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ここ何年か着実にその線(インディ厭ホラー系とかクローネンバーグ系とか被虐キャラ系)を極めてる感あったクリストファー・アボットが、ブラムハウス案件『狼男』主演かー。いよいよ来たな!と勝手に納得。しかし、同世代で若干被る傾向(オーディションで競合しそうなタイプ)のJGJはなかなか出演作に恵まれず、比べるとちょっと悲しい…(まあわからんではないが)
deadline.com/2024/01/julia-gar

Netflix『アウトフィット』観た。50年代シカゴ、ノワール、腕の立つ穏やかな老職人…こんなマーク・ライランスが観たかった!しかも仕立て店セットのみの舞台劇仕立て(戯曲原作ではないのね)。まあ『用心棒』と「ジーナと5つの青い壺」(わかる?)なんだけど、いいのいいの。招かれざる客人たちと店内あるもの無いものすべてを道具にして腕を見せる。ライランスとタメを張るのがサイモン・ラッセル・ビールだったり、アンサンブルキャストもジャストフィット。ライランスってどちらかというと洒落た紳士役より野蛮か虚無なキャラクターが多い気がするし、その演技の振り幅ありきだよね。

うち2冊は友達から借りた、知り合いから古本を買ったもの。6冊は電子書籍のセールで。…やっぱ紙の本が欲しいよな…

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2023年よかった本(読んだ順)

その昔、N市では カシュニッツ短編傑作選
プロジェクト・ヘイル・メアリー/アンディ・ウィアー 小野田和子
創られた「日本の心」神話~「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史~ / 輪島裕介
わかっていただけますかねえ/ジム・シェパード 小竹由美子
優しい地獄/イリナ・グリゴレ
サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程 /大場正明
アメリカのありふれた町で/東理夫
アクティング・クラス/ニック・ドルナソ 藤井光
先祖祭祀と墓制の近代/問芝志保

あら、デヴィッド・ロウリーのお気に入りに「Sanctuary(原題)」(監督:ザカリー・ウィゴン)が入ってる!
監督デビュウ作でJGJとケイト・リン・シール主演の2014年『The Heart Machine』(日本未公開、DVDで観たけどイマイチだった…)以来、久々の新作なんだよね。これ評判いいのだろうか。
natalie.mu/eiga/news/555658


(こっちでも上映された分)

モリコーネ 映画が恋した音楽家
すべてうまくいきますように
コンパートメントNo.6
小さき麦の花
パリタクシー
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
アルマゲドン・タイム ある日々の肖像
雄獅少年/ライオン少年
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

探偵マーロウ
バービー
エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア版
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
ファルコン・レイク
アステロイド・シティ
ホーンテッドマンション
エリザベート1878
コカイン・ベア
イコライザー THE FINAL

ドミノ
ロスト・フライト
マーベルズ
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

自分はいつも映画の背骨を掴もうとして観てるところがあって、焼き魚みたいに背骨がスッと抜けた、掴んだ!って快感がある場合と、そうでない場合(小骨ばっか多くて食べる身が少ないとか)がある。背骨を掴んだ!と思えるのはどこか自分にとって呼応するポイントがあるからで、満足度としては高いし感想を書きやすいし記憶に残るのは確かなんだけど、それは必ずしも良し悪しや好き嫌いとイコールじゃなくて、単に相性なのかも…うーん。

つまり、毎年マイベスト作を選ぶ基準に悩む。今年は素直に「!」となったのを基準にしてみた。

【2023マイベスト新作映画】
(なお今年も3年ルールで2021以降公開を新作とカウントします)

ぼくたちの哲学教室
マルセル 靴をはいた小さな靴
スザンヌ、16歳
ファイブ・デビルズ
Fair Play/フェアプレー
秘密の森の、その向こう
マッシブ・タレント
デュアル
PIG ピッグ
オオカミの家
Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック

