新しいものを表示

 では、泉前明石市長が稲村前尼崎市長を支持できるかと言えば、稲村氏は維新顔負けの政策を尼崎市長時代にずっとやってきた人で、子ども医療費の無料化拒否、公立学校の統廃合、市役所の窓口業務のパソナへの委託など住民向けの行政サービスを次々に削り公務員の非正規化を進めてきたような人で和泉市長が絶対にやらなかったと公言していることを数多くやってきた人なので、これは何があっても稲村氏を応援できるはずがない。

 いろんなことが重なっての今回の選挙結果だったのかなというのが私の分析。次こそは稲村氏ではない住民ことを考えて仕事をしてくれるような人が誰か立候補して当選することを期待して、まずは文書問題についての百条委員会、第三者委員会での調査をしっかりおこなってもらい、選挙中の刑事犯罪についてはしっかり捜査してもらい、斎藤元彦新兵庫県知事にはできるだけ早く二度目の不信任が出されることを期待している。

スレッドを表示

 以上のことも含めて、投開票日前日までは『モンテ・クリスト伯』を読んでアニメ『巌窟王』を観るのに必死だったので書く余裕がなく、日が変わって昨日になると投開票日で選挙運動とみなされるような投稿は万が一のことを考えて控えておかなければならず、選挙鍋のあいだはずっとスマホが選挙速報のライブ配信をプロジェクターからスクリーンに映すためにとられていたので投稿できなかったけど、泉房穂前明石市長が今回の県知事選挙についてある時期を境にほとんど積極的な発言をSNSなどではしないようになり、また直接・間接に誰か特定の候補を応援しなかったことについてX(旧Twitter)等で言われていることには異論があるのでそちらもはっきり言っておく。

 彼自身が当初は発言していたように、知事選で誰かを支援することは検討していたはずなんだけど、稲村前尼崎市長が早々に立候補の意向を表明したことで事情が変わったというのが私の理解。斎藤前知事かどうかという選挙において、稲村氏もそれなりに有力な候補で、そこにもうひとり泉前明石市長の推す有力な候補が別に現れたとなれば大きく票が割れ両者共倒れになることがはっきりしていたから。

スレッドを表示

 昨日の兵庫県知事選挙は斎藤元彦前兵庫県知事が当選しましたね。Mastodon、Fediverse上では「私のまわりに斎藤元彦支持者はひとりもいないのに、あの街頭演説の聴衆は不自然」という人らばかりでしたけど、私の場合は逆で、前にも書いたとおり理由は違えど私の周りの兵庫県民はみんな斎藤元彦支持者ばかりだったので、実感とはそう遠くない結果だったかなと思います。

 昨日の選挙鍋の参加者も、よく気の知れた人の投票先しか聞いていませんが、半数以上が斎藤前知事に投票したと言っていました。

 今や兵庫県民でない私が言うのも何だけど(前回の知事選のときには兵庫県民)、稲村和美前尼崎市長にも知事にはなってもらいたくなかったので、個人的には斎藤前知事が再選され、ふたたび不信任を付きつけられ、今度は議会を解散し、その後県政が回らなくなって再度不信任を付きつけられて失職し、次の知事選では稲村前尼崎市長でないまっとうな候補が出馬して兵庫県知事になるという(おそらく一連の流れはそんなにうまくはいかない)結果を望んでいたので、斎藤前知事の責任をしっかり追及するためにも再選されてよかったのかなと。微妙だけど。

停滞とかが続いていて、虚しさがすごい世の中やと思う。
なんかわかりやすい意味とかなんでもいいから矢印がほしい、そういう気持ちがわたしたちが思ったより根深くあるのではないか。その気持ちがあるからまずはこういうやつらに絡め取られるんやろうけど、社会の一員になりたい気持ちだけはあるということかも知れないよ。

スレッドを表示

佐藤優のドストエフスキー論 1 

ドストエフスキー・ロスを埋めるために目に付いたドストエフスキー論を読んでおります。

・亀山郁夫『別冊NHK100分de名著 集中講義 ドストエフスキー 五大長編を解読する』
・佐藤優『生き抜くためのドストエフスキー入門 ─「五大長編」集中講義─』
・佐藤優『ドストエフスキーの預言』

