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2/8 No.293
咲きにほふ花のけしきを見るからに神の心ぞ空に知らるる

白河院御歌 新古今和歌集



2/7 No.292
春きては花とも見よと片岡の松の上葉に淡雪ぞふる

藤原仲実朝臣 新古今和歌集



2/6 No.291
谷川のうち出づる波も声たてつ鶯さそへ春の山風

藤原家隆朝臣 新古今和歌集



2/5 No.290
あすからは若菜つまむとしめし野にきのふもけふも雪は降りつつ

山辺赤人 新古今和歌集



2/4 No.289
山深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉水

式子内親王 新古今和歌集



2/3 No.288
吹く風と谷の水としなかりせば深山がくれの花を見ましや

貫之 古今和歌集



1/31 No.286
さやかなる鷲の高嶺の雲居より影和らぐる月読の社

西行法師 新古今和歌集



1/30 No.285
起きもせず寝もせで夜を明かしては春のものとてながめくらしつ

在原業平朝臣 古今和歌集



1/29 No.284
糸によるものならなくに別れ路の心細くも思ほゆるかな

貫之 古今和歌集



1/28 No.283
心ざしふかくそめてしをりければ消えあへぬ雪の花と見ゆらむ

よみ人知らず 古今和歌集



1/27 No.282
久方の天の八重雲ふり分けてくだりし君を我ぞ迎へし

紀淑望 新古今和歌集



1/26 No.281
君いなば月待つとてもながめやらむ東《あづま》の方の夕暮れの空

西行法師 新古今和歌集



1/25 No.280
都までひびきかよへるからことは波の緒すげて風ぞひきける

真静法師 古今和歌集



1/24 No.279
色香をば思ひも入れず梅の花つねならぬ世によそへてぞ見る

花山院御歌 新古今和歌集



1/23 No.278
天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ

良岑宗貞 古今和歌集



百人一首にも入ってる歌ですね。

1/22 No.277
降る雪に色まどはせる梅の花鶯のみや分きてしのばむ

菅贈太政大臣 新古今和歌集



1/21 No.276
夏刈りの萩の古枝は枯れにけり群れゐし鳥は空にやあるらむ

源重之 新古今和歌集



1/19 No.275
わが袖に跡ふみつけよ浜千鳥逢ふことかたし見ても偲ばむ

読人しらず 新古今和歌集



1/18 No.274
心のみ空になりつつほととぎす人頼めなる音こそ泣かるれ

馬内侍 新古今和歌集



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