【2023マイベスト旧作映画】
音のない世界で
素顔の私を見つめて…
愛しのタチアナ
しとやかな獣
WEEKEND ウィークエンド

Netflix『Fair Play/フェアプレー』観たぞ。心理スリラーなカップル暗黒映画は色々あれど、こういうのはありそうでなかった気がする。てか、スポーツ観戦型ゾンビ映画…?そっち行っちゃダメ!な方に行って喰われるパターン、そもそも「これが済んだら結婚するんだ」は不吉なフラグ!ギリギリ不安定なラリーが続くシーソーゲームは、そんなフラグだらけの予め負け試合。
但し観客視点ではそうだけど、プレイヤー視点では違うからスリリング。どちらも良かれと思ってやるべきでない反則ばかりする。でもルールを決めるのはボス(エディ・マーサン!)で、レフリーが一番強い権力者。結局2人ともプレイヤーとして下手くそで、そこがとても人間臭かった。常に背後にある観客の存在がまた怖いんだよね。
もしかしてこれ、『男性の好きなスポーツ』(『赤ちゃん教育』よりもどっちかっつうと)が下敷きになってるんじゃないかな?だいぶ前に観たから記憶が曖昧だけど、色々うっすら重なるところがあるような…なのでスクリューボール・コメディの変形といえるかも。そう考えるとなお面白い。
オススメありがとうございました。観てよかったです!

@vertigonote ありがとうございます!じゃあ、まずはこれから『フェアプレー』観ます!

今年の映画は今年のうちに配信で追いつこうとしてたけど、気付けばもう残り3日じゃん!ギリギリあと1or 2本は観られるかしらん。
ということで、年内滑り込み映画案件に次の候補があるんですけど、これは是非というオススメがありましたら教えてくださると嬉しいです。
・終わらない週末(原作は気になってた)
・ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男(時代考証の参考に)
・マエストロ(ブラッドリー・クーパーが苦手…)
・マジック・マイク ラストダンス
・フェアプレー
・僕と幽霊が家族になった件
・Saltburn
・オペレーション・フォーチュン(オーブリー・プラザさん出てたとは!)
その他…

Netflix『ニュー・オリンポスで』観た。うわー私の好物『めぐり逢い』案件じゃないですか!…と、かなり早々に察しがついたのだけど、それがすごく控えめな匂わせ方で、映画の作りも物語内の関係も「わかる人にはわかる」なのが堪らんかった。くーっ。すれ違い要素もさりげなく古典からオリジナルに置き換えてあって、ラストも心憎い。2人は同じ映画を観ていた、その映画の話。ドラマティックなのに一歩控えめで、そこはかとなく品の良い佇まいが新しいクラシック・メロドラマにぴったり。くーっ。
ちなみに、元祖『めぐり逢い』もいいけど、その色んなパターンの翻案作はもっと好き。『めぐり逢わせのお弁当』とか。
netflix.com/title/81645391

『ナイアド ~その決意は海を越える~』観た。激しく荒ぶるダイアナさんは猛獣。その生態を誰よりよく知って扱える(ホイッスルで指示を出したり、栄養補給を与えたりが飼育員みたいな)ボニーさんが猛獣使い。殆どボニーさんが主役と言っていいくらい、ジョディ・フォスターがすごく良かった。そうか、『フリーソロ』の監督コンビかと納得。あれも「最悪の瞬間を見届ける覚悟」の同伴者目線だった。そしてどちらも「触れてはいけない」ルール。
登山とかこういう長距離遠泳って、身体だけでなく脳も極限まで酷使しながらインナーワールドを冒険する旅だと思うけど、チームのメンバーもそれぞれ自分の旅をしてるのが清々しい。みんな主体的に「この人と行く」のを決める。でも夜の海でダイアナさん自身と方向を示す赤い光は、2人の運命の赤い糸だったんじゃないかな。

地方で映画の公開が遅いのは慣れっこだけども、時差があると困るのは、「観た後で読むつもり」の批評やSNSの感想が沢山溜まって、やっと読もうとする時どこにいったかわかんなくなってしまうこと。Pocketやfeedly使ってるけど、バラバラだからなあ。

でも!自分へのXmasプレゼントに、ずっと気になってたケン・ラッセルのこの写真集Teddy Girlsを買ったんだ(セールだったんで)。いいっしょ!

「同じ本を2度買う」も老化現象かしら。

しまった…同じ本を2度買ってしまった!(以前、古本洋書で買ったと思い込んでて、翻訳が欲しかったんたが、それはまた別の詩集のことだった)

で、今日も本屋さんの歳末セールに出かけてきたのだけど、なぜ目当てだった本を忘れて別の本を買ってしまうのか…前から気になってたものだけども。

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