Netflix『アウトフィット』観た。50年代シカゴ、ノワール、腕の立つ穏やかな老職人…こんなマーク・ライランスが観たかった!しかも仕立て店セットのみの舞台劇仕立て(戯曲原作ではないのね)。まあ『用心棒』と「ジーナと5つの青い壺」(わかる?)なんだけど、いいのいいの。招かれざる客人たちと店内あるもの無いものすべてを道具にして腕を見せる。ライランスとタメを張るのがサイモン・ラッセル・ビールだったり、アンサンブルキャストもジャストフィット。ライランスってどちらかというと洒落た紳士役より野蛮か虚無なキャラクターが多い気がするし、その演技の振り幅ありきだよね。