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(続き)→ 13日は「ウンケージューシー(生姜の炊込みご飯)」や「ウサチ(酢の物)」を。
14日は「冷やしソーメン」、「煮物」や「ゴーヤーのジージキ(地漬)」などを。
15日はおやつに「砂糖団子」、夕食は「ウサンミ(御三味=豚肉・昆布・天ぷら・蒲鉾など)」とお餅で豪勢に…というのが旧来の慣わしだそう。
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各料理には邪気払いや供養などの意味があり、食と祈りが結びついています。
旧盆では他にも、青年達が太鼓を叩いて踊りながら練り歩く「エイサー」や、仮面をつけた先祖達があの世の話をしてくれる「アンガマ」など、沖縄各地で独特の行事が。
その意味や歴史もまた、興味深いものばかりです。

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沖縄では今、ご先祖様をもてなす「旧盆」の時期。
旧暦7月13日のウンケー(御迎え)から15日のウークイ(御送り)にかけ、お仏壇にお供えをして一家の安泰を祈ります。
この時期は、人々の食事も普段とは違う特別な料理が。
こちら『沖縄の行事料理』を紐解くと…。
(続く)→

(続き)→ 1944年6月に始まったサイパン戦は、民間人が住む場所での初の本格的な戦闘でした。
米軍の容赦ない攻撃はもちろん、日本軍による民間人の現地招集や強制集団死など、後の沖縄戦と同様の惨劇が。
また約4千人いた先住民族にも多くの死傷者・自死者があり、差別やスパイ扱いも受けました。
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8月15日は”終戦”の日、様々な慰霊の行事がありました。
しかし例えば沖縄では、その後も日本兵がゲリラ戦を続け、敗戦を知らせた住民まで殺しています。
また日本がアジア各地で行った加害を考えると、ただ戦没者を「慰霊」するだけでいいのかも疑問です。
私達は、まだまだ知らねばなりません。
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太平洋戦争の歴史の中でもあまり知られない「サイパン戦」。
サイパンで戦争に巻き込まれた日本人約2万人中、8割が沖縄出身者でした。
昨夜の「NHKスペシャル 新ドキュメント太平洋戦争1944」では少女の手記からサイパン戦を辿りましたが、18日放送予定のこちらもぜひ。
nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3
(続く)→

(続き)→ 月桃の種は様々なミネラルを含み、特に必須ミネラルの一つ「亜鉛」は”畑の牡蠣”と言われるほど豊富。
亜鉛には抗酸化作用による老化防止、風邪や感染症に対する免疫力アップ、味覚障害の改善、髪や肌の健康維持など様々な効果が期待できるそう。
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『実からうまれた月桃茶』の原料となる月桃は、無農薬・有機栽培されたもののみを使用。
月桃の種子50%に、玄米と煎茶が25%ずつブレンドされ、上品で豊かな味と香りに仕上がっています。
月桃茶で猛暑を乗り切り、健康に過ごしましょう🌞

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暑い日が続く夏、冷やして飲む『実からうまれた月桃茶』はいかがですか?
月桃のほんのり甘く爽やかな香りが、心身をリフレッシュさせてくれます。
月桃は、沖縄で古来より薬やお菓子の香りづけなどに用いられてきたハーブ。
葉を用いたお茶もありますが、こちらは実(種)が原料です。(続く)→

(続き)→ 押入れの中に積み重なる沢山の日本兵の幽霊。
過去に首を吊った男性のぶら下がる姿が、今も見えるガジュマルの木。
工事中に出土した厨子甕(沖縄の骨壷)を捨てた祟りで、次々と亡くなる工事関係者。
また、自分が死んだと知らされて驚くおばあさんの霊や、公園でキジムナーと遊んだ体験談も。
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沖縄ではあの世とこの世の距離が近く、日常の中に不思議な物事が紛れ込みやすいのかもしれません。
何かあれば霊能者「ユタ」さんにお祓いや魔除けを頼むのも、沖縄ならではでしょう。
小原さんの琉球怪談本は他にも沢山あり、どれも怖くて興味深い話が満載。
この夏、ぜひ一度読まれてみては?👻

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夏はお化けの季節、そして怪談の季節!
こちら『琉球怪談百絵巻 不思議な子どもたち』(2013刊)は、沖縄の怪談集。
著者の小原猛さんが、実際に体験した人々から聞き書きした、怖くて不思議な実話100篇を収録。
タイトルに「絵巻」とある通り、全ての話には三木静さんによるイラストも添えられています。
(続く)→

お知らせが直前となりすみません!
朝ドラウォッチャーのホリーニョさん・ももたさん・やまちさんによるX /スペースでの『ちゅらさんトーク』。
今夜(8月11日/日曜)、22:00スタートです📻
twitter.com/i/spaces/1kvKpbYyE
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まめ書房からは、ドラマに登場する沖縄の文化・歴史や新たな発見など、まめ知識をお伝え。
今週は沖縄とは関係ないのですが「庵野秀明監督もちゅらさんファンだった⁈」説(妄想)などをお話しします〜😊
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(続き)→ ①『沖縄の証言』では、沖縄島の療養所「愛楽園」を取り上げ、沖縄戦時の日本軍による患者の強制収容や、空襲による施設破壊・戦後の飢餓などを、体験者の証言を交え説明。
上陸した米軍に園を囲まれる緊迫した状況、患者の命より日本軍を優先する施策などが、生々しく浮かび上がります。
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②『20世紀の光芒』では、明治・大正から昭和初期にかけ、ハンセン病患者が受けてきた差別の歴史を解説。
沖縄の社会にもあった根強い偏見の実例が示され、暗澹たる気持ちに。
番組『隔離と戦禍』でも語られていた憲法13条「個人の尊重」の精神、これをまず私達自身が肝に銘じねばなりません。

