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3日で30冊とかいうストイックなペースでBL読む日々を過ごした。満足感が高い。

ご不快構文、「ご不快構文」という言葉ができてしまうぐらい駄目なもんだという認識広まってるのに、それでもまだ「ご不快構文」を出すというの、もう喧嘩売ってんのかなーとか煽ってんのかなーとか思われてしまうレベルよ……

二見書房のM/Mロマンスのラインは、あれ「BL」ではないとして売り出されているのね。

私はそのことを「BLというジャンルでなくてもM/Mロマンスはあって良い!」というポジティブな文脈で捉えていたんだけど
社会的制度等の絡む問題を「価値観の違い」とかいう個人の受け止め方の問題に勝手に変換したり、それ指摘されたらご不快構文で返したり、全然ダメじゃん……の気持ちが強いです。がっかりすぎる。作品は名作なのになー!!!!

こうなると逆に「BLと名乗って見せるところから始めろよな!」という心地にもなってしまうよ。

そんでまた、M/MロマンスであるにもかかわらずわざわざBLではないものとして発売している人たちのやらかしに対し、「これだからBLはダメ」とか言ってる人らもいたりして
いやほんとBLって叩きやすいんだろうなぁクソめ。という感想もわく。

BLというジャンルにかかわるひとたちは、そうでない人たちよりも感度高くある必要性と責任があるし、厳しい目が向けられるのも当然だし、自らに向けるべきとも思う、が、
「BL」に向けるジャッジをBL以外には向けることすらしてないだろう人らのイキイキとして無責任なBL批判見ると、クズめ。としか思われない。

BLではないものをわざわざBL扱いしてまでするBL批判、執念すごい。

私はもしねこ派ですかいぬ派ですかときかれれば、わんこさんを推させていただくタイプなのですが、昨日買ったねこねこBLが最高に可愛くてねぇ……ねこさんかわいいねぇの気持ちが大変に強い今朝です。
今日11? 12? 冊大人買いして、同じ作家さんの作品もう10冊ちょいいま買いました.今月のBL予算はもう枯渇気味です。(セールとクーポンと貯めてたポイントを大放出したので、モノクロームロマンス文庫ぶんくらいは残してある)

ねこねこBLなのですが、作中に出てくるわんこさんが大変に、大変にかわいい。癒ししかなかった。ありがとう。気持ちがささくれそうになったら何度も読むね……!
1枚目の画像とリンク先は、シリーズのわんこさんが出てくるやつ。2枚目の画像は、シリーズで一番好きだった作品(和菓子屋御曹司と四十路の元モデルさんの話)です。
Kindleとかhontoさんでいまキャンペーンやっててお得!

amzn.to/3HVh0Ue

ストーリーの初々しさ(拙さ)は良いのだけど、
私がどうしても気に入らないのは、子どもを脇に置いている状態(放置とかではなく健やかに隣の部屋や目の届く範囲で寝ているのだが)でセックスに及ぶ描写である。

この人のこの作品に限らず、超大人気作を手がける超人気作家の有名作にも、そう作品があって、その人の作品ほんとうーーーーーにおもしろいのに、子育てゲイのそのたった1冊のBLを思い出してしまうせいで、萎えちゃったりする。
食べ物とエロを掛け合わせるのと同じくらい苦手……。

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正直ハマっては全くないのだが、『有馬さんはオメガになりたい』の2巻がやはりどうしても気になったので、買うものリストに突っ込んだ。

オメガバ、ではない。
アルファと、10万人に1人という超低確率で生まれるらしい生まれつき妊娠機能を持ったアルファの物語。
単なる思いつきかもしれんのだけど、アルファ×アルファにしてすらオメガバの定型にストーリーを載せることで、なにか見えてくるものがあるのでは? みたいな
作品の構成と、作品自体が持つメタ的な(現状社会における、といってもいい)価値について考察してみたい。
オメガバは既存のジェンダーを反映させることで、それを強化してしまったり逆にメッセージ性が凄くなったり、どうしたって気になるジャンルであるし。

