気候変動による世界の経済的ダメージは、2049年までに年間約5800兆円に達するという研究結果。未来の世代に払わせましょうってなるのが資本主義。⇒ New study calculates climate change's economic bite will hit about $38 trillion a year by 2049 https://apnews.com/article/climate-change-damage-economy-income-costly-3e21addee3fe328f38b771645e237ff9 #気候変動 #環境正義
松村圭一郎さんの『くらしのアナキズム』を読んでいたら、台湾の政治家オードリー・タンがアナキストだっていう話が出てきた。そうだ、たしか保守的アナキストだって言っていたなと。政治家とアナキストって面白い組み合わせだと思うし、世界にはほかに例があるのかな。タンさんの言っているラディカルな透明性っていうのはすごくわかる気がする。具体的な思想とかは知らないんだけど、ちょっと興味が出てきた。
とぼんやり思っていたら、今日オードリー・タンがニュースに出ていた。
※↑これ、元々はTwitterで発見したものだったんだけど、ツイート元のアカウントが超気持ち悪かったので削除したっス。。。
問題点としては、
国会衆議院に提出された請願書内で、共同親権推進派の議員たちが
・こどもを連れ去った別居親がいる場合、連れ去られた側に暫定的監護権を与えよ
という項目を盛り込もうとしている、ということ。
この問題点は、「DVに耐えかねてこどもの手を引いてとにかく家を出たら、親失格だからDV加害者の方に暫定監護権・・・つまり、こどもをDV被害者から引き離してDV加害者の家で生活させよ、と言ってるってこと。
DV加害者の家にこども(たち)を戻さなければならない場合、DV被害者はこどもへの精神的なダメージを考えるとどんなに苦しくても夜逃げもできない、
あるいはもう、そんなことも考えられないくらい疲弊しているDV被害者がこどもの手を取ってシェルター等に避難したら、裁判で遅くないうちにこども(たち)だけがDV加害者の家で生活を強いられる。
女性(ここでは「DV被害者の日本の圧倒的被害者の属性」)への離婚禁止法であり、
また、こどもの人権侵害や虐待の「推進」ですらあり得る、非常に危険な内容に見えるし、たぶんそれは間違ってないっす
性同一性障害特例法について書きました。特例法は戸籍に登録された性別を変更するための法律ですが、そもそもなぜこのような法律ができ、いったいどのような人たちがこの法律を必要としているのか、よく知らないという人も多いと思います。
昨年には特例法の不妊化要件に違憲判断が下り、国会ではこの法律の改正議論が進んでいます(―そして自民党の一部の議連が当事者の現実をまったく知らない提言をしたりして注目を集めています―)が、なによりもトランスの人たちの具体的な状況を抜きにして、特例法について議論することにはあまり意味がないと思います。
また、性別変更のための法律については、すぐに「要件」の議論になりがちですが、そもそも特例法を必要とする状況にある人たちとはどのような人たちなのかを知ることなく、許可要件だけを論じることにもあまり意味はないと思います。
トランスジェンダーのこと、そして特例法の判決や、今後の改正に関心のある方には、ぜひ読んでいただきたいです。
https://yutorispace.hatenablog.com/entry/2024/04/14/235113
『くらしのアナキズム』読みました。
アナキズムって何?レベルだったので、権力とか平等とか知ってるようで知らない言葉の意味がわかって良かった。
民主主義が本当に実践されてきたのは、未開社会とされる国家なき社会だということで、グレーバーとか、『反穀物の人類史』の人とか、気になるけど読む時間と能力が足りない人類学の本がたくさん参照されていた。
「安全な居場所」を確保しようという考えは、最近勉強した健康格差の問題とも重なる部分があるような気がして、頷きながら読みました
松村圭一郎著/ミシマ社
#読書
最近Xで発端を知らぬままにフォロワーたちがめちゃ文句言ってるのを眺めていた「BLを嗜む人が、その人たちの関係性にゲイやバイやパンなどの名前をつけられることに否定的である問題」についても今日は色々と考えた。
あれは私は二つの面で嫌だなと思っている。
①当事者の苦しみをエモとして消費して恥じない姿勢
②根底にある無意識のバイアスとロマンチックラブイデオロギー
このへんが、モヤモヤする。
続)
本を積む人 夢は猫と暮らすこと ソーシャルワーカー