新しいものを表示

実質、ページ内で2カラム方式になってて、左カラムの表紙画像は動かないが、右カラムはスクロールでき、LPらしく購入ボタンが何度も埋め込まれる、というのが、あんまり見たことない構成だ

アクセシビリティは低そう

スレッドを表示

そのうち紙の本はめっちゃレトロでエモいみたいな時代が来る気がする

しかし昭和に売れまくっても令和には品切れ重版未定なわけで、こんなベストセラーも忘れられていくものなんだなあ
bookclub.kodansha.co.jp/produc

スレッドを表示

伊藤整『文学入門』を借りてきたら、40刷でビビってる、大人気じゃん

笹帽子さんの買ってよかったものリストめっちゃ参考になります。私も引っ越してからフナモコのコミックシェルフに買い替えたんですが、これは最高の本棚ですね。

sasaboushi.net/blog/2023/07/01

日本図書コード管理センター(JPOの下部組織)に申請した書籍JANコードの更新て3年ごとで、これがあるから出版者各社が自転車操業にならざるを得ない部分があると思うんですけど(新刊を出し続けないといけない)、この期間を10年にするとか、出版者が自分のコードを他人にバラ売りしたり貸し出しできるとか、いろいろ制度面で仕組みを変えれば、もう少しマシな状況になるんじゃないかと素人は思ってるんですが、JPOが儲からなくなるからだめなんですかね。

『ハンチバック』、私も積田読さんがおっしゃっているようなポイントが一番印象深いと思っています。(障害者のセクシュアリティといった話題がセンセーショナルに取り上げられがちだが、障害を持つ人のアクセシビリティや、紙の本がもつ権威性を指摘していることが、この本の注目すべきところではないか……という話)

ただ、自分は、この話題について、読み終わってからずっと、複雑な気持ちになり、ぐるぐる考え続けています。

というのも、こうした〈紙の本批判〉をしている作品が、結局、「文學界」という紙しかいまのところないメディアに掲載され、ある種の権威の象徴である芥川賞候補になっているという現象自体が、露悪的というか、出版社側のマゾヒスティックな行動のように感じてしまったからです。

穿ち過ぎなのは自覚していますが、それがちょっと気持ち悪くて、整理がつかなかったのですが、しばらくして、「文學界」編集部が、文藝春秋の経営者や、その他出版業界の「えらいひと」に向けて一石を投じているのだと考えるようになりました。

芥川賞とは関係なく、全人類に読んでほしい、というのは私も強く思っています。

スレッドを表示

日販社内でのHonya ClubとHonya Club Withの棲み分けについて、詳しい人に聞きたいとずっと思っているんだけど、CCCとの協業でHonya Club無くなる可能性ありそう

「日販グループの小売4社が合併」

この4社うち、リブロプラス、積文館書店、Y・spaceはHonya Club With加盟書店ですね。
ブラスはおもに埼玉と千葉でTSUTAYAのフランチャイズを請け負っている会社でした。
書店ポイントカードウォッチャー的には、Tポイント系列の書店が統合されてるのがポイントです。

shinbunka.co.jp/archives/5358

nippan.co.jp/business/reader/h

山手線のドアに貼ってある塾の広告。ビリギャルのモデルになった小林さやかさんの出身塾とのこと。

正方形の広告では、金髪の、若干渡辺直美さんに似てる感じのお顔の、制服を着た女性が、真顔でカメラ目線になってる写真を使っている。

実際、ビリギャル小林さんと関係のある組織みたいだし、「パクリ」ではないと思う。金髪・真顔・制服・女性、という表象じたいには著作権はないものの、固有の本を想起させられる、という意味において、おもしろいと思った。

ただ、塾のサイトにビリギャル本の書影は貼ってあるけど書誌情報や©KADOKAWA表記がないので、ちゃんとKADOKAWAに話を通しているかわからない。

tsubotajuku.com/

いわゆる職業翻訳家のひとが訳した文章を、その道の研究者のひとがチェックして、最新の学術研究の視点から解説を書き下ろす、みたいな、マジのガチの「監訳」が行われた訳書ってあるのかな。不勉強でぱっと思いうかばない。

この場合、訳出は翻訳家と研究者の共同作業になってしまう(と思う、最終的に)ので、なかなか予算的にも難しいのかな。90年代の本だとあるかな。

戦前のセルパンという雑誌に短いウルフ翻訳記事が乗っているらしいのでデータを見てきたんだけど、ところどころ「ヒットラー、いいよね!」「大政翼賛会、注目だね☆」みたいな言説があってびっくりしてしまった。

『我が闘争』の翻訳も載せていたらしい。最初は純粋な文芸・芸術雑誌だったみたいだし、やむを得ない検閲対策とかなんだろうか。

bunsei.co.jp/old-book/ctg-09/h

GDPRというかヨーロッパ人(主語デカ)の人権意識はやはり見習いたい

最近、脱GAしたい人達が作ったmatomo analyticsっていうのを知ったんですが、「利用者の声」みたいなところにEUがあって笑った。

日本人が作ったわけではないみたいで、matomoが独り歩きしてるのがじわじわきます。

matomo.org/

あと、当時の著作権まわりのことをまったく知らないのだけど、訳書に版権の記述がないから、原著取り寄せてそのまま訳すような、ガバガバでやってる感はありそう

興味をそそられるのが、『星の王子さま』を訳した内藤濯の教え子で、ゴリゴリ仏文学をやってた葛川が、どうやってウルフを知り、なぜのめり込んでいったのか、なんだけれど、葛川自身の文章が書かれたものがあまりないので、著作の序文とかを丁寧に読んでいきたい。

スレッドを表示

ヴァージニア・ウルフをおそらく日本で最初に訳出したであろう葛川篤(本名・刈田善衛)、CiNiiとNDLデジコレを見る限りは研究論文が見当たらない。言及している博士論文が2件あるのみ。ただ学友だった伊藤整と瀬沼茂樹が、早死した葛川を思い出して戦後に彼について書いてる文章がいくつかあるので、それを辿っていけばもう少し周辺のことはわかりそう。

いまのところわかっていることはこんな感じ。(なお、調査の所要時間はだいたい半日)

・秋田県の土崎港という町の出身
・東京商業大学(現在の一橋大学)でフランス文学を専攻していた
・「一橋文学」をはじめいくつかの文芸同人を立ち上げる
・卒業後、川崎貯蓄銀行(現在の三菱UFJ銀行)に勤めながらウルフやアンドレ・ジッドの翻訳に取り組み、20代後半は年一ペースで訳書を発表
・身体が弱かったのに加えダブルワークの疲労が原因なのか、なんらかの病を患う
・地元に戻って静養するも32歳で死去

詩の実作もしていたらしいのだけど見つけることができない。近々国会図書館で調べることにします。デジタルテキストになってない論文の中で引用・言及されている可能性が大いにあると思っています。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。