#fedimovie ここまで書いたのでついでに。
動画配信者は、RTMPで動画をFediMovieインスタンスに配送します。動画のストリーミング配送プロトコルですね。
インスタンス側ではffmpegがこの受信側を担っており、HLSにトランスコードして、先程のような小間切れのTSファイルとその一覧のm3u8ファイルを吐き出しています。
ブラウザでこれを受け取って再生するコンポーネントがVideo.jsで、HLSによるストリーミング再生を実現しています。
#fedimovie このあいだのP2Pの実例。
いま、S.H.さんがやってるHALOのキャンペーン攻略のライブ動画配信を、
https://fedimovie.com/w/hcYWdEstnw3aPDhpEuAHz5
4視聴者が閲覧していて、2人がP2P(WebTorrent)に参加しています。
不参加の2人は、インスタンスから77MBを直接受け取っています。
参加している1人(私)は、添付画像のように、インスタンスから43MB、ピアから33MBというような割合で受け取っています。
また、他のピアに向けて36MBのデータを受け渡しています。
もう一人のピアの内訳はわかりませんが、概ね逆算できるハズです。
このように、たった2人のピアの参加ですら、インスタンスにかかる負荷を軽減する効果があります。
なお、通常の動画はオブジェクトストレージに移動し、そちらからデータを流していますが、ライブの場合はインスタンスのストレージから直接配送します。
小間切れの.tsファイルがあって、その一覧を.m3u8で渡してます。4秒ずつで、1分ちょっと保持してる感じかな。この小間切れを、インスタンスかピアから受け取っているわけです。
#fedimovie 補足でちょっと画像つけとくね。
P2Pに参加する(ピアになる)かどうかは、自分の設定と、あと再生する時に画面下部に確認がでます。
ユーザーに断りなく行わないようになっています。
少しでもリスクを減らしたい場合や、帯域に余裕がない(転送量課金対象になっているなど)場合は参加しない方が良いです。
他方、参加することで再生が安定する場合もあるわけです。
何をしているのか理解した上で、活用してください。
#fedimovie PeerTubeはファイル容量の大きい動画をホストするサービスということもあり、連合によって投稿を配送する際も、動画そのものを複製しません。
自身のコンテンツを管理しやすいプラットフォームです。
ここでは、動画を投稿したサーバをオリジンインスタンスと呼びます。
他のサーバの動画を再生する場合は、オリジンインスタンスの持っている動画データを直接参照します。
ただ、そのままだと人気のある動画をホストした場合に、みんなのアクセスが集中し、オリジンインスタンスに非常に高い負荷がかかります。
そこで、P2Pとミラーリングで負荷分散する仕組みがあります。
P2Pは、動画を同時視聴しているユーザー同士でデータをシェアしあうことで、オリジンインスタンスの負荷を軽くする仕組みです。
ブラウザ同士で通信しあう時にお互いのIPが割れるということがあるため、自分のブラウザをデータ提供に参加させるかどうかは任意です。
WebTorrentによって、WebRTCで動画データ(フラグメント)を融通しあいます。
参加しているブラウザはピアと呼ばれます。
#fedimovie の動画のシェアについて
動画のURLを投稿に貼ると、リンクになります。
Mastodonでは、Mastodonのプレビューカードという仕組みと、WebのoEmbedという仕組みの組みあわせで、埋め込みプレイヤーが表示されます。
ただし、埋め込みプレイヤーが表示されるのは、投稿を認識してから1〜2分経ったあととなります。
これは、たとえば私の1,525人のフォロワーに配送された際、それぞれの所属サーバで動画に対して埋め込みプレイヤーの取得処理がほぼ同時に発生してしまうため、わざと遅延処理をランダムに入れて、処理を分散させていることによるものです。
もうひとつ、動画のURLを検索欄に入力すると、動画そのものが投稿の一つとしてみえます。
これは動画投稿そのものであるため、これにお気に入りすると、動画の高評価がカウントアップされます!
また、既存のコメントがリプライとしてぶら下がっていて、Mastodon側からリプライでコメントを追加することができます。
この、投稿として動画を認識するのが、ActivityPub対応している動画サービスの醍醐味といえます。
#fedimovie のアカウントとチャンネルについて。
添付のスクリーンショットをみてください。
まず、のえる@FediMovie、noellabo3というのが、私のアカウントになります。
下の二つ『のえるチャンネル』と『のえる@デレステCh』が、私のチャンネルになります。
チャンネルをMastodonやMisskeyからフォローすると、そのチャンネルの新着動画が配送されてくるようになります。
アカウントではなく、チャンネル単位でフォローするのが基本です。
なお、FediMovieなどPeerTubeで登録できるのはチャンネルのみです。
各チャンネルのページにアカウント名と、アカウント名のコピーボタンがあります。ここを押すと、noellabo_ch@fedimovie.comという文字列がコピーされます。
これを、MastodonやMisskeyの検索欄に入力するとアカウントが出てくるので、ここからフォローすることができます。
添付画像はFedibirdのもので、チャンネルはグループとして認識されています。一般のMastodonでは普通のアカウントのように見えます。
夕方とか、おなかがすいた時にですね、ガッツリいってしまいたくなるんですが、まあこのへんで手を打とう、という食品があるといいのです。
こちらはブランのドーナツ。比較的あっさりしているがぎゅっとつまった感じもあり、なかなかのドーナツである。ブランっぽさはあまりない。美味しい。そしてお腹に満足。良き。
#ブラン
#fedimovie ライブ配信機能、復帰して再び使えるようになりました。
また、通信を暗号化したRTMPSを選択できるようになりました。
なお、FediMovieでは、PeerTubeの標準機能に加え、チャットプラグインによる配信中のチャットにも対応しています。(有効にするかどうかは配信者が選択できます)
#fedimovie 今回発生していたFediMovieの障害の件、全面的に解決しました。
2022年1月11日 0:33〜2022年1月12日 2:55まで、Vultr東京リージョン(おそらくベアメタルサーバの一部)のIPv4接続ができない障害が発生しました。
添付画像は、本件に関するVultrのメンテナンス告知の通知です。
FediMovieでは、IPv6での疎通には問題がないことを確認できたため、別のプロキシサーバを経由するルートにより11日朝に動画の閲覧まで仮復旧、夜にアップロードの最終処理であるオブジェクトストレージへのデータ転送を回復させる措置を行いました。
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なおこの間に、PeerTubeのdevelopブランチへの追従と、オブジェクトストレージへのAPIアクセスのプロキシサーバ対応をコードに反映しました。
細かな修正の反映などありますが、一番はUIの日本語化が進んだところが一番に目に付くかと思います。
主に、Fediverseへの関心に基づいた投稿を行うアカウントです。DTP・印刷に関する話をしたり、同人の話をしたり、カレーをブーストしたりします。
Mastodonのcollaborator(開発者の一員)です。また、独自機能を盛り込んだFedibirdを管理・開発しています!
Mastodonサーバ『fedibird.com』の管理者アカウントでもあります。ご連絡は当アカウントへ、サーバインフォメーションについては https://fedibird.com/about/more と @info を参照してください。