オメガになりたい、と願う主人公くんの希求理由が、絵としては性愛的なところに重くあるんだけど、文字としては社会的なところ(オメガなら結婚できたとか)にも比重が置かれていたのも興味深かった。
社会制度への希求は、切実な現実問題であるし。

amzn.to/40qFs7b

アニメBANANA FISH、出会う前にはもう戻れないし、というか出会う前を思い出せないくらいには私の生活様式を変えたし、人生も微妙に変えたコンテンツだと思っている。
初めて声優さんのイベント行ったし、カフェ通ったりもしたわ。グッズ買うとか原画展とか。

最初はアニメ化に相当懐疑的で、むしろやめてくれくらいに思ってたんだけど、観はじめたら猛ダッシュで頭から突っ込んでた。

岩本ナオ『yesterday yes a day』、再読にて読了。

岩本ナオは長編もおもしろい、という前提の話ではあるけど、短編の威力凄い。1冊読み切り作品。
完全に孤独なわけではなく、あたたかい誰かがそばにいて、それでもどうしようもなくどうにもならないままならなさが、じわりとやさしく、誠実に描かれている。
みんなそれぞれにいい子なんだけど、ちょっと不器用だったり、ちょっと強くあれなかったり、ちょっと世界のすり合わせができず噛み合わなかっただけで接点をもつに至らなかったり……。
それでも「たぶんどうにかなってしまう」切実なさみしさと、日常の強さみたいなものが、やさしくあたたかく描かれているんだよ…… すごいね……?!

なおこちらの作品は、全3冊の『雨無村役場産業課兼観光係』と同じ世界観(普通に日本だけど)で、でも読んでなくても全然大丈夫なやつです。
でもあっちの作品好きだった人は、是非読んでみてほしい。この作品、大変に「岩本ナオの真髄!!」感あるので。

amzn.to/3l4Eiyb

んーーーー
「見なかったことにできる」ようなシーン、と書いたけど、見なかったことにできるかどうかは人によるし、結局は私も見なかったことにできてないから、気にしてるんだよな。

解像度下げまくって背景に溶かしたような心地を自分で自分に対して演出して、作品を楽しもうとする。みたいなこと。

文章にすると「そんなことしてまで読みたくねぇ」ってなってしまうんだけど、日本社会にいたら、多かれ少なかれどこかで何かをそうしていないと生きていかれない瞬間の連続ばかりで、だからただただ日常と同じことをしているだけであって、
現実世界に対してだけでなく、どれだけ褒めまくってる作品に対しても、これは(これもやっぱり、多かれ少なかれ、ですが)やっていることなので、特別ではないことだから強調もしたくはないんだけど
せざるを得ないとも思い……みたいな

mastodonだと500文字ウダウダし続けられるのね

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岩本ナオ『スケルトン イン ザ クローゼット』、再読にて読了。

表題作含む初期短編集。スケルトンインザクローゼットとは、文字通り「箪笥の中の骸骨」で、「親が他人に見せたくないと思っている子ども」のことだそう。

表題作の3人のうち、私はいつもメガネの彼を思って、胃が気持ち悪くなって吐き気がするほど胸が苦しくなるんだけど、伝わるだろうか。

とりわけかっこいいのは『僕の一番好きな歌』の2人、一番好きなのは『花の名前』(最後のコマのおばちゃんに話しかけるところが特に良い)なんだけど、いやぁどれも、しみじみといいんだよなぁ。『冬色自転車』の、甘えと誠実さとのギリギリのせめぎ合いが静かに描かれているところとか、凄すぎる。

『町でうわさの天狗の子』もめちゃくちゃ素晴らしいのだが、大変すぎて筆を折ろうとしていたそうな。
今も漫画を描いていてくれてよかった。長く長く読みたいよ。インボイスは今すぐポシャれ。

amzn.to/3XYzn02

『金の国 水の国』ネタバレる感想 

「ふたりの愛が国を救う」みたいな物語、風なんだけど、実はラストもラスト、「大義のため」みたいに相手をひとりにしちゃったこともう絶対やだわ!!! つって「国の大義」ブッチしてるし、そのさらに先の「ここさえ」てところですら、目の前のひとり(恋しい相手ですらない)(が、その人のためのことではある)のことを「国の大義」より優先しており、
託された「たのんだぞ」ではないものを、選択しているのだよな。
ああいう選択する人だからこそ、ではあるのだけど、個人的にはどうしたってそこの構図は痛快。
個人は「国」のことなど、いつだってブッチしてよいのである。国が個人をブッチするのは許されないけどな。絶対に許さん。

