都知事選後のマスコミの分析が的外れだと僕は思う。問題なのは「無党派層」へのアピールの仕方ではなく、何故、これ程までに「無党派層」が増えてしまったのかという事。
「無党派層」が本当に「政策」で候補者を選んでいるとは考えにくい。だから「無党派層」へのアピールは「目立つ事」に終始する。その結果として石丸伸二という、橋下徹や西村博之と何ら変わらんヤツが「目立った」。「無党派層」の何割かは、政策ではなくポピリズムによって動いてはいないか?
つまり、本当の問題は「無関心」であり、この国は未だに「民主主義」が育っていない(民主主義はみんなで育てるものだ)事ではないのか?
今回、蓮舫さんに「無党派層へのアピールが足りない」と言っているメディアは、民主主義という視点がすっぽりと抜け落ちている。
【解説】 フランス国民、またも極右を拒否 国民議会選
“確実と思われるのは、フランスがより議会制の国へと移行しようとしていることだ”
どうも、自分は安全地帯にいながら(匿名)、賢しらに蓮舫の敗因とやらと分析し、「一人街宣」を小馬鹿にする連中が一部いるようだ。
この連中の分析とやらと粉砕するのは簡単だが、代わりに今回仏国民議会選挙で第一党となった「人民戦線」のメランションの12年前の言葉を紹介したい。
彼もまた20年に渡りメディアから「極左」と排除されてきた。
「まずはじめに
自分自身を見つめること
明日がどんなに辛くても ひょっとするとまた
私たちの力を打ち砕くような挫折があるかもしれない
年長者のみなさんは それを持ち堪えてきた
たとえ周りに誰もいなくても 旗を掲げ続ける
それだけの価値があったこと どうか思い出してください
そして若者たちよ このホールを見てください
この景色をいつまでも忘れないで
もしある日仲間の数が減って
ひとりぼっちになったり、矢面にたっていても
いつか分かるでしょう この力は消えることがない
どんなに暗い夜でも 光は消えることがない
今はどんなに小さくとも いずれ残り火が
燎原の火となって 燃え盛るだろう」
ヘーゲルは「世界史の偉大な事業は情熱(Leidenschaft)なしにはなしえない」と述べた。
この情熱(Leidenschaft)が燎原の火となり、燃え盛る時は数年以内に来るだろう。
ガイコクジンでサヨクというインターセクショナリティ。
普通の日本人からすれば好かれる要素が一つもない。
好かれるどころか、有事には生命の危機さえ普通にある。
100年前の関東大震災から進化していない人々、それが普通の日本人。
『Hanada』や『WiLL』でなくても、老舗の週刊誌やスポーツ新聞が平気でヘイトを垂れ流し、山野車輪に連載を与えている。
日本はそれが「日常」になっている。
その昔「君が左派であろうと右派であろうと、同じように失業や強制退去、公共医療カットに苦しむことになるのだから、右左のレッテルで政党を判断するな」みたいな事をポデモスの人が言っていて、説得力があるなあと思ったのだけど、ここじゃあ通じないのかもね。
文章が下手すぎて話が入ってこない。
こたつライターから「きっぱり」と「バッサリ」を取り上げたい。https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/07/07/kiji/20240707s00041000406000c.html
都知事選、蓮舫氏の大敗に立憲民主党内で衝撃広がる…「共産色強すぎた」との指摘も
https://www.yomiuri.co.jp/election/tochijisen/20240707-OYT1T50133/
これさ、ここ何回かの選挙のたびに見るけど、国民のために色々飲み込んで献身的に選挙協力してくれてる他党にとても失礼なことだから二度と言わない方がいいし、これまでの同様の発言を撤回した方がいいよ、立憲の人達。
共産・社民の協力がなかったらもっと酷い結果になることは目に見えてるし、なにより反自公維・護憲派政党を支持して鼻摘みながらも立憲に投票してる有権者の気持ちがどんどん立憲から離れていくだけだよ。
護憲派。発達障害(ASD)。うつ病。ノンバイナリー。
They/Them
時々休みます。
筋肉少女帯・人間椅子が好きです。