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おはようございます。今日は出社するので早めに書写。

1/17 No.273
立ち返りあはれとぞ思ふよそにても人に心をおきつ白波

在原元方 古今和歌集


1/16 No.272
涼しさは生《いき》の松原まさるとも添ふる扇の風な忘れそ

枇杷皇太后宮 新古今和歌集



1/15 No.271
泣く涙雨と降らなむ渡り川水まさりなば帰りくるがに

小野篁朝臣 古今和歌集



今日は古今和歌集から。

1/14 No.270
幾返り咲き散る花をながめつつ物思ひくらす春に逢ふらむ

能宣朝臣 新古今和歌集



1/13 No.269
谷川の流れし清く澄みぬればくまなき月の影も浮かびぬ

肥後 新古今和歌集



1/12 No.268
ゆふしでの風に乱るる音冴えて庭しろたえに雪ぞつもれる

按察使公通 新古今和歌集



1/11 No.267
ながめばや神路の山に雲消えて夕べの空を出でむ月影

太上天皇 新古今和歌集



1/10 No.266
大空を渡る春日の影なれやよそにのみしてのどけかるらむ

亭子院御歌 新古今和歌集



1/9 No.265
けふもまたかくや伊吹のさしもぐささらばわれのみ燃えやわたらむ

和泉式部 新古今和歌集



1/8 No.264
春日野のわかむらさきの擦り衣しのぶの乱れ限り知られず

在原業平朝臣 新古今和歌集



本日の硬筆は鉛筆でなくボールペン(サラサクリップ)

1/6 No.263
波の上にほのに見えつつゆく舟は浦吹く風のしるべなりけり

躬恒(みつね) 新古今和歌集



1/5 No.262
別れてののちも逢ひ見むと思へどもこれをいづれの時とかは知る

大江千里 新古今和歌集



家族と話しながら書いてたら新古今和歌集をなぜか書き間違えました…。

1/4 No.261
あはれとも心に思ふほどばかりいはれぬべくは問ひこそはせめ

西行法師 新古今和歌集



1/3 No.260
み吉野は山も霞みて白雪のふりにし里に春は来にけり

摂政太政大臣 新古今和歌集



朝書き損ねていたので今頃書写。

1/2 No.259
曇りなく千歳に澄める水の面に宿れる月の影ものどけし

紫式部 新古今和歌集



1/1 No.258
初春の初子のけふの玉箒《たまばはき》手に取るからにゆらぐ玉の緒

読人しらず 新古今和歌集

初子の日(新年の日)の歌から今年の書写はじめ。
今年もよろしくお願いします。



12/31 No.257
けふごとにけふやかぎりと惜しめどもまたも今年に逢ひにけるかな

皇太后宮大夫俊成 新古今和歌集



大晦日まで取っておいた、大晦日の歌。
この歌を作った時の俊成は、88歳だったそうです。平安時代に88歳とは、ご長寿ですねえ。

12/30 No.256
かきくもり夕立つ波の荒ければ浮きたる舟ぞしづ心なき

紫式部 新古今和歌集



12/29 No.255
ここにありて筑紫やいづこ白雲のたなびく山の西にあるらし

大納言旅人 新古今和歌集

今日は気分を変えたくて、鉛筆ではなくサラサクリップで硬筆的なもの。見た目はあまり変わらないですね。



12/28 No.254
新しき年やわが身をとめ来《く》らむ隙《ひま》ゆく駒に道をまかせて

大納言隆季 新古今和歌集



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