学生時代に読んだ岩崎武雄『西洋哲学史(再訂版)』(有斐閣教養全書)を少しずつ再読しているのですが、同じ著者が書いた『正しく考えるために』(講談社現代新書)の存在を知り、さっそく読んでみました。
1972年に第1刷が出版された本なので、当時の社会情勢や学問の世界の情勢を批判的に記した部分の古めかしさは否定できません。しかしながら、「正しく考えるために」著者が必要と考えている内容に関しては、SNSで気軽に世界に向かって自分の意見を発信できる現代だからこそその重要性はより高まっているように感じました。


読んだ本は増えていくのに、読書記録はいっこうに更新できていない。とりあえず12月に読んだ本の画像だけ上げます。


プロフィールのアイコンについてのご説明を。

プロフィールのアイコンは東京浅草の今戸焼白井さんの干支人形・待乳山辰です。

人形の説明書(「待乳山と聖天さま」『台東区むかしむかし お話しと遊び 2』より引用)によると、待乳山は595年9月20日に地面の中から湧き出た大きな山がそのはじまりで、その時に金色の龍が天から降りてきて山を廻り守護しました。それから6年後の夏にこの地域が大干ばつに見舞われた際、たくさんの人々の苦しみを救おうと十一面観音が歓喜天となって姿を現し、その神通力で人々を救ってくださったと伝えられてきました。(筆者注・現在待乳山には待乳山聖天として知られる本龍院があります。)

新作の干支人形「待乳山辰」はその待乳山の縁起にあやかり作られたもので、アイコン画像のように龍の背に宝袋を乗せることができます。

お店ではおなじかたちで白い龍も販売されていました。ほかにもたくさんの今戸焼の土人形が並べられていたので、ご興味のある方は足を運ばれると楽しいと思います。



画像は昨年11月に読んだ紙書籍です。

ほかに電子書籍で、逢坂八代(漫画)・杉浦絵里衣(原作)『十六夜綺譚~吉原花魁のはつ恋~3』、ゆうきまさみ『新九郎、奔る!14』、緑川ゆき『夏目友人帳(30)』、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』(全巻)を読みました。


末富の季節の生菓子二点。

夏木立と青楓

夏木立はあん玉を葛でくるんだ葛桜様の和菓子。小さな緑のあんがアクセント。

青楓は楓の葉の形をした葛に小豆を入れた生菓子。

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