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あと山本太郎のこととは別に明言しておくと、私は自分の「主義」で付き合う人を選んだことはこれまでに一度もないです。

山本太郎が「アジア主義者」だと言われていることを知る。本当にそうかどうかは別として「(資源もなく、人口減少も著しい)ヨーロッパがアジア・アフリカと比べて先行きの見通しが暗い」のは確かなのでは。

Mastodonのことを知らない人が何のこと言ってるのかわからないのはわかるけど、どういう風に解釈しても「fedibirdに関する議論ってリバタリアニズムの問題だよね」は「私はリバタリアンです」と同義にはならないでしょう。同じような問題がたくさんある。言葉の裏を読みすぎなのでは?

「リバタリアンの共同体は参加も離脱も自由、
他の共同体を挑発・攻撃しないことが前提」

worksight.jp/issues/1518.html

・・・ということを前提にしても、これもやっぱり「プロトコル単位、もといサーバー単位の思想」のあり方のヴァリエーションなんじゃないかと思うんだ。管理者によって表明された「思想」を支持するかどうかで自分の居場所を決めて各々が棲み分けるようになる(mastodonはもともとそういう場所だけど、それは脇に置くとして)。プラットフォームの運営方針とそれを選ぶ利用者という形で、共同体が細分化されていく。そういうケーススタディとしてもこの問題は興味深いよね。
fedibird.com/@private_eyes/112 [参照]

僕だって「社会規範としては、幅広く合意が行き渡っている基準からの逸脱はNG」に関して、大目に見てもらっている可能性が大いにあるし(笑)、実質的にルールを逸脱してるような書き込みは枚挙に暇がないくらい多いわけでしょ。そんな中ですべてのサーバーがtoot.blueのような方針で運営される必要はないし、それが最適解とも鍵らないでしょ。あと差別に関するのえるさん個人の見解を求めるのも筋違いだと思う。彼は「管理者」としては公人であって、私人ではないんだから。のえるさん自身がどう思うかはサーバーの運営方針とは別の問題。

レギュレーションの問題はすごく難しいよ。自由意志をどこまで尊重するのか、どこまでが公共的「自由」の範疇なのか、その線引きは誰がするのか。管理者という立場に社会的な責任があることはわざわざ言われなくても当たり前でしょ。だからこそ簡単に規制できないってことなんじゃないか。のえるさんだって散々考えて決めたことなんだと思うよ。僕はとりあえず一人の利用者としてここのポリシーに従うつもり。

なるほど、論点は把握した。「差別発言に対してNSのフォーマット提供者が中央集権的に禁止すべきかどうか」か。

プロトコル単位の「思想」を精査する必要があるって意見には全面的に賛成。このままテック系にスペンサー以後の適者生存に基づく「ユートピア」を実現させることだけは阻むべきだと思うし、その点では協力させていただきたいと思っています。

“Elabed explained to me that these protest votes in swing states are meant to warn Biden that it’s time to restrict US military aid to Israel and call for a permanent ceasefire in Gaza. “Listen to your constituency and take action now,” she said, “or you’re going to have trouble in November.” Notably, Elabed and the campaign she leads hope that the president may correct course and earn their vote, thereby preventing a second Trump term.”

theguardian.com/commentisfree/

レナード・コーエン『デモクラシー』(日本語訳詩:中川五郎)③ 

わたしは情にもろくなっている、どういう意味かわかってもらえるかな
わたしはこの国を愛しているけど、現状には耐えられないんだ
わたしは右でも左でもない
今夜はどこにも出て行かず家にいて
あのどうしようもない小さな画面に我を忘れてしまうんだ
だけどわたしの頑固さときたら
あのタイムですら太刀打ちできないゴミ袋のよう
わたしはただのくだらない人間だけど
今もこの小さな野生の花束を掲げ続けている
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

レナード・コーエン『デモクラシー』(日本語訳詩:中川五郎)② 

進め、海を駆けていけ
偉大なるアメリカの船よ!
強欲の暗礁を乗り越え
誰もが待ち望む岸辺まで
憎しみの突風にもひるまず
進みいけ、航海していけ、海を駆けていけ・・・

それはまずアメリカに訪れる
最良のものと最悪のものとが同時に生み出されるところ
誰もに幅ができ
変化の手立てを身につけるのもここでなら
精神的な渇望を抱かされるようになるのもここでのこと
ここで家族は崩壊し
孤独な人たちが
もっとも奥底から心は開かれなければならないと叫んでいる
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

それは女たちや男たちから訪れる
ああ、ベイビー、わたしたちはまた愛を交わし合うんだ
どこまでも深く入り込んでいって
河は嘆き悲しみ、山がアーメンと叫び声をあげることだろう
それは月の支配下にある潮の満干のように訪れる
荘厳として、神秘的で
艶めかしい衣裳を纏って
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

