国政や都道府県知事の選挙じゃなくて、市町村区議のレベルでの選挙をまともにやらんとどんならんのですよ(;´Д`)
言っちゃなんだけど市町村区議なら水原(自称暇空茜)でも当選しちゃうレベルなんですよこの国。
「次の参院選」「次の知事選」じゃないんですよ。
次の市町村区議選挙からカルトだのバカだのの当選をどうやって排除するか、を考えないと、マトモな都道府県知事や国政選挙なんて無理なんです。
どうです?
絶望的でしょ?(;´Д`)
蓮舫が掲げた「若者支援」は若者に届かなかった。対象の年代からの支持は低かった。むしろ反感を買った。若者は自身の苦境を直視するのが一番苦手だからね。まだ何者でもないから自分を弱者だとは思いたくない。
困っているのは、先が見えないのは、あなたが弱いからじゃない、少なくとも未来永劫弱いわけじゃないとどうやったら伝えられるだろうか。
TBSラジオでの武田砂鉄とのやりとりを見た。ひろゆきに代表される、優位を取るためだけに相手の話を無視する論法だと思っていたが、もっと単純に本当に言っていることを理解できていないように見える。
優位を取るためにこのやりとりをしているのではなく、話の内容がわからないときにいつもこのやり取りをすると優位を取れていた、という学習でやっているように感じられた。
どちらにせよ、想像以上にとにかく頭が悪い(たぶん、IQはふごく高い)という印象が強化された。
昨日選挙に行って(蓮舫に入れたよ)その足でヘアサロンに行った。スタイリストさんも出勤前に投票に行ってきたそうだけど、今回の選挙を巡る一連の出来事にすごく怒っていた。「本当に人としてどうかと思いますよ」って。そりゃそうだよね。
法律にさえ違反しなければ何をやってもいいと言わんばかりのことをする「候補者」。選挙を単なる宣伝の場にしている「候補者」。N党やその辺の有象無象だけじゃなくて石丸もそうじゃないかと思う。彼にとっての本丸は最初から国政でしょう。
何かをハックするというのは、本来もっとクリエイティブなことのはずなのに、道理が引っ込むほどの無理を通そうとする傍若無人な人たちの免罪符みたいになっている。そして、それをもてはやす有権者たちがそれを支えている。本当に問題だと思う。
若い世代にとっては新自由主義の社会で有利な地位を得ることが唯一の道で、「他の選択肢はない」んだと思います。そしてリベラルな価値観はダメ人間を甘やかすもの、今仕事している人間の足を引っ張るもの、やたら怒っていて不愉快なものと映っているんだと思います。果たしてこれを覆しうるか。私は悲観的です。
日本人って昨日まで鬼畜米英を叫んでいても今日にはギブミーチョコレートを叫ぶもので、節操がないといえば節操がないし、現実的といえば現実的なので、何が起きるかはわからないのですが。
とにかく日本人の多数派にとって重要なことは「今ある現実に適応すること」です。今ある現実が天皇バンザイならそれに適応すること、民主主義バンザイが現実ならそれに適応することが賢いことです。敗戦後に「おかしい、やはり日本は神国なのではないのか。天皇が人間宣言をしたり象徴になったりするのは許せない」と考えるのは間違っているのです。日本が神国でないからではありません。「日本は神国ではないことが現実になった」からです。
「ここにある一切は、小説の一登場人物によって語られているものと見なされるべきである。」―「彼自身によるロラン・バルト」扉表紙