詳しくはアレだけど私自身、新卒から退職対応してて先輩が「なんでこんなに…?いつもはそんなに多くないんだよ」って感じだったのが、いろいろあってそれからさらに自分の経験の範囲ですら「なんか…増えたな…?」っていうのを目の当たりにして、しかもそれが若手メインで、ちょっと聞くと次決まってるので社保とか大丈夫ですって人もいて、ああこれみんな逃げてるんだ、この組織けっこう終わってるんだ…って思った、それが決め手ではないにしても、自分の退職と無関係だったとまでは言えない。やっぱポロポロとハラスメントのうわさもある職場だった、弁護士としか連絡取れない人までいた。未来ある人から…辞めるんだよ…(そして残された人が詰む)
武蔵野市は一時マンション新住民が急激に増えて吉祥寺ヨドバシの客層なんかは裕福そうなベビーカー押した若いご夫婦だらけになったことがある。若者の街から元若者の街になった。商店街を歩いてる人の層が劇的に変化した。他所から吉祥寺に客として来てた裕福な若者が吉祥寺に移り住んで子育て始めたのかなと。それが20年から10年くらい前かなあ。
今その人たちが残ってる様には見えなくて、残ってても当時ほど余裕のある暮らしはしてなさそうで、人の入れ替えは止まってファミリー層の人出は目に見えて減って、でも若者がやってる若者の店とか若い客が戻ってきてるかと言ったらそんなことなくて、アイデンティティを失ってる様に見えるんだよね。埼玉の大宮とかに近づいてる気がする。
相対的にテナント料が高くて契約が長期なので気軽にお店を出せない、賃貸も高くて流入する人の種類が限定されるので文化圏を作れないというのが例えば高円寺、阿佐ケ谷、西荻窪との違いとして明確になってる。
そもそも私の投稿は「野田氏がリベラル」ということを一切前提にしないで組み立ててますから、「野田氏がリベラルか否か」はなぜ武蔵野市で2023年12月のダブル選挙以来立憲や地元のリベラル会派が推す候補者が勝てていないのかの説明にはならないんですよね。
そもそも「右傾化」が何を指すのか、そういう実態があるかは別の問題として、立憲民主党の党首である野田氏に右のイメージがあってそれが選挙にマイナスならば、もっと広範にその影響がみられるはずだし、特定の地域の得票結果を説明する要因としては弱い。
比較と時系列の観点が、かえって地域内の要因に着目する必要性を示している。
一点挙げれば、ここ数年間の武蔵野市のように、市長に再選した人が国会議員になって辞めた、都議に選んだ人がよその地域の選挙区から衆議院選挙に出るために辞めた、ということが相次げば、そちら側に投票する意欲が下がる可能性はあって、この要因は左右保守リベラル関係なく働きうる。もちろん地域内要因は他にもあると思う。
党首要因の影響がゼロだと決めつけるつもりもないのだが、たぶん地域内要因に取り組んだ方が勝てるようになる。
「ここにある一切は、小説の一登場人物によって語られているものと見なされるべきである。」―「彼自身によるロラン・バルト」扉表紙