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「ヒロインに救済されたがる男性プレイヤー」(セカイ系コンテンツの一番しょぼいポイント)の裏が「自他境界壊れた女性間関係や母子」じゃね?という筋が成り立つ。

それをめちゃくちゃ美化すると「水平的ケア・互助」になるんだが、女性集団を信じられない女性もけっこういるんだろうなと思う

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私の場合、母が自他境界が曖昧ゆえに、コミュニケーションの侵襲性への感覚が呪いみたいになってて、10-20代のころに水平的関係の言説を見てもおそらく一顧だにしなかったであろうなあと思う(30代になってからナルシシズムの退潮とともに水平性が理解できてきた)。

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トランス排除派に使われないように工夫した言葉を立ち上げて~、って感じ。

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あと、声の高さと「自然」言説、トランスヘイター言説に即合流しそうな気配がやっぱ気になるよね

現在ある慣習より低いのもカッコいいしそういうの増やそうぜ、とかは全然オッケーだと思うしむしろ賛成なんだが、低いのが「自然」「成熟」とか言われると、え、そのマジョリティ保守イデオロギーに絶対乗りたくねっす…となる

おもろい声優は規範を逸脱しがちよね

そろそろアラフィフになろうとしている釘宮理恵は配役によっては萌え声演技してるんだけど、一周回って非生命的なものを感じるよ私は。「年齢との一致」原則を振りかざすと、こういうよくわからん域を見落とす。

いまのアニメで最も高い声、それはマスコットアニマルですわ。人間ではない。

で、「主人公の代わりに怒ってくれる人」は見方を変えればケア的互助で、別の見方をすると、行動を全部模倣する付き纏い系友人とか自他境界ぶっ壊れキャラになる。

男性文化にもそういう因子は無いことはないんだが、威嚇と牽制の方が主になりやすい印象があるかな・・・

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よくいう「自他境界が曖昧な人」への怨嗟って、母子関係がベースだよなーと気づいた。母のコミュニケーション作法が呪いみたいに残るパタンかと(私の母も自他境界危うい人なので)。

最近なんとなく把握できてきたけど、女性向けエンタメで「主人公のことを我がことのように心配し一喜一憂する同性」の配置の多さと母子=自他境界問題の連続性があるんだなと。他方で、男向けでは同性との関係をそう描かかれることが少ない印象。その分「異性に全部の要望を乗っける」という無茶苦茶をやりがちだが。

萌え声は「そういう古いスタイル」を引用する、みたいな仕掛けにすらなってきてるのが現状だろう

この手の主張、20年前からタイムスリップしてきたのかよ?ってレベルのものがマジで多いので唖然とする。00年代の化石みたいな人多いよな

花守ゆみりもそうだけど、「声が低いキャラを上手く使う」配役やトライアルはむしろずっと継続してるよなーと。

白江幸司 さんがブースト

なんか、「女性ボーカル」になると低くてハスキーめな声のほうが好まれ、対して「男性ボーカル」だとハイトーン出せてなんぼ、みたいなところないすか?

年々、アニメキャラの声って低くなってるんだけど、この手のイージー言論を振り回す人って変化を見ようとしないんだよな。アニメ見てる人だって現代人なので、「高すぎじゃね?」もまたストレスになるから、徐々に変化する。

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「同じ境遇になりうる」発想を除去して、ケガレみたいに遠ざけて安心、の罠にはまりがちなんだろうな

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