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皆藤黒助『環司先生の【謎とき辞典】 チカと文字禍とラブレター』(ポプラ文庫ピュアフル)、5/13読了。王道ど真ん中の青春学園ミステリー作品。『ことのはロジック』もそうだったけれど、著者の「ことば」を題材にしたミステリーは読んでいて楽しい気分になる


知野みさき『結ぶ菊 上絵師 律の似面絵帖』(光文社時代小説文庫)、5/12読了。シリーズ第九弾。悪縁は絶たれ、良縁は時が経っても結ばれる運命であることが情感豊かな文章で綴られる人情時代小説。次巻の展開が楽しみ。


白川紺子『花菱夫妻の退魔帖 二』(光文社キャラクター文庫)、5/11読了。シリーズ第二弾。花菱孝冬との夫婦生活にも慣れてきた様子の鈴子。孝冬とともに怪異を祓う中、怪異の裏にあやしい団体の影が見え隠れする。一月に発売予定の第三巻が今から待ち遠しい展開


植原翠『死神ラスカは謎を解く』(ファン文庫)、5/11読了。掟を破ってしまったために日中はカラスの姿になってしまう死神ラスカと強行犯係の刑事霧島の活躍を描くバディもののミステリー。クールだけど「餌」に釣られる死神の姿がおもしろい。次巻も楽しみな作品。


恒川光太郎『真夜中のたずねびと』(新潮文庫)、5/8読了。著者独特の幻想的な筆致で描かれた、あるものは不条理な、そしてあるものは明るい兆しが感じられる、悪意と善意が交錯する五つの短編が収録されている。


似鳥鶏『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』(角川文庫)、5/6読了。県警捜査一課の刑事でありながら育児休暇中の秋月春風巡査部長の育児と捜査に奮闘する姿を描いたシリーズ第二弾。次巻からはタイトルが変わるのだろうか・・・。


okashitohon さんがブースト

ほー

わが国は、これだけ世界でも問題視されている外国発の団体が、与党中枢に入り込んでいて、そのことに疑問を持たない人がこれだけいて、そのことを軽く見ている人が少なくないことに驚いています。
どんなに考えても理解できないです。

>団体はシンガポールにおける公共の福祉と秩序維持に害があるとの根拠で、1982年4月2日付けで、内務省は団体を消滅させる

>シンガポールは、内政干渉、外国と外国人の介入をかなり嫌っています。

uniunichan.hatenablog.com/entr

okashitohon さんがブースト

 進化生物学の知見、すべてが眉唾ではないが、根本の前提が「科学もどきのナラティヴ」であるために、各処に混乱を引き起こしている。

 例えば、高学歴理系、特に医学部の学生(大学は問わない)などは「進化生物学」の内容をよく知らない内から「生物の目的は自己の遺伝子のコピー」と「自然淘汰説」を結び付け、自らを「進化の過程の勝者」と思い込む傾向あり。ここから「俺はDNAが優れているから医学部に入り、DNAを複製する価値のある男」と横滑りしていくから手に負えない。

 こうした連中はダーウィンの理論には「強者生存」の含意はゼロであることも知らないし、DNAと思考能力の間には何の関係もないことも「知らない」。

 いわんや受験などは基本、親の経済力、幼年期の「勉強」への動機付けでほぼ決まる、ということも知らないし、まず「知りたくない」。

 こうした偏見を是正するために本来「リベラルアーツ」があるのだが、ここ数十年の教養教育はと言えば荒廃の一途を辿る。第二外国語を削って、代わりに「ポートフォリオ」などを科目にしているだから、それも当然だが。

 しかし、医学部の学生、要領だけはよく、「カンニング」率も断トツの所も多い、というから困ったものだ。

 そういう話を聞くと、若い「医者」に世話になるのはどうも不安になる。
 

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okashitohon さんがブースト

病気を他人に感染させること、あるいはそのリスクの高い行為をとることは、ふつうに他者に対する危害行為だとしか思えないのだが、そうでないと考えるべき理由はあるのだろうか。

okashitohon さんがブースト

前々から「日本では昔から多様性が重んじられていて(宗教、性的指向などなど)」云々という「昔から日本すげー」言説が流れてくるけど、じゃあ今現在の様々な「惨状」は何なんだよ、ってだけの話だよな。最低でもその「伝統」とやらをパフォーマティヴに用いようとしないなら、お話にならない。
選択制夫婦別姓や同性婚の拒否、難民への非道な仕打ちなど、列挙するのも嫌になる。

okashitohon さんがブースト

ダーウィンの「適者生存」とは?

ところで、ダーウィンの進化論自体は、目的論でもなければ、「強者」=「適者」でもありません。

このことは、教科書的には「講義」される筈です。

ところが、どういう訳か、他分野に応用されたり、とりわけメディアで拡散されたりする過程で、すっかり資本主義的「弱肉強食」を「科学的」に正当化してしまうことは過去にもあった。

この分野をスペンサーに代表される「社会進化論」と呼ぶ。そして、この「社会進化論」の一部は、人種主義的優生学へと列なっていった。

フーコーの『言葉と物』、19世紀における「生物学」、「経済学」
、「比較言語学」の転移を分析している。

21世紀では、「分子生物学」、「経済学」、「工学」の相互転移とメディア化のもたらす弊害は改めて分析されるべきでしょう。

補足すると、これは分子生物学の知見を否定するものではない。

あくまでカント的に「批判」し、どのような「範囲」で正当化され得るのか?という問いです。

ま、WWII以後の経済学はとりたてて「学術的普遍性」はない、と考えますけれども。

ケインス、シュンペーターも、「こけおどし」の数学などは使っていない。

やはりフォン・ノイマンに始まる「ゲーム理論」、結局戦略論にも、歴史記述にも役に立たたなかった。

okashitohon さんがブースト

今日は憲法記念日ですね。ということでアレいっときますか。

日本国憲法 前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

okashitohon さんがブースト

日本のイキっているビジネス系インフルエンサーたちは、「経済的徴兵制」には大賛成するんじゃないですかね。
「俺たち高額納税者の金で生きているんだから、少しは社会のために役に立てよw」とか言って。

okashitohon さんがブースト

数ヶ月に一度、宗教関連新聞の『中外日報』に書いているコーナーで、今回は「陰謀論」についての軽いエッセイを書きました。よろしければご覧ください。関連書も何冊かあげております。

陰謀論のゆくえ 「耳に心地よい物語」の危うさ
chugainippoh.co.jp/article/ron

画像は四月に読んだ紙書籍です。
それと電子書籍で、岩本ナオ『町でうわさの天狗の子(全巻)』、逢坂八代(絵)・杉浦絵里衣(著)『十六夜綺譚~吉原花魁のはつ恋1、2』、ゆうきまさみ『新九郎、奔る!13』、猪川朱美『ヌエの絵師12』。

乾ルカ『花ざかりを待たず』(光文社)、4/27読了。癌で入院することになった父。当初は余命一年を宣告されたものの、病気は一年の余裕すら与えてくれぬスピードで進行し。母と娘ふたり、それぞれが父とその病気に向き合う中で新たな家族像を見いだす。


賀十つばさ『バニラな毎日』(幻冬舎文庫)、4/26読了。売上げ不振で店をたたむことになったパティシエールが元料理研究家のマダムとお菓子教室をはじめることに。その教室には悩みを抱えた生徒が通うことに。お菓子教室も舞台にしたハートウォーミングストーリー。


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