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『宗方姉妹』(1950、小津安二郎)(ネタバレあり)

初見。怖い映画だった。父親が娘の結婚させようと気を揉むという話を何本も繰り返し撮っている小津が、ここでは、夫婦関係が行き詰まっている姉を離婚させようとする様子を描いている。
妹(高峰秀子)があれこれと立ち回る間にも、姉夫婦の緊張が高まっていく様子がまず怖い。そして姉(田中絹代)がついに離婚を宣言すると、夫(山村聡)が突然暴力を行使する。小津映画で物理的な暴力を見ることは滅多になく自分が見た範囲では有名な『風の中の牝雞』の階段落ちと『東京暮色』の有馬稲子ぐらい。未見の作品の方が多いのでまだあるかもしれないけど。この映画でのそれは唐突かつ激しい。怖い。そしてその夫が泥酔して大雨に降られずぶ濡れになって帰ってきて突然の心臓発作で死んでしまう。それに気づいた妹が絶叫する。あんな叫び声を小津映画で聞くとは。
簡単にまとめると「有害な男性性」の話ということになるんだろうか。周りを苦しめて最後は自分も殺してしまうんだから。

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@orangegreenblue

言い古された表現ですが、『1984』の世界なんですよね。ダブルバインドをかけられたようになるので、情報の受け手の思考力が混乱して麻痺してしまうことが目的なのかも知れません。

薬局の待ちの間にTVでNHKニュースを見ていたけど、びっくりした。
特集で労働者の賃金の話をしていて、アメリカでは一部の州で最低賃金が$20〜3000円にも上がり日本の3倍にもなっている、ハンバーガー屋さんを取材しましたが人件費が上がって困っています、この差はどうしてこんなに大きくなってしまったのでしょう、という流れで賃金の国際比較のグラフなんかを見せて日本がずっと上がっていないなんていう話をする。この流れだと、最低賃金あげなきゃってなるよねと思ったら、全然違った。
その後、何故賃金が伸びないのか、それは1生産性が低い、2中小企業が多くて不効率、3非正規労働者が増えた、と来たのでその流れだと非正規雇用を減らそうってなるよねと思ったがそれも違った。
最後に、生産性をあげましょう、中小企業の統合が必要です、で終わっちゃった。

その理屈だと何かい。アメリカのバーガー屋の店員は日本のバーガー屋の3倍の生産性で働いとるとでもいうんかい。おもろいやんけ。是非その3倍の生産性で働いているというバーガー屋の店員の働きぶりいうのを見せてもらおやないかい。きっと3倍の速さでバーガー焼いて3倍の速さで注文とって、3倍の速さで動き回って掃除とかしとるんやろな。めっちゃ面白そうやんけ、なあ、見せてくれや、なあ。と思った。

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私たちは「たたかう労働組合」として、非正規雇用の格差解消や正規化、公契約条例による働く人の処遇改善、若者の奨学金返済の支援をかかげる #蓮舫 さんへの支援を表明します。

#あなたと次の東京へ #東京都知事選

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「蓮舫」漢字が難しければカタカナでもひらがなでもいいです。
ていうか日本はさっさと書かせる方式をやめろ。漢字を使わない国だって字が書けない人も投票できる仕組みにしてるぞ。

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蓮舫さんの政策データで、東京はそもそも緑地が少ないんだって書いてあった。

"都心の緑地比率が低すぎる
・ベルリン60.3%、ロンドン57.3%、パリ49.3%、ソウル35.9%、東京21.4%
→OECD各国の平均の半分以下
※OECD(2023)資料による"

『宗方姉妹』『蛇の道』どっちも怖い映画だった。全然関係ない別方向の怖さだけど、心冷えるね。

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『宗方姉妹』を観に行くところ。ついでに『蛇の道』も観てくる。

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大阪府
定点23W
大阪府定点は、2.38であり、一週間成長率は、10%である。倍加時間は、10週間である。

全国でKP.3.3 11-1st Surgeが発現しており、大阪府においてもKP.3.3 11-1st Surgeは、23Wに発現したと考えられる。

大阪府では、KP.3.3 11-1st Surgeの発現は、接触日基準で22Wであり7月中下旬に極大値をとる見込である。波高はまだ予測できないが、沖縄県や海外で大波高化している。

すでにKP.3.3 11-1st Surgeが発現している為、十分な感染防御の上で6月中に重要な用件を済ませておく事を推奨する。

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『アリバイなき男』(1953、フィル・カールソン)

これはなかなか。最初に銀行強盗を計画する男の姿から始まって、実際に強盗が実行されるんだけど、その場にい合わせた主人公が誤認逮捕され厳しい取り調べを受けた挙句証拠不十分で釈放されるも、その時には既に仕事を解雇されていた。復讐心と犯人にかけられた懸賞金のために犯人の手がかりを追って主人公はメキシコに向かう。というお話。
強盗を計画・組織した男の意外な正体とか実行犯たちの濃いキャラとか色々と面白ポイントがあって楽しい。

それはそうと、やはりこの時期の犯罪映画には復員兵が出て来がちなのかな。この映画も主人公は戦争帰りで、違法賭博で捕まって服役したのちようやく得た仕事を強盗への巻き込まれで失うという設定。元兵士の困難、トラウマみたいな面は強くは出ていないけど、感じられるものはある気がする。

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