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でFedibirdの全文検索するとWebUI(標準クライアント)使ってる人がリストされる
多くの既存の分散SNSの検索は、Mastodonの全文検索もそうですが、リモートサーバに検索リクエストできるのではなく、自分のサーバにキャッシュされた情報から検索します。
つまり、フォローしたり、その誰かがブーストしたり、リレーから受け取るなどして、検索を実行するサーバが既に持っている情報だけが対象です。
自分ひとりのサーバで、特にリレーに入っているのでもなければ、自分のフォローしている人の(検索を許可している人の)投稿だけが対象となります。
fedibird.comでは1億6千万件ほどの投稿をインデックスしていますが、nightly.fedibird.comでは3千8百万件ほどです。
インデックスした全ての投稿が検索対象になるのではなく、検索許可された投稿やリアクションした投稿だけが対象になるため、実際の検索対象は一部でしかありませんが、規模感の理解には繋がるかと思います。
ただし、一般にインデックスした投稿が多い方が有利ですが、必ずしも最適・万能ではありません。
目的にかなわない不要なもの、不快なもの、検索狙いのスパムなども多数含まれることになるため、最初から対象になっていない方がいいこともあります。
連合の繋がりによって内容に違いが出るというのは面白い、時に非常に有用な特性です。
あるハッシュタグのついた投稿を一覧するカラム(ハッシュタグタイムライン)があります。
ハッシュタグをクリックすると出るやつです。
これは、たくさんある投稿の中から該当するものを抜き出す機能ではありますが、
『検索』という扱いではありません。
X (formerly Twitter)では検索結果のような扱いになっているかもしれませんが、こちらでは違います。
他方、全文検索でハッシュタグを指定することで結果に表示されるものがありますが、
こちらは文字通り『検索』の結果です。
そうすると、違ってくるのは表示される内容です。
ハッシュタグタイムラインは検索結果ではないので、検索の公開設定にかかわらず、すべての公開投稿の該当ハッシュタグの含まれる投稿が一覧されます。
全文検索未対応のサーバでも表示されます。そして軽い。
ハッシュタグの検索結果は、検索の公開設定による影響を受けており、検索を許可した人の投稿しか一覧されません。
その代わり、ハッシュタグ以外の他の条件を付与して検索ができます。
それぞれ良い面・悪い面があるので、使い分けてください。
【Fedibird利用者の方へ】
検索の許可設定の見直しのお願い
Fedibirdには、自分の投稿をどこまで検索許可するかの設定があり、多くの方は既に設定されていることと思いますが、
本日リリースされたMastodon v4.2.0に対しては、設定変更するまで無効になっています。
これは、Mastodonの検索の公開設定を許可すると、Fedibirdにおける投稿ごとの公開設定が無視されるためです。(Fedibird系でだけ個別可否が有効になり、その他では無視される)
ただ、この制限を受け入れても連合先のサーバに検索を許可するメリットは大きいので、公開を基本で運用する方は、設定を見直して有効にすることをお勧めします。
その上で、検索されたくない投稿については未収載やフォロワー限定で投稿するようにします。
なお、デフォルトはいずれも検索されないように設定されていますので、検索で見つけてほしくない場合はそのまま何も変更しなくて大丈夫です。
#fedibird #fedibird_info さて、では2:40から短時間のアップデートメンテナンスを行います。
バックエンド側、全停止してアップデートかけるので、少しのあいだ接続できなくなります。
長くなりそうなら中止して復帰させますので、よろしくお願いします。
Mastodon v4.2.0 が無事にリリースされましたね。
あなたのサーバはもうv4.2.0に更新されましたか?
