デザイン思考的!
「分析的に整理して、最終的に名付ける…というようなことでもない。うまいあだ名というのは「つけられてから、わかる」のだ。いろんな考え方があるけれど、「そう言われてみれば、そうなんだよなぁ」というものだ。」
〜 ほぼ日「今日のダーリン」230227
ムダに抵抗するのではなく、主体的に「流される」ことも大事。
「反抗したり、抵抗したりしてもいいんだけれど ...「しゃーないやんけ」と諦念した態度で、受け入れるしかない。... じゃ、ひとつこの状況の流れに乗るか、もしかしたら思わぬサプライズが用意されているかも知れない ...
こう決心するのが、流れに乗ることではないのでしょうか。他動的な状況を受け入れることですから、最初から目的もなく結果を期待などしていません。」
他動的な状況を受け入れるのだから、目的もなく結果も期待していない。だからこそ、そこに「予期せぬ出会い」のサプライズが生まれる確率が高くなり、「あれはあれでよかったのだ」という結果が生まれる可能性が高まる。
#キャリア #プランドハップンスタンス
https://dot.asahi.com/wa/2023022200032.html
D&Iにせよ、働き方改革にせよ(それ以外の何にせよ)、「それっておかしくないか?」からはじまっていないと意味がない。
「「D&I」をやりたいんじゃなくて、身の回りの環境を良くしたいな、と思って活動していたらそれがD&Iというものでした。」
#DandI #働き方改革 #組織変革
https://mercan.mercari.com/articles/37440/
「好き」という形では意識していない「当たり前」の感覚(をあらわすナラティブ)の中に、いろんなヒントが隠されていそうな気がする。
「単に、観光客にとって『これが魅力的だろう』と思えるものを作るだけでは、観光客と地元の人たちとの乖離は進む一方です。...
それぞれの町に独自の歴史や資源があるわけですから、それをもとに『なぜ自分たちはこの町が好きなのか』と、まずは内向的な問いかけからスタートする必要があるのです」
「ジョブ型」と「メンバーシップ型」の採用は正反対のものではなく、補い合うもの。
候補者のレベルが高くなればなるほど、「ジョブ型」で要求する技能と「メンバーシップ型」で要求する技能(コンピテンシー?)のバランスがどれだけうまく取れているか、どちらかのの技能の「譲れないレベル」をクリアできているかが、結果を大きく左右することになる。
「奏者選定のシステムについて事務局長ブラーデラーは「(採用基準は)演奏技術だけでなく、いかにウィーン・フィルの音楽に合うか、伝統的な音に調和できるかが大きな要因だ。つまり、我々の一員として演奏できるかどうかが、最も求められる資質だ」と述べている。」
「ひとりの演奏者として演奏技術が優れているのはもちろんのこと、他の奏者と調和する音と表現力を兼ね備えていることを高い水準で要求する。それがウィーン・フィルのオーディションである。」
#採用 #ウィーンフィル #ジョブ型 #メンバーシップ型
https://diamond.jp/articles/-/317953
こういうこと、受験にかぎらず、たとえばビジネスのカタカナ新語でもよく起きていることだと思う。
「慶應義塾大学がこの問題を出題したのは、とあるメッセージを発信しているのではないかと感じたのです。それは、「英語力を鍛えようとするなら、日本語力から鍛えなければならない」ということです。」
「「抜本的」は「drastic」と表現します。でも、drastic=抜本的とわかっていても、「抜本的とはどういう意味か」が日本語で理解できないと、訳せても意味がわからないのです」
カタナカ新語じゃない言葉、たとえば「安心・安全」とか「患者に寄り添う」とかいった日本語の言葉でも同じようなことが起きていたり。
そもそも「デザイン」という言葉を使うべきじゃなかった。
ハーバート・サイモンは、デザインを「いまの状況を望ましい状況に変えるために行動の流れを変えること」と定義しています。
「日本企業は『デザイン』というものを誤解していたんです。特に製造業においては、デザイナーはすべてのバリューチェーンの最後の部分を担うだけという位置づけでした。
商品のスペックも仕様も決定し、マーケティングもすべて終えた後に『あとちょっとカッコよくしておいて』と言われるような存在だと思われていたんです。」
#デザイン思考 #ハーバートサイモン
https://digiday.jp/sponsored/idl-design-driven-management/
「個の時代」だからこそ、個をむすびつける「人間力」が大事。
だからといって、その結果生まれる個と個の関係が、「親子や兄弟姉妹のような関係」でなければならないのかというと、そこは疑問だけど。