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昨夜、Eテレで放映された『隔離と戦禍〜沖縄 ハンセン病患者たちの受難〜』。
関連書籍を2冊ご紹介します。
①『沖縄の証言 激動の25年誌』(1973刊)
②『沖縄 20世紀の光芒』(2000刊)
それぞれ沖縄の近・現代史のトピックを扱う本ですが、その中でハンセン病についても取上げています。
(続く)→

今夜(8月10日・土) 22:50より、NHK Eテレの「ETV特集」にて『隔離と戦禍〜沖縄 ハンセン病患者たちの受難〜』が放映されるそう。
沖縄戦時、日本軍はハンセン病患者をどのように扱い、何をさせたのか。
なぜ約400人もの患者達が死なねばならなかったのか。
ぜひご覧ください。
nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/
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(続き)→ 耳が聞こえない事によるプレーのやりにくさや高野連加盟の壁など、様々な困難がありながらも練習を続け、野球に打ち込む選手達と監督。
当時その様子が全国に報じられ、県内外の多くの人々から応援があったそう。
また本作は後に漫画化・映画化もされています。
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ところで、生徒達が聴覚を失う原因となったのは、1964年にアメリカで大流行した風疹。
それが米軍基地経由で沖縄住民に拡散、感染した妊婦の子ども500名近くが聴覚障がいを持って生まれました。
そのため子どもの親達は自分を責め苦悩し、それだけに野球を通してのわが子の成長を喜んだのです。

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こちら『遥かなる甲子園』(単行本1987/文庫1990刊)は、高校野球を取り上げたノンフィクション。
舞台は、聴覚に障がいを持つ子ども達のため、1978年に沖縄・北中城村に設立された「北城ろう学校」。
その高等部の生徒達16名が野球部を作り、81〜83年にかけて甲子園を目指す姿を追った作品です。
(続く)→

【お知らせ】
以前もお伝えしましたが、今週8月9日(金)は臨時休業いたします。
7日・8日の定休日と合わせて三連休となり、10日(土)より平常通りの営業となります。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします🙇🏻
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(続き)→ キジムナーの友達・トントンミー(トビハゼ)を捕え、病気の母に食べさせた少年。
怒ったキジムナーは復讐しようと少年の家にハブを投げ込むも、少年の歌の力で花や三線に変わってしまいます。
母のため懸命に働く姿から、少年のあだ名も「とんとんみー」であると知り、憎しみを捨てるキジムナー。
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やがて二人に友情が芽生え、後半の冒険でキジムナーは身を挺して少年を守ろうとします。
ファンタジックな物語から浮かび上がるのは「怒りや憎しみを超え、友愛を交わす事ができるか」という重い問いかけ。
SNSでの誹謗中傷や差別・戦争を繰り返す大人こそが読み、考えるべき名作です。
ぜひ再版を!

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昨夜の「ちゅらさんトーク」にてご紹介した絵本、『とんとんみーときじむなー』(1987刊)。
現在版元に在庫が無く、当店でも今のところ品切れですが、あえてご紹介します。
沖縄の木の精霊・キジムナーと人間の少年との交流を、美しい染め絵で描いた田島征彦氏の著作。
その内容は…
(続く)→

朝ドラウォッチャーのホリーニョさん・ももたさん・やまちさんによるX /スペースでの『ちゅらさんトーク』。
今夜(8月5日/月曜)、22:00スタートです📻
twitter.com/i/spaces/1vOGwrLqB
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まめ書房からは、ドラマに登場する沖縄の文化・歴史や新たな発見など、まめ知識をお伝え。
今週は沖縄で真理亜さんが買っていた絵本に目がとまりました📚。
どうぞお楽しみに!
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【お知らせ】
以前もお伝えしましたが、今週8月9日(金)は臨時休業いたします。
7日・8日の定休日と合わせて三連休となり、10日(土)より平常通りの営業となります。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします🙇🏻
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(続き)→ ①『南島遡行』は1984年刊。
'70年代に書かれた紀行文や随筆を中心とする作品集。
奄美・沖縄・宮古の島々を巡り、各地の伝統文化や自然の魅力を紹介。
特に奄美の民謡や昔話、宮古の祭祀のルポなどは、貴重な記録と言えるでしょう。
また一方、沖縄の中にある奄美出身者への差別の話も。
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②『あまくま語り』は2004年刊。
こちらは'80年代以降に書かれたコラム集で、“あまくま”とは”あちこち” の意味。
著者は旺盛な好奇心で、島々の歴史や文化から日々の出来事までを見つめ、様々な想いを綴ります。
味わい深い文章で、琉球孤の過去から現在までを巡る「心の旅」が楽しめる秀作です。

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