さて、v4.2.0以降をお使いの方は、『プロフィール』の『プライバシーとつながりやすさ』という項目をご確認ください。
ここに、今回のバージョンから『公開投稿を検索できるようにする』という設定が追加されました。
この設定を有効にすると、あなたの公開投稿は、全文検索に対応したサーバから誰でも検索できるようになります。
アカウントの使用目的によっては、検索して見つけてもらえるようにすることは重要です。設定しない状態では無効になっていますので、設定を確認してみてください。
なお、未収載、フォロワーのみ、指定された相手のみ、のいずれかを公開範囲に指定した投稿は、誰でもみつけられる対象にはなりません。
あなたをフォローしている人、宛先に指定した人、お気に入りやブックマークなどあなたの投稿にリアクションした人だけが全文検索できます。
投稿ごとに公開範囲を変更できますので、上手に使い分けて下さい。
#fedibird #fedibird_info さて、まだお知らせしていなかった小さな更新が2つあります。
ひとつは、リアクションの件数を隠す設定の追加です。
やってみるとわかりますが、案外すっきりしてて悪くないですよね。
もう一つは、自分の登録日を自分に対して隠す設定です。
他の人がみたときには表示されますし、APIやリモートへの連合でも隠されません。あくまで自分でWebUIからアクセスした時にだけ隠す機能です。
それと、ユーザーがドメインブロックしたサーバから、いくつかアクションがすり抜けてくるケースがあったのを修正しました。
rc2の最中に大変申し訳ないのですが、追加機能をプルリクしてきました。(さすがにスキップされるかも)
全文検索機能についてAPI・クライアントアプリから確認する方法が提供されていないので、その情報をInstance APIから取得できるようにする機能です。今回はオプション指定がかなり追加されているので、せめて一覧だけでもあるとありがたいのでは無いかと。
https://github.com/mastodon/mastodon/pull/27009
#fedibird いまのfedibird.comの状況は参考になるところがあって、
・ホームとリストは30分以上遅れている(投稿時点では20分前後に回復)
・ハッシュタグタイムラインには投稿がすぐに流れる(遅延していない)
・連合・ドメインタイムラインもすぐに流れる
・遅延していないタイムラインに、10分前後遅れた投稿が混じってくる
以前にお話した災害時に発生する状況と同じで、アクセスが集中したり、障害で停止する時間が発生すると起きる現象です。
ホームとリストは、投稿を受け取ってから、所属するユーザーへの分配処理が大量に必要で、ここは遅延しやすい構造になっています。
他方、連合やハッシュタグタイムラインは全員に共通する内容なので処理が早く、順番待ちになりません。
ただし、リモートサーバからの投稿は、障害が発生して落ちている間は届かず、時間をおいて再送されてきます。これが遅れて届く形で表面化します。
ついては、
緊急時はハッシュタグタイムラインを活用すると良い
ということがわかります。
#fedibird タグのように、リモートサーバーから確認したり、投稿できるものが特にうまく機能しますね。
#fedibird #fedibird_info なお、オペレーションミスとしては、
今回のマイグレーションをこの更新で行うつもりではなかったということと、実行時の監視が甘く不具合に気付くのが遅れたという点です。
すぐに止めればせいぜい停止2〜3分で済んだ内容だったので、ここが一番まずかったところです。
#fedibird #fedibird_info 障害になったこともありますので、今回の更新内容をちょっとご説明。
FedibirdのベースとなっているMastodon v3.4.1およびv3.5では、投稿の際に画像添付する処理で、順番を維持する機能がありませんでした。
そのため、先にアップロードが完了したファイルから並んでしまう不便さがありました。
現在のMastodonは、アップロードして登録される順番自体は変わらないのですが、投稿の中でそれを表示する順序を別途保持しておくことで、投稿時の順番通りに表示されるようになっています。
今回の更新は、この順番を保持するフィールドを投稿テーブルに追加する処理が実行するにあたり、投稿に対するアクセスが全面的にブロックされてしまったことにより発生しました。
この更新については中断しましたので、あらためて深夜に実行します。
#fedibird #fedibird_info 現在、キューの消化に時間を要しており、反応が遅くなったり、タイムラインが遅延していることと思います。
解消までしばらくお待ちください。
主に、Fediverseへの関心に基づいた投稿を行うアカウントです。DTP・印刷に関する話をしたり、同人の話をしたり、カレーをブーストしたりします。
Mastodonのcollaborator(開発者の一員)です。また、独自機能を盛り込んだFedibirdを管理・開発しています!
Mastodonサーバ『fedibird.com』の管理者アカウントでもあります。ご連絡は当アカウントへ、サーバインフォメーションについては https://fedibird.com/about/more と @info を参照してください。