自主制作物の参考にするために、既刊のDAISY図書(音声付きの本)を利用できないかという問い合わせについて、サピエ図書館から回答をいただきました。
それによりますと「著作権法 第37条 第3項」の規定により、DAISY図書(視覚著作物)の、視覚障害者等以外の利用は認められていない、ということを教えていただきました。著作権法について勉強してきたつもりでしたが、まだまだ足りないことを痛感しています。
あくまで制作にむけて、複雑なルビや注釈の付け方を知ることが目的なので、近隣の点字図書館に相談をしてみることにします。
私Wordは持ってないので確かめられないんですが……
「DAISYコンソーシアム、Microsoft Word形式の文書をEPUBファイルに変換するツール“WordToEPUB”を公開」
https://current.ndl.go.jp/car/40500
この整理わかりやすい
視覚障害者等用データ送信サービス
送信承認館向け利用ガイド
別紙1【視覚障害者等用データの基礎知識】
https://www.ndl.go.jp/jp/library/supportvisual/docs/guide_sousin_b1.pdf
新刊の読書バリアフリー化(DAISY図書制作)にむけて
新刊の読書バリアフリー化(DAISY図書制作)にむけて
要は音声データ付きEPUB3を作ればいいわけで、調べたら、やってる人いた
新刊の読書バリアフリー化(DAISY図書制作)にむけて
・DAISY図書の再生用ソフトウェア(ChattyBooks)をダウンロードし、サンプルとして入っていた本(マッチ売りの少女、ごんぎつね)を一通り再生してみた
https://www.normanet.ne.jp/~jdc/soft/reproduction.html
・もうちょっと複雑な、大人向けの本を読みたいと思ったので、サピエ図書館に正眼者だがこうこうした事情で読みたいので、登録できないかと問い合わせしてみた
https://www.sapie.or.jp/cgi-bin/CN1WWW
・手元のEPUB(作家の手帖で過去に作ったもの、Google Docsから書き出したやつ)をインポートしてみたが、「このEPUB3コンテンツは読み込み可能な形式ではありません! ChattyInfty3のMultiMediaOverlay(音声付き)で出力されたファイルを選択してください」と出てきた
・どうやら↓のソフトウェアで作ると良さそうなのだけど、30日間お試し可能な有償ソフトウェアのため、今ダウンロードすべきかちょっと迷っている←イマココ
https://www.sciaccess.net/jp/ChattyInfty3_AITalk/index.html
三省堂書店の神保町本店で、プリントオンデマンド(POD)を試しに利用してみました。店頭で注文すると、45分〜1時間くらいで印刷・製本してくれます。
正直どんなもんかなと思っていたけど、意外としっかりした造りで、やや文字のかすれはあるものの、ちゃんと本になっていると思いました。本文1色で、写真や図表の少ない本なら、この形式での出版も全然アリだなと。
ただ、三省堂の場合、注文するまでのアクセシビリティが低すぎます。店に商品リストもサンプル本も置いておらず、↓のサイトにぶら下がっているPDFを見た上でないと店頭注文できません。
あと、仕方ないですが、種類が少なすぎて、正直読みたいと思うものがほぼないです(涙)サービス自体はいいのに本当もったいない。
サムネの画像が懐かしすぎる
https://natalie.mu/music/news/549239
大正初期によく売れた洋書のジャンルのなかに「恋愛至上主義」がある
https://www.maruzen-publishing.co.jp/contents/100nenshi/pdf/308.pdf
これもやばい、神か???
「1980年(昭和55年)に発刊された丸善百年史をPDFにて公開いたします。」
https://www.maruzen-publishing.co.jp/contents/100nenshi/index.html
自主制作で本をつくっています。
『かわいいウルフ』『海響一号 大恋愛』『作家の手帖』など。