter.com/shinzokeigo/status

アンチマン、偏見の寄せ集めっぽさがなあ。「リアル」とパッケージされた製品言語でできた何かという感じ。ドラマはタクシードライバーのよくある現代版。SNSで釣るための技かな。

ロペス『メランコリーと建築 アルド・ロッシ』(フリックスタジオ、2023.3)、早くも購入不可になった。hontoからキャンセルが来る始末。私は探しているうちにセレクトショップの通販を見つけたが、気になる人は早めに動いた方がよさそう。Amazonでは1000円増で売る業者が跋扈。

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