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晴着を持たないひとりの女が外から帰り
すり切れた畳の部屋で
「ついこの間
一杯の塩もない新年があった」
と呟きながら
餅焼網で餅を焼けば
白い餅よりもたしかな手ざわりで
喜びはかなしみに
愛はいかりに、裏返され。

しかも家族はめでたくて
地続きに住む雲上人の御慶事に
目を輝かせているばかり。

日、とは抽象。
御子、は尊称。

そこぬけに善意の御方とうかがえば
善とは何でありましょう。

あなたはどなたでいらっしゃいますか。

『愚息の国』石垣りん

石垣りんの詩を読みたくなる時がある。

さんがブースト

アメリカ大使館前のパレスチナ連帯アクション、警察の妨害が相当やばい感じ。法的根拠は全く無い。恐ろしいことだと思う。
twitter.com/aka_sb/status/1740

結婚について、全然興味がないので、自分から話題に出すことはまずない。

続きの、積極的にしたい話ではないが、友人たちとの結婚に関する話題が自分には気を遣って尋ねられることがない、自分にとっては決着のついている話だから訊いてくれて構わないのに、という箇所も印象的だった。同じ場所にいて、会話をしていて、その話題だけ自分にこない。

相手の状態によって訊いたり訊かなかったりする物事があって、それは例えば礼儀と表されたりするけど、その時の、訊く訊かないの基準を、私は何を基にしてそうしているのだろうかと思う。

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第7章 意識がないと思われてる──難病、六条歌林さんのばあい

大学病院で
「どんどん悪くなっていっちゃって、(完全)閉じ込め症候群みたいな状態になっちゃって。自分は意識はあるし、伝えたいこともちゃんとあるんだけど、人には意識が無いと思われている。全部聞こえているし、されていることも分かってるけど、なんか(何も)伝えられないというときがありましたね」。

“歌林さん「私の身体を拭きに来て「今日の飲み会、何時から、どこで待ち合わせだよね」とかふつうに会話してたり。となりの部屋の家族がどうこうとか、そういう話をしてて」。”

「自分がいないものだと思って会話されてる感じ。自分だけ、なんかこう、見えてないっていうか。その人たちのなかでは私はいないも同然の状態で会話してるんだなあと思って。意識が無い人にたいしてはこんなふうにしてるんだって思ってた。」

  
第Ⅱ部 ライフコースと性役割
障害があり女性であること:生活史からみる生きづらさgendaishokanshop.stores.jp/ite

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第7章 意識がないと思われてる──難病、六条歌林さんのばあい

病院のソーシャルワーカーの言葉から

「結婚するタイミングなかったの? みたいなことを言われたことがあって。私、二〇代なかばで発症して寝たきりとかなってるから、それまでに結婚する機会があったら人生、変わってたんじゃないの? みたいなことを訊かれたことがあって。」

“健康保険や国民年金の納付や受給が「扶養家族になってると変わってくる、みたいな話をしてて、(歌林さんが結婚してないことにふれて)結婚するタイミング無かったの? みたいなことを言われて」。”

“「(男性であれば発症後も何とかして)「お仕事、続けられなかったか」みたいな話になるだろうところが、(女性であるがゆえに)「結婚して扶養に入るタイミングがなかったのか」みたいなことを言われた(後略)」。”

“女性は結婚して家庭に入るもの、まして障害をもったなら扶養されるのが何よりではないか。歌林さんにそうと言ったソーシャルワーカーは、ひとりかれの独創ではなく、私たちの社会にある通念を口に出したのである。”


第Ⅱ部 ライフコースと性役割
障害があり女性であること:生活史からみる生きづらさ
gendaishokanshop.stores.jp/ite

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お腹がすいているので何か食べたいが、動きたくなさが勝ってこんな時間になっている。

不安定なのは自己責任? 非正規雇用の49歳、「標準世帯」がモデルの世の中に感じる壁
shinmai.co.jp/news/article/CNT

 “理解し合える人との結婚に憧れはある。ただ、交際が結婚に至る機会がなく、独身で過ごしてきた。団塊ジュニア世代で、就職氷河期世代でもある玲奈さん。非正規雇用で経済的に不安定なため結婚していない人が多い年代として、自分たちが少子化の原因のように言われることに心を痛めることもあった。”

 “市民団体「わくわくシニアシングルズ」(東京)は、中高年単身女性の貧困解決を目指して活動している。大矢さよ子代表(73)は、サラリーマンと専業主婦、子ども2人という「標準世帯」をモデルに雇用・税制・社会保障制度が維持されてきたとし、「枠から外れるシングル女性はあたかも社会にいないかのように扱われてきた」と訴える。”

国境なき医師団への寄付をした。なかなか時間が取れなくて、やっとできた。
msf.or.jp/donate/

朝から掃除と洗濯をして、一時休み。マフラーとトートバッグを手洗いできて良かった。

感覚をあえて鈍らせないと生きていけないところで暮らしている。それもある。権力による理不尽に、他者の苦しみに、鈍感であれ、というメッセージは至るところから出されているとも思う。

「私たちは鈍感に育てられたのか」 あさのあつこさんが見た代執行digital.asahi.com/articles/ASR

 “基地問題で反対の声をあげることに多くの人はなじみがない。基地問題で一票を投じたこともない。だから、落差を感じ、違和感を覚える。観光で沖縄に行けば、延々と続く基地のフェンスに驚く。でも、それもすぐに見慣れ「沖縄の景色」として受け止める。”

 “そして、沖縄だから仕方がないと、不可解にも割り切る。多忙な日常生活のゆとりのなさや苦しさの反動で、沖縄はわがままだと攻撃さえする。”

 “民意が尊重されない国は、どれほど恐ろしいものか。私たちはそのことを実感できていない。鈍感に育てられてしまったのではないかとさえ考えてしまう。”

houseではあってもhomeではないこともある。

続き。六条歌林さん(三十代なかば、全身性障害をともなう進行性の難病を二十代なかばで発症)の語り。
途中まで。

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