高齢者は若者の敵か 「シルバー民主主義」の虚偽 | 吉田徹 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20231030/pol/00m/010/004000c
高齢者たちの要望で現在の社会保障制度ができたわけではありません。現在の制度の基本設計がなされたのは、現在よりもずっと若い時代でした。来る高齢社会に向けて、やるべきことをやっただけです。
社会保障制度が高齢者優遇になっているのは「高齢者の投票率が高いためだ」と言われていますが、明らかに間違っています。高齢者人口の増加と、1人当たりの社会保障支出の増加は比例していないからです。特に第2次安倍政権以降は現役世代への給付が以前より増え、逆に高齢者の負担は増加しています。
高齢者のせいで若者が損をしているという意見が賛同を得るのは「シルバー民主主義」だからではなく、日本が没落しつつある感覚が根底にあるからでしょう。社会で没落感が強まるとスケープゴート探しが始まります。高齢化社会である日本では、高齢者が狙い撃ちにされています。
バーニー・サンダースがXに載せた声明文:
労働者階級を見捨てた民主党が労働者階級に見捨てられるのはさほど驚くことではない。まず白人の労働者階級が離れていき、今やラテン系や黒人の労働者がそれに続く。民主党指導部が現状維持に努める一方でアメリカ国民は怒りを覚え変化を求める。そして国民は正しい。
今日、富裕層が素晴らしい成功を収めているにもかかわらず、国民の60%はギリギリの生活を送り、かつてないほどの収入と富の格差は拡がっている。信じ難いがインフレを調整した現実の平均的な労働者の週給は50年前を下回る。
今日、技術の革新と労働者の生産性の飛躍的進歩にかかわらず、多くの若者は親よりも生活水準は劣るだろう。彼らの多くはAIやロボットが厳しい現状をさらに悪化させるのではと懸念する。
今日、諸外国に比べ多大な資金を国民1人あたりに注ぎ込んでいるにもかかわらず、我々は未だ全ての人の権利として医療を保証出来ない裕福な国で、処方薬にも世界で最も高額を払っている。主要国の中では我々だけが有給休暇や医療休暇を保証出来ずにいる。
今日、国民の大多数が強固に反対しているにもかかわらず、我々は極右ネタニヤフ政権によるパレスチナの人々への攻撃を全面的に支援するため数十億ドルを注ぎ込み、子供達の栄養失調や飢餓という恐るべき人道的災害を引き起こしている。
民主党を支配する巨額の資金の動向や高額報酬を得るコンサルタント達はこの破壊的な選挙活動から真の教訓を学ぶのだろうか。膨大な数のアメリカ国民が感じている痛みや政治からの疎外感を理解するのだろうか。経済的にも政治的にも強大な力を持つオリガルヒがさらに力をつけることに我々が立ち向かう術を彼らは持っているのだろうか。おそらく無いだろう。
今後の数週間から数ヶ月に渡り、草の根民主主義と経済的道義について懸念を持つ我々は実に真剣に政治的議論を行う必要がある。
(添付した写真は掲載文本文)
結局、年収の高い層から政治に実際にカネを出し、また選挙に行くので、税率が富裕層にずいぶん配慮されて設定されますの。
こういう社会を動かしてるゲームのルールが選挙行かない人はわからないんですよね…。
無知。まさに無知。
減税してほしい、というテーマ1点についても、ちゃんと選挙にいって、存在感を見せることの大事さがあるんですよ。
富裕層ほど税や社会保障の仕組み、社会の仕組みを良く知ってるので、政治を重視するのです。
働いてテレビ見てあそんでモテればそれでいい、と思っていると、税や社会保障負担が重くなり、減税の恩恵もまともに受けられなくなる。
そういうゲームなんですよ。
議会制民主主義+資本主義の社会ってのは。
ルールを知ってください。
思想が強いとか真に受けてたらダメなんですよ?
(とここで言ってもしゃーないですけど。俺のフォローしてくれる人はそんなことすでに知ってるだろうな…)
ひどいニュースが大統領選に隠れて。本来こうした孤児が利用できるはずの国際機関IOMの帰国後サポートも入管が虚偽の説明をして断らせた可能性が高い。頼れるあてもない。所持金もない。とんでもない。
日本育ち外国籍の20歳女性、8日にも強制送還 うつ病で在留資格喪失し収容、入管の対応に「人道配慮欠く」の声
2024年11月6日 19時28分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/365211
#池尾伸一
#東京新聞
#入管法改悪反対
#永住許可の取消しに反対します
『信じられない話だが、昨年48万世帯もの人々が申請・利用した短期被保険者証(国民健康保険税の滞納期間と金額により対象世帯が決定される紙の保険証)についても令和6年12月2日以降は廃止し特別療養費(医療費10割負担)に切り替えとなるという。知らないと命にかかわる。この事実こそ周知徹底すべき。』
一度「失敗」して失脚した権力者が復帰する場合、前回の反省をして、ってことは全くなく、悪辣さをバージョンアップさせて帰ってくるだけである。安倍晋三とかネタニヤフとか、トランプもそうなる。
今のガザの人に「諦めろ」というのは、以前にウクライナの人に「平和が第一。まずは停戦を」と言った橋下徹や結構な割合の左翼の絶対的平和主義の皆さんと、基本的には同じ考え方だと思う。
ガザの人もウクライナも別に自らジェノサイドや戦争を望んだわけではない。一方的な被害者にそれを言うか?と。
いじめの被害者に「いじめっ子の方は止める気がないみたいだし、アンタは弱くて敵わないんだから、早いとこ謝って仲良くした方が良いよ」と言うのと同じ。
銀色の海に熱い波が押し寄せてひざまづく君が見えた