「経験や価値観が異なる人たちが初めて出会い、一緒に考え、協力し、新たな価値を生み出すためには、お互いの理解が必要です。相手を「一緒に働きたい仲間」として認めて信頼関係を結ぶからこそ、お互いが存分に能力を発揮でき、限られた時間の中で結果を出すことができる」
500ページくらいの指示書(違反したら罰金)を配付して、「好きに判断させろ!」という声があがるようにしたらいいと思う。
「国や専門家が一つ一つの場面でのマスク着用の必要性の有無を『箸の上げ下ろし』まで細かく示すというのはいまではふさわしくなく、基本的には人々の判断や選択に任せることが重要だというのが専門家の一致した意見だ」
テクノロジーによるユートピアにかぎらず、ビジョンとして語られるべき言葉が売り言葉として使われるようになると、たいていの場合、あまりいい結果は生まないような気がする。
「雇用の喪失ではなく、アルゴリズムによる行動予測や行動修正が人々の意思形成を歪めたり、既存の差別意識などを再生産することが深刻な問題になっているのです。」
「テクノロジーによって豊かになるというビジョンはまったく実現されていません。ICTによって経済的に豊かになってもいませんし、社会的に豊かになったのかも疑問です。」
「結局何が起きているかを見てみると、GAFAのように、プラットフォームを支配する一部のビッグテックが莫大な利益を得て、ますます多くの富を独占するようになっています。」
「単に経済的な格差が拡大するというだけでなく、社会的な“関係性の貧困”とでも呼ぶべき状態も生み出されてきたのです。」
「今回の件で「日本では女装したタレントがテレビで活躍しているのだから、日本にはゲイやオカマへの差別などない」と主張している人たちがいるようですが、それはちょっと見当違いです。見世物として商品価値を得ることと、日常を生きる上で均等性を保障されることは似て非なるもの。私のような人間は、差別意識を逆手に取り、それを「生きる術」としているのです。」
就活にかぎらず、失敗からも、成功からも、不安からも、回り道からも何かを学ぶ姿勢が大事。
「何よりも大切なのは、失敗しないことではなく、失敗から学ぶ姿勢です。自らの足で自らの人生を歩んでいくには、そのような姿勢が欠かせないという言い方もできます。」
「どういう状態がゴールなのか、本当は誰にも明確には答えられないだろうとわかったうえで、あえて問いかけているのです。」
「自分なりの考え ――最初はぼんやりとしたイメージでもかまいません―― をもったうえで、それに照らし合わせて就職先を選ぶこと以外に、真に「就活の不安」に打ち克つ方法はない」
用法・用量を守って正しく使わないといけないのは、マインドフルネスでも同じこと。というか、そもそもそこまで介入する必要があるのかと思う。
「職場の瞑想プログラムから最大限の価値を引き出すには、マネジャーが一律的なアプローチを避けて、さまざまな役割の従業員にとってどの種類の実践が最も役に立つか、あるいは有害かもしれないものはどれか、慎重に検討しなければならない。」
>「暴力やきれいではないもの、友好的ではない表現をすべて取り除くことは、その物語の精神を取り除くことになる」
#ロアルドダール #チャーリーとチョコレート工場
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/29515
コンフォートゾーンの外に踏み出すことは、越境学習するということ。
「エグゼクティブのカレン・ブラウンは、私生活でコンフォートゾーンの外に出るために「常に新しいことを学ぼうとしています」と話してくれた。
「特に、それまで自分に馴染みのなかったことを学習するのです。それは、まったく異なる文化の国を旅することだったり、何かのイベントに参加することだったり、専門分野以外のコンテンツを読んだり聞いたりすることだったりします」」
これは仕事も同じこと。自分の成長の「見える化」が探求をうながす。
>「楽しい」という言葉の背景には「自分の成長が『見える化』されている」ことが挙げられます
書くことのセラピー効果!
「その日のそういうものを、白い紙を前にして、ペンを持って書き留めておこうとすると、たぶん、そうそう思うようには書けないと気づくだろう。でも、そういうことをしてみようとしただけで、あなたの心には、多少の負荷がかかり、それはほんの少しかもしれないけれど変化する。
日記とか、紙に書くことだとかって、ぼくもほんとうにすごいことだと思うようになった。個人というものの、個の心があるということを、日記とか紙に書くことが気づかせてくれる。」
〜 ほぼ日「今日のダーリン」230214
文化とマネジメント(や文化人類学風味のマネジメント)について教えたり、組織開発・リーダーシップ開発に関する研修やコンサルティングを行ったり、ビジネス書籍の執筆・翻訳をやっています。
ここには、ブログより短い、長めのつぶやきを書いていこうと思っています。
ブログ:ビジネス x リベラルアーツの可能性を拓く!
https://note.com/ichinosehiroki