新しいものを表示
木下 充矢 さんがブースト

【お仕事告知】本日発売の『SFが読みたい!2023年度版』で春暮康一さんのインタビュー記事の聞き手・構成を担当しました。『法治の獣』で国内編1位を獲得された春暮さんの貴重なインタビュー(実は初とのこと)ですので、ぜひお読みくださいませ。

hayakawa-online.co.jp/shopdeta

木下 充矢 さんがブースト

ちょいちょい見ているナミビアの砂漠の定点観測配信、ハイライト切り取り動画みたいなのもあるんだけど、キリンが水場に来るやつは遠くからゆーっくり来るキリンが恐竜みたいでよかった。水場のカモシカみたいな動物(レイヨウ?)もキリンを伺いながらギリギリまで逃げないの良い……
youtu.be/FpuZWzwahNo

木下 充矢 さんがブースト

2023年4月末にグレッグ・ベアの中編2本入り単行本が出るんですね。
『鏖戦(おうせん)/凍月(いてづき)』(酒井昭伸、小野田和子訳、早川書房)

hanmoto.com/bd/isbn/9784152102 悪漢と密偵さん経由

木下 充矢 さんがブースト

ゴーストバスターズ アフターライフ
[m.media-amazon.com/images/I/81]
誰を呼ぶ?

間違いなくゴーバスシリーズ最高傑作。まだ見てない人がいたら見たほうがいい。極上のエンタメ映画で、難しいこと考えず、