進め、海を駆けていけ・・・

レナード・コーエン『デモクラシー』(日本語訳詩:中川五郎)① 

それは空にぽっかりあいた穴から訪れる
天安門広場でのあのいくつもの夜から
それはまず感じとして伝わってくる
ほんとうに訪れているのか訪れていないのか定かではなく、
はっきりと目では確かめられないあの感じ
不正への闘いの中から
ホームレスたちの燃やす火の中から
ゲイたちのなきがらの中から
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

それは壁の亀裂を通り抜けて訪れる
幻のようなアルコールの洪水にのって
山上の垂訓の圧倒的な話の内容から
もちろんこのわたしはそのすべてを理解しているようなふりをしたりしない
それは入江の埠頭の静けさから訪れる
シボレーの派手で大胆ではあっても打ちのめされてしまった心から
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

それは街角の哀しみの中から訪れる
さまざまな人種が出会う神聖なる場所
あらゆる家庭の台所に縛りつけられ
誰が給仕し誰が食べるのかを決めつけられて
今にも人殺しでもしかねないようなたちの悪い女たちから
女たちが跪き
この荒廃の地での、あるいは彼方の荒れ地での神の恩寵を祈る
失望の奥深い井戸から
民主主義がアメリカ合衆国に訪れる

レナード・コーエン『ザ・フューチャー』「DEDICATION(献辞)」より 

私の心の中で話し終わらないうちに、どうです、リベカさんが水がめを肩に載せて出て来て、泉のところへ降りて行き、水を汲みました。それで私が「どうか水を飲ませてください。」というと、
急いで水がめを降ろし、「お飲み下さい。あなたのらくだにも水を飲ませましょう。」といわれたので、私は飲みました。らくだにも水を飲ませてくださいました。

創世記二十四節*
*旧約聖書 新改訳より

レナード・コーエン『ザ・フューチャー』(日本語訳詩:中川五郎)③ 

ベルリンの壁を元どおりにしてくれ
スターリンを、聖パウロを復活させておくれ
わたしにキリストを
さもなくばわたしにヒロシマを
さあまた胎児を殺してしまおう
いずれにしてもわたしたちは子供が好きじゃない
わたしはこの目で未来を見たんだよ、ベイビー…
とんでもない地獄だったよ

あらゆるものがあらゆる方向に崩れ落ちていっている…

レナード・コーエン『ザ・フューチャー』(日本語訳詩:中川五郎)② 

わたしの存在におまえは気づかないはず
これまでもずっとそうだったし、これからだってきっと
わたしは聖書を記したとるにたらないユダヤ人だ
国家が勃興し、そして滅びるのをこの目で見てきた
その顛末なら何もかもすっかり知っているよ
だけど愛だけが生き延びるためのたったひとつの道
ここにお前のしもべがいる
彼ははっきりと冷酷に伝えるよう教え込まれている
もうおしまいだ、先はもうない、と
天国が役目を果たさなくなってしまった今
悪魔が分け前をせしめている気配をじわじわと感じるはず
未来への心構えはいいか
そいつはとんでもない地獄だよ

あらゆるものがあらゆる方向に崩れ落ちていっている…

昔から西洋社会に伝わる掟は打ち砕かれてしまうだろう
おまえの私生活も突然吹き飛ばされてしまう
亡霊が出没し
道は火に包まれ
白人が踊りくるう
お前の恋人はさかさまに吊され
彼女の顔は垂れ落ちたガウンに覆われる
するとどこからともなく現われるのはお粗末でどうしようもない詩人たち
誰もがチャーリー・マンソンのように大口をたたこうとする

レナード・コーエン『ザ・フューチャー』(日本語訳詩:中川五郎)① 

踏み躙られたわたしの夜を返しておくれ
わたしの秘密の部屋を、秘密の生活を
ここにいると寂しくてたまらないんだ
拷問にかけるにもまわりにはもう誰一人としていない
すべての人類に対する絶対的な支配権をわたしに与えておくれ
そしてわたしと一緒に寝るんだ、ベイビー これは命令だ!

クラックをおくれ、そしてアナル・セックスをさせておくれ
最後に残された一本の木を伐り倒し
そいつでおまえらの文化の風穴を塞いでしまおう
ベルリンの壁を元どおりにしてくれ
スターリンを、聖パウロを復活させておくれ
わたしはこの目で未来を見たんだ、なあおまえ
そいつは地獄さ

あらゆるものがあらゆる方向に崩れ落ちていっている
きっともう何もなくなってしまう
世界はすでに暴風雨に覆われつつあり
秩序も乱れてしまっている
悔い改めよとみんなは言ったが
あれはどういう意味だったのか
悔い改めよとみんなは言ったが
あれはいったいどういうことだったのか
悔い改めよと言ったとき
みんなはいったいどういうつもりだったのだろう

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