自閉スペクトラムの中学生、ジュンが主人公のSF小説、黒田八束『ゴースト・イン・ザ・プリズム』を日々詩編集室さんからご恵送いただきました。
安易な希望で誤魔化さずに、でも全然後ろ向きではなくて、素敵な小説でした。Instagramで紹介していますー。
https://www.instagram.com/p/DCkoFJTSxjl/?igsh=eXRxdjY0cHA3Nmh5
日本の家父長主義は、意思決定する家父長は、手取り足取りすべてをまわりがお膳立てしてもらった上で、自分が好き放題して、「おまえ、やっといて」と後始末を女性か若年者に丸投げする制度になっているので、そもそもが無責任意思決定を再生産していく社会構造なんだなと思います。
信じられないくらい後先を考えない意思決定が横行するはずだ、と福島復興の意思決定のありかたを見ていて思います。
政府の責任もありますが、地元側の意思決定のあり方も、端的に、「無責任」が横行していて、なぜここまで分別のないことができるのか、ずっと疑問でしたが、自分が後始末をしなくてはならない、という前提が思慮の外にあるからだ、という事実に気づきました。
今月末、#家父長制アンソロ のイベントを千葉幕張の本屋lighthouseさんでやらせてもらいます〜。メンバーはオカワダアキナさんと黒田八束さん。小冊子があったり、ゆるやかにおしゃべりしたりの会なので、どなたさまもお気軽にどうぞ。本の販売もあります〜。
QT: https://fedibird.com/@tutai_k/113268363525675576 [参照]
#文学フリマ東京39 スペース出ました〜。【せ-16】です!
#家父長制アンソロ と、今月に出るこの本など持っていく予定です。
有料記事をプレゼント。10月27日 16:40まで全文読めます。
教員の性暴力、描いた漫画出版 作者が指摘する「時限爆弾」と特殊性:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASSBQ40ZGSBQULLI005M.html?ptoken=01JB3W9T3S0CMM4C66ZPS061H9
Tor Books新刊。
The Naming Song
9月末に出た『探偵術マニュアル』のジェデダイア・ベリー15年ぶりの長編小説。これが第二長編です。
https://torpublishinggroup.com/the-naming-song/?isbn=9781250907981&format=hardback
Brighter than Scale, Swifter than Flame
ノンバイナリー作家ネオン・ヤンの新刊中編は、13歳から竜殺しの騎士として活動する女性が鎖国気味の異国に行ったら、そこはドラゴンが愛され、崇拝される国だったという話。異国の女君主に惹かれつつ、密命や長年の教えに縛られた女騎士は葛藤する。(はやりの)ロマンス+ファンタジー。2025年5月刊予定。
https://torpublishinggroup.com/brighter-than-scale-swifter-than-flame/?isbn=9781250357342&format=hardback
ずっと読めずに置いていたナクバの聞き書きの本を、先週から少しずつ読んでいる。30年代、40年代に生まれた70人くらいに聞いた話の断片が、英国委任統治領時代から時系列で並べられている。
去年の3月に出た本なのだけど、このひとたちはいまどうしているだろうと思うと、手が止まる。そして、語られる虐殺の様子は、ホロコーストやポグロムの中でなされたこととあまりにも似通っていて、なぜなんだという気持ちが拭えない。今も同じことが行われていて、ずっと続けられてきたことなのだと改めて痛感しつつも、それでもやっぱりなぜなんだと思うし、なんで止められないのと思う。
著者はユダヤ系スウェーデン人で、イスラエルで起きた自爆テロで母親を亡くしている。
ケリー・リンク 著/金子ゆき子 訳『白猫、黒犬』を橋本輝幸さんが読む(集英社・青春と読書)
http://seidoku.shueisha.co.jp/2411/read10.html
ひと足お先に読みました!