亀山の本は、ドストエフスキー研究の通説を押さえているような感じで、悪くはないのだろうけれど、あまり面白くない。優等生の答案のようなつまらなさがある。亀山は5大長編を翻訳していて、そっちの出来は良いと思うけど。

佐藤の一冊目は、二冊目に詳しく書かれていることのダイジェストまたはトピック集みないな本で、これは買って読む必要はなかった。

二冊目は本格的な評論で、これが圧倒的に面白い。

新自由主義が倫理になってしまっている現状を変えるにはどうすればいいのか。

句歌集の組版を受けています。
12月納品の枠がまだ空いていますので、「句歌集を作ってみたいけれど……」という方はぜひご利用ください。

おまかせコースであれば格安です。

料金/プラン studio.haya-uta.com/plan/

まだNHKが当確出してないって話もありますが兵庫の結果は絶対他人事じゃない。神奈川県民だってどこの地域だって同じ手法持ち込まれたら引っかかる可能性がある。

スレッドを表示

目が開かない…なのに年金を打ち切られた 「眼球使用困難症候群」、厚労省が誤り認め再審査へ | 2024/11/16 - 47NEWS
nordot.app/1226348472054875027

NHKがまだ当確出してない。
22:40分のニュースで「競り合っている」と。

男児を育てているものとしては石丸的なものに巻かれるようになってもらいたくないし、さりとて賢い顔でメタ視点ごっこに興じてほしくもないしの親心

「支持が広がらなかった」で終わらせないで、広がらなかった理由を知りたいものなのだが。

都議補選で自民新顔が当選、立憲との一騎打ち制す 武蔵野市選挙区:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASSCJ2CQ0SC #東京の政治

地域別に見ると稲村さんが取ってるところも結構あって、都市部の開票率はまだまだだから分からないかも?
QT: fedibird.com/@satomuch/1134985
[参照]

サトマキ  
でもまだNHKは当確出してないんだよな。 https://www3.nhk.or.jp/senkyo2/kobe/20885/skh55285.html

「死をもって抗議」という元局長の覚悟の告発が、なんとなくふわっとした「知事もしかして悪くないのでは?」な空気に流されたというのはなかなかの地獄だな、もう内部告発なんかする人いなくなるんだろうな、それは誰にとって都合の良い世の中か

だけど、アメリカのトランプと同じ現象なのは間違いないから、

これって、やっぱり「才気煥発で生意気な女は許さない」というマジョリティ男性の結束みたいなのは、絶対にあるよね。

蓮舫の時とすごく似てるし。

もちろんその男たちと価値観を共有している女だって大勢いるけど。

「結論から言う」とものごとをスピーディーに進められる反面、覆すことが非常に難しい、他と比べることが難しい、理屈を飛ばされやすい、などといった弊害があり…ってそら当たり前なんだけど、ベトナム戦争の頃からってさあ…すっげえ最近なんじゃん…という

最近読んだ本に「「結論から言う」「なんなら結論から始めないのは劣ったものとさえ評価される」のはアメリカ式で、戦後のベビーブーマー世代が大学へ進学した際にレポートの採点をしやすくするために始めたものだ」とあり、たいへんにたいへんに衝撃を受けた。

あきらかにやっていることがおかしく、正気の沙汰ではないのですが、本人たちはまったく邪気がなく、それをおかしいと異論を挟む人もおらず、誰もがすばらしいと褒め称える(馴染めない人は黙って去っていく)、その状態に異論を唱えると、何をいっているのこの人?扱いをされる、という経験をすると、なるほど、アーレントの描いていた全体主義が生まれた時期の価値観の転倒とは、こういうことか、そして、これはごく普通に起こるのだな、と思いました。

価値観の転倒は、まず、論理を無力化することから起きて、たぶん、アメリカをはじめ、今の日本で起きはじめているのも同じことなので、アーレントの『全体主義の起源』の当該箇所は再読した方がいいのではないかと思います。

戦後機能してきた「健全な民主主義」の思考の枠組みで捉えようとしても、いま起きている現象を捉えきれないように思います。

スレッドを表示
古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。