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とある短編を読んだ。約1000語。

作中で「マターパニール 」ってのが出てきて調べたら、グリーンピースとカットしたパニール(カッテージ風チーズ)をスパイスで煮込んだカレーのことらしい。
commons.wikimedia.org/wiki/Fil

とある短編を読んだ。約3000語。

「death by a thousand cuts」は訳しづらいなー。場合によっては当てはまる言葉がない。
en.wiktionary.org/wiki/death_b
今読んでる文だと「性差別、ハラスメント」と並置されてるんだけど、ここはさすがに「なぶり殺し」だと変になる。「じわじわと傷つくたくさんの攻撃」とか? 難しい。

イアン・M・バンクスのSFはもう訳されないんだと諦めて原書を買い始めたけど読める気がしない。〈カルチャー〉シリーズは1冊しか邦訳出てないけど、なんでカバーイラストを松本零士にしちゃったんだろうね……。センスがなさすぎる。

とある短編を読んだ。約1600語。

とある短編を読んだ。約1800語。

昔、先輩が「竜がいて人間を襲う世界なら、都市や建物の様相自体が空からの襲撃を考慮したものになっているはず」という話をしていて印象に残ってる。設定によるけど、そういう世界で気球が発明されているなら、WWIIでも使われた阻塞気球で街を取り囲んでいてもおかしくないなと思った。
ja.wikipedia.org/wiki/阻塞気球
というか対ドローン用途で今まさにロシアも使ってるのか。x.com/grandparoy2/status/18116

Yume KitaseiというSFF作家がいるのか(両親が日と米らしい)。日本語表記は「北星ゆめ」なのかなと思ったら、本人のサイトで「北清夢」という表記があった。 yumekitasei.com/

ちまちま集めていたレナルズの短編がほぼ揃った。あとは読むだけだが、いつになるやら。なおISFDBの短編リストは抜けがあり、本人のサイトのリストも見ないと駄目なので注意。
ところで〈Revelation Space〉シリーズに属する未邦訳の短編は現時点で5本ある。でもって同シリーズ未邦訳の長編は2作、さらにシリーズ内シリーズの〈Prefect Dreyfus Emergencies〉シリーズが3作出ていて、いくつか買ってはいるけど読める気がしない……。

「oh my God!」 のような「なんてこった」的な感嘆表現として「Asymptotic giants」というのが使われていて、一見しただけでは全然わからない上にとても訳せない。
Asymptotic giantsは日本語だと「漸近巨星」で、恒星の一生の後半段階のひとつ。星が膨張して赤色巨星となって、酸素などの重い元素を核で融合しようとする段階のこと。HR図の一部分を指す「漸近巨星分枝」というのがありまして。
Natureに載った作品なので「あり」だとは思うんだけど、それにしてもわかりづらい。いやこの作品は面白いんだけど、そこだけ困る。もうちょっとメジャーな天文用語にしようよ。

ちょうどいまパスポートの更新時期なのだけど、マイナポータルからオンライン申請ができるようになったと知ったのでやってみた。

英語圏で新人作家の作品を追ってみると、掲載媒体から向こうの新人事情がなんとなく伺える。
あちこちで草の根的なWebzineや掌編専門の無料サイトなどがあったり(どれも日本まで伝わるほど有名ではない媒体)、または色々なテーマでアンソロジーを主催して電子書籍で出したりしていて、その各所が主に素人作家・新人作家に向けて作品を募っているという状況がある模様(掲載料取ってるところもあり)。とにかく知名度を不問にすれば掌編・短編の発表媒体は多い感じ。
最近の英語圏の作家はこのあたりにあちこち出して掲載されて、それを足掛かりにメジャー媒体へも売り込んでいく……って流れがひとつあるんだろうな。
※以上は個人的な所感なので間違ってるかも。

ピンポイントの資料本(紙しかない)を海外から古書で買うかどうか悩む。届くころにはもう別の作業に移っていて関係なくなっていそうなので。それなりのお値段するしなぁ……。

そういや今日、よくある狐の面を被った女の子がお父さんに連れられて歩いていた。あれ被る子、フィクションじゃなくてもいるのか……と思った。それとも何かの作品からか?

毎度ながら眠い。やはりこの仕事の仕方はだめなんだ。

鉱石ラジオ、なぜ鉱石で検波ができるのかの原理って未だに解明されてないのか……。素朴な驚き。「ダイオードの出現によって,鉱石検波の原理的な解明を待つことなく産業的な価値を失ってしまったため,それ以上の研究価値がなくなってしまったのであろう」とあった。 tetras.uitec.jeed.go.jp/files/

どうでもいいんだけど、これくらいの文字数だとContents Warningで本文を隠すのはあんまり向いてないな。使ってみてわかった。

ポーリン・バーンビー氏は本業が天体物理学者で、ウェスタンオンタリオ大学の教授(物理学と天文学の学科長をやっているらしい)。本作の掲載誌にあるインタビュー記事によると2021年から小説を書き始めたのだとか。マイクロフィクションをあちこちで書いているが、もう少し長いものも書こうとしているらしい。注目したいカナダの新人作家。

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ポーリン・バーンビー(Pauline Barmby)の "Solar Gravitational Lens"(「太陽重力レンズ」)を読んだ。 

On Spec Magazine #126(2023)掲載作。約3600語。
weightlessbooks.com/on-spec-ma

太陽重力レンズを利用して遠くの星系を観測する宇宙探査ミッションを行うため、地球から600天文単位離れた太陽系外縁部へとやって来た主人公。彼はアップロード技術を使って自らの精神を宇宙船に移し、孤独な旅を続けてきた。目的地へ着いて数年ぶりに磁気シールドをオフにすると、なぜか地球との通信が途絶えていることに気づく。ともかく望遠鏡を展開して観測ミッションを進めようとするが、そんな時に未知の信号を受信し……という話。

今度出るアンソロジー『Year's Best Canadian Fantasy and Science Fiction: Volume Two』にも収録予定らしい。というかその告知で存在を知ったので買って読んでみたのだが、タイトルからの期待通り、結構好みの短編。

きちんと読んだので訳稿あり。

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