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岩本ナオ原作『金の国 水の国』映画感想(ネタバレない)

めちゃくちゃ良かったよ!! 丁寧につくられていたし、絵も音も大変良く(音ものすごく聞き取りやすかった)、キャストもピッタリで!!! 特に主人公2人とライララと、お姉様と左大臣が良かった。

一方で、原作では「んん……」となってしまって見なかったことにできるようなシーンも、美しい映像とピッタリの声と雰囲気と音とでお出しされてしまうので、やっぱダメだよなこれは、と再確認させられてしまうところはあった。
これは原作から苦手なところで、映画の罪ではないです。

岩本ナオ作品、主人公もモブも「美」の人もそうでない人も、みんな世界に対する居心地の悪さ……どこか取り残されたような異物であるような、1枚薄い幕を張られた外側に阻害されているような、そういう心地を知っているキャラが多く、しかし助けたり助けられたりしながら世界との付き合い方を知れていったり(いかなかったり)するのですが、今作もそうで、
その過程の描かれた方は誠実だったように思います。さらっと淡々として厳しくもやさしくて好き。
原作もぜひ。

amzn.to/3jp0en3

自分は「自虐ネタ」と相性悪いんだなって気づきました。
好きじゃないや……

あぁ、自虐ネタなのか……なるほど。
マジレスありがたいです! アルファベット表記のやつで見たのはそこの公式さんだけです(なんか教えてもらったらしいので、教えた人は責任もって正式名称やめとけって教えてあげてほしい😂)。

スタバって、なんかキラキラとか意識高い系とかなんかで揶揄される文化がずっとあったので、そういう気配を感じていました。自虐ネタってもともとそういう視点を含んでもいるもの、だとも思ってはいますが……。

mastodon、検索はタグがいのち! みたいな場と感じていたので、検索したい人たち(スタバ好きな人たち)への揶揄込み嫌がらせなのかなって思っちゃって、うぇぇ陰湿だー感じ悪っ! と感じたのでした。
自虐ネタと私の感覚は相性が悪いのだろうな。

マジレス助かります! ありがとうございます🙏🙏🙏

スタバってタグでスタバ関係ない食べ物などの画像流すの、あれはどういう意図の流行なの? 嫌がらせかなって印象なんだけど……

佐原(BLが好き):komeda: さんがブースト

↓BTs
映画は観てないけど原作は好き! 大変におもしろい、大変に良いのよ。
岩本ナオ『金の国 水の国』。

amzn.to/3kV8taW

佐原(BLが好き):komeda: さんがブースト

シマ・シンヤさんは『ガッツィ・グリティ・ガール』もいいよ というかGGGが一番好きかも! ロストラッドロンドン(サスペンス と見せかけた、サスペンス調の群像劇です)もいいけど!

amzn.to/3HgIaDC

佐原(BLが好き):komeda: さんがブースト

【お知恵お貸しください】

「LGBTQ」と括ってしまうのもアレなのですが、LGBTQとりわけトランスジェンダー(Xやフルイドなど含む)が就職・転職するにあたり、もしくは就業にあたって職場が理解しておくべきこと、最低限守るべきことにつき、ある程度具体的に学べるものを探しています。

ご存知の方、おすすめあるよ! という方いらしたら、リプライなどいただけると大変嬉しいです。
リンク先の本は購入予定。
当事者団体などで「ここの資料は取り寄せるべき」などもありましたらぜひ教えて!!!

「セクマイってなに??」レベルの社員がいる会社への基礎〜具体事例での啓発、のイメージです。

amzn.to/3jfBC09

「機械に愛されている」でCLAMPを思い出す年代です。『X』です。

ところで、あの、これリンク先はプレミアムエディション第4段で今週金曜に発売される『X』なのですが、概要読んだらさぁ……単行本未収録の18.5巻も発売予定って書いてあるんだけど……?!?!

amzn.to/3HLbnbq

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Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。