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24年5月のスケジュールを更新しました。
次回は5月4日20時から。GWですね。

syoso.org/notice/202405

『宗教的経験の諸相』でジェイムズは何度かカントという思想家に言及します。

特に「哲学」の講では、カントとヘーゲルの世界観、認識論を比較してプラグマティックな宗教に対する価値判断を行います。しかし、カントといえば「難解」で知られた哲学者です。
しかし、『宗教的経験の諸相』の「哲学」講を理解するには避けて通れないことも事実です。

『純粋理性批判』や『道徳形而上学原論』といった著作をいきなり読んで挫折するよりも、このような概説書から読むことをおすすめします。著者の熊野氏は丁寧かつ簡潔に、カントの思考の枠組みを示してくれるのでとても良いです。

syoso.org/books/kumano01

これまで、noteで連載していた「スタディ通信」のインデックスページは作成していませんでした。
しかし、一覧で見れたほうがよいので公式サイトに全一覧を集約しました。

5月からはぺーさんの新連載「BBSGだより」も始まります。

syoso.org/mag

次回ミーティングのお知らせ
4月27日(土曜日)
20時30分より
詳しくは諸相HPをご覧ください。
syoso.org/bbsg

ビッグブックが前提としている精神医学はアメリカの精神分析なのですが、刊行から80年が経過するとそのことも忘れられている感があります。
現代のDSMやICDの概念、もしくはトラウマやPTSD、ナラティブやオープンダイアローグなどが12ステップ成立に影響を与えたのではありません。なぜなら、それらはビッグブックが刊行された時代には存在しなかったからです。

ビル.Wやアーネスト・カーツがどのような精神医療の概念を前提として発言しているのか。また、ユング博士の立場はどのような立場なのか。
そのような、AAメンバーにとって大切な問いへの重要な参照テキストになるでしょう。

syoso.org/books/fujiyama01

依存症業界では有名な斎藤学氏の著作。
『諸相』スタディは神秘主義の講でこの著作からの引用をしました。

にしても、これはジェイムズの言う「二度生まれ」型の人間の精神の危機を精神医学の立場から見事に描いていると言える名文です。

では、この二度生まれ型の人間に決定的に不足している「自己愛エネルギー」を、12ステップではどこから得るのか。
それが、セッション14で扱うテーマとなります。

syoso.org/books/saito

『諸相』スタディのスタディ一覧Googleカレンダーにも掲載しています。

syoso.org
QT: fedibird.com/@cornerstone_ga/1
[参照]

GAコーナーストーン  
GAコーナーストーン主催で 「バック・トゥ・ベーシックス・オブ・リカバリー」をオンラインにて行います。 12ステップに素早く繰り返し取り組みます。 6月9日(日)から5週連続日曜日、21:00〜22:15です。詳しくはチラシをご覧ください。グループのホームページにも掲載しています。参加申し込み...

GAコーナーストーン主催で
「バック・トゥ・ベーシックス・オブ・リカバリー」をオンラインにて行います。
12ステップに素早く繰り返し取り組みます。
6月9日(日)から5週連続日曜日、21:00〜22:15です。詳しくはチラシをご覧ください。グループのホームページにも掲載しています。参加申し込みはグループのメールへお願いいたします。

バック・トゥ・ベーシックスとは、12のステップを「素早く、繰り返し」取り組むためのフォーマットです。

みなさん、この機会にぜひ参加してみてください。

aabacktobasics.jp/

ひいらぎさん(心の家路)が記事中で『諸相』スタディを紹介してくださいました。
ありがとうございます。
ieji.org/2024/13556

アナール学派に属する歴史家である著者のフランチェスコ研究をまとめたテキスト。

これを読むとフランチェスコをはじめとする托鉢修道士たちは、「祈る人」として修道院の中に篭るのではなく、「祈り、かつ働く人」として都市で活動した事実がわかります。
それはヤコブ書をその土台にもつAAの霊性にも当てはまります。また、托鉢修道士たちの霊性は、『宗教的経験の諸相』でジェイムズが描くプラグマティズムを前提とした、現実の生活の中で働く霊性でもあるでしょう。

12&12でフランチェスコに触れたAAメンバーの次のステップにおすすめの著作。

syoso.org/books/legoff

現在の日本のAAの衰退と崩壊の過程がなぜ起きているのか、そんな分析も含めて記事にしました。

note.com/shima_2019/n/nf96eaf1

24年5月のスケジュールを更新しました。
次回は5月4日20時から。GWですね。

syoso.org/notice/202405

なんでも、ビル.Wが入院したときに読んでいた本の一つだとか。

どうやら初期AAで流行っていた一冊のようです。12&12に「フランシスコ平和の祈り」が出てくるのですから、そうであっても不思議ではありません。

この本の原典の最古の版は1390年だそうで、アシジの聖フランシスコの没後150年後に書かれた彼の伝記です。

フランシスコ自身はほとんど著作を残していませんので、貴重な証言集になるのでしょう。欧米のキリスト教文化ではよく読まれている一冊、霊性の修養に役立つでしょう。

syoso.org/books/francesco

山谷に民間ホスピス「きぼうのいえ」を創設した山本夫妻をめぐるノンフィクション・ドキュメント。

この本の内容は様々な角度から学ぶことができますが、霊性の持つ負の面という観点を描き出すという観点からも意義があります。

ジェイムズは回心をはじめとする宗教現象の有用な面に多数言及しますが、その裏の負の面にも言及をしています。そういった霊性をめぐる様々な論点を理解するためにも、有益な一冊です。

syoso.org/books/suenami

AA.HummingBooksグループからお知らせをいただきましたので、シェアします。

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AA.HummingBooksは月曜から金曜の朝(6:00〜7:00)に、AAの原理の理解に役立つとおもわれるさまざまな書籍を読んでいます。
aahumming.one/morning

最近は、アクロンの初期メンバーに人気のあった
・エメット・フォックス著「山上の説教」
・ヘンリー・ドラモンド著「世界最大のもの」
を読んできました。

参加メンバーのメッセージもホームページに掲載していきます。
aahumming.one/kajitu

禅というのは座禅を中心とした修業で自力で悟りを得るものだと、このテキストを読むまで勘違いしていました。

『宗教的経験の諸相』の中の「受動性」という概念を理解させてくれたのもこの本です。その概念の豊かさ、そして概念の実践としての禅という新しい理解を開いてくれました。

禅という宗教現象を知りたい方にぜひおすすめしたい一冊。

syoso.org/books/fujita

ジェイムズの認識論は多元論とともに根本的経験論があります。
それは主客の二元論を拒否し、人間の日常生活の親密な経験を擁護する思想でした。

なぜジェイムズが『宗教的経験の諸相』の特に「哲学」の講において、執拗に主知主義を批判し経験を重視するのか、その重要な点を理解するためにはこのテキストが必要です。

syoso.org/books/james04

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