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棚の奥地に行くと、祖父と曽祖父の棚だな。昭和一桁の大日本講談社雄弁会があった。

こうやって並べると戦前講談社と戦後中公は地続きだな。世界の名著のうち諸子百家だけ買ってるセレクトがなー。

他方、「国民の家庭料理」みたいなシリーズの本。こういうのあったなー。部分的には現在はネットとスマホが引き継いだか。 [添付: 6 枚の画像]

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親戚の家の片付けで、本読まない層の昭和中期的な本棚とひたすら対峙してる。いろんなことを考える。「国民の読書」だなとか。

エリセは少女漫画っぽいラブコメだが、エルスールの父娘ものも今では男性作家が迂闊に扱える素材ではなく、エルスールは及第点は取れているが、今後瑕疵を指摘されるおそれもあるだろうと思うかな。

作品外の知識を要求する特定論者かそういう議論に対する怒りが隠れた動機かなと思った。あるいは、蓮實のエリセ語り(政治的文脈消しまくり称賛)→それに対抗する細川晋のエリセ本(政治的アレゴリーの強調)→…と連鎖しているシーソーゲームの変な余波か。

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わざわざテロップで時代を特定するとき、伝わらないとしても「知らん奴が悪い」と言えるクライテリアは発動するし、まあ知らんとしても後から気になるとか、言われて補足情報でなるほど、となる経路として残るように使われる。作品において、観客が気に留めるフックとして使ってる事実はある。そこを無視しすぎ。知りませんし知りたいと思いませ〜んとおちょくってるようなスタンスの記事。

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ちょっと丹念に作品を追えば凄そうに見えるマジックを使ってるだけで(ネットじゃこの程度でも凄そうに見えるのか〜という落胆が生じる)、ゴミ記事だよ

「あえて言うが、何人の人が映画冒頭の「1940年頃 カスティーリャのある村」というテロップでスペイン内戦、フランコ独裁を読み取っただろうか。」の箇所、端的に間違いだと思う。

「1945年、広島」とテロップが入ったら日本人なら察するような前提認識が、ヨーロッパ人には無い、とか、広島で原爆とか想起する人なんかいません〜と言い募るわからずやの右派の主張と変わらん。

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冒頭で始まるフランコ独裁と内戦という文脈からの解放のお題だが、結部の怪物と精霊のメタファーこそが内戦だろ?ともう一周して回帰するだけに思えた。thecinema.jp/post/article_lett

学ぶことを忌避しているとけっこう人は簡単に停滞する。学知の情勢調査と自分のやりたいことのプランニングを定期的に往復して、できれば出力もしていくとそれをある程度阻止できる。それらがないと、人は手癖と持論の型を妙に振りかざすようになりやすい。議論の提示にはなってないけど、それらしい雰囲気だけは付着する。また、知の次元がゆるくなると、愛憎と人間関係、コミュニケーションの秩序に飲まれる。

渡邉大輔「『悪は存在しない』と対称性の論理――下書きめいた小論」(note)読んだ。二者間の準均衡状態のミクロな力学としてモチーフ群を拾い上げる。
note.com/yoshiken_1982/n/n8882

このところTLでピクニックの文字列を見るが、何かの隠語なのかもしれない。きっとヒミツのあれやこれやを開催しているのだ。

中谷礼仁は、岡崎乾二郎と一緒に仕事してたころに(おかけんも論じてた)シェーカー教の研究を持続してたのかー
twitter.com/rhenin/status/1793

社会学評論はジャーナリズム言説の上位互換なので、その枠の中での卓越という面がある。

と同時に、りりちゃんについて熱く語ってる言説は、その人の作品への姿勢が露呈していることが多く、その姿勢というのは、作品を語る時には作品にジャーナリズム要素を見ているだけだし、作品読解である理由があんまりないんだよな、と私はわりと白けた思いをしている。

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こういう状況はあるな。
平岡正明的犯罪論や初期大塚英志の少年少女の犯罪や自殺の語り方が今では難しいのも同じだ。

"批評的社会分析の「衰退」には、第三者からの批評的分析対象に「してはいけない」カテゴリーが増えた、という点も大いに関係してそうです。「りりちゃん」はまだ批評可かもですが、「ホスト依存に悩む若年女性当事者」ならもう批評すること自体が不適切になりかねないですからね"

70年代ぐらいまでは、映画もこの枠の批評・評論と連続していたと思う。略取連続射殺魔は、足立や若松の凄さというよりは、ジャーナリズム世界との地続きにおけるラディカル化だろう。

twitter.com/surippa_krhrmkn/st

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