〈予約開始・10月末刊行予定〉
オルタナ旧市街『お口に合いませんでした』(太田出版)
“おいしくない食事の記憶から都市生活のままならなさを描く、孤独なグルメ小説13篇を収録”
https://books-lighthouse.stores.jp/items/66def071717fd90a24616206
学会というと 、父を思い出します。日本寄生虫学会なので、明星の文学の学会とは、分野がまったく違うけれど…
前もここに書きましたが、昔、中国の寄生虫学会に父が行ったとき、同僚のK先生が中国の学者さんから、貴重な寄生虫を1匹分けてもらいました。でも(生き物だから?)日本に持ち込むことができず、口から飲み込んで、自分の体内に入れて持ち帰り、研究を続けました。みんながそのことを忘れた、約10年後、テレビのバラエティ番組で、面白いエピソードとして放送され、父が「K先生のことだぞ」と喜んでいた…
と、いうことがありました。
べつに重要な記憶ではないのに、なぜかずっと覚えています。
こういう瑣末な記憶も抱えながら、人生は続いていく🐛💨
>漁船が半ば強制的に動員された「徴用」は全国規模で行われていたものの、ほとんどが知られておらず史実は風化
戦地から帰れなかった漁師たち | NHK | WEB特集 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241015/k10014556801000.html
千葉幕張の本屋lighthouseさん(@books_lighthouse )で、11/30(土)に #家父長制アンソロ のイベントをやらせてもらいます〜。
「父親の死体を棄てにいく談話室」
オカワダアキナ 黒田八束 孤伏澤つたゐ
日時:2024年11月30日(土)
12:00~17:00
場所:本屋lighthouse
(千葉県千葉市花見川区幕張町5-465-1-106
JR/京成幕張駅より徒歩6分)
2024年5月文学フリマ東京で刊行の家父長制小説アンソロジー『父親の死体を棄てにいく』の主催・黒田八束、寄稿者のオカワダアキナ、孤伏澤つたゐの三名で、家父長制アンソロについてや、日常で知らず知らずのうちに家父長制に加担していること、本をつくって届けていくこと、など、ゆるやかなおしゃべりをする会です。テーマの決まっているトークはありません。聞きたいこと、話したいことがあれば来てください。
文フリ前夜祭的な、書籍の販売や、エッセイやブックレビューを収録した小冊子を配布予定です。
どなたでもお気軽にお越しください。
#オカワダアキナ #黒田八束 #孤伏澤つたゐ #幕張 #fedibird
トランスヘイト本に文句を言うzine Obakehead 2号が販売開始しています。
今回のテーマは、差別本も本屋に置くべきだとする「アリーナ論」。ローマのコロッセオの歴史をちょっと調べてみたら、アリーナで奴隷や捕虜を戦わせたり処刑したりして民衆の娯楽とすることで人気取りをしていて、実は「言論のアリーナ論」ってすごく秀逸なたとえだったんじゃないかと思っています。
シーソーブックスさんの一万字インタビューを収録。誰でも来れる場所としての書店Seesaw Booksの成り立ちから差別や貧困への姿勢まで、ほぼ2時間にわたる熱い対語をお届けします。
寄稿は、私にこの謝罪声明は信用できると言ってくれた友人の「共に闘う仲間として」、そして『美とミソジニー』を扱った「クラシックバレエをクィアする」。
1冊500円で、シーソーブックスさんと本屋lighthouseさんでお取り扱いいただいています。
Obakehead 第2号 https://books-lighthouse.stores.jp/items/66f8c5dc471cb301a4ac4ee8
知り合いのイタリア人SF編集者と知り合いのベンガル語SF編集者&作家がタッグを組み、Jugaad SFアンソロジーを作ろうとしています。
Jugaadとはインドの“革新的創意工夫”みたいな概念だそうです。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジュガール
公募採用作は電子書籍と紙版に【英語とイタリア語】で掲載されます。なんと日本語での投稿も可能です。しめきりは12月末。
文字数制限は、3000wordsから6000wordsなので日本語だと6000字から12000字です。報酬は40ユーロです。
詳しい要項やコンセプトはリンク先のFB投稿を見てください。見られなかったり、英語の意味がわからなかったりした人はご相談ください。
https://www.facebook.com/100002150479621/posts/7945397762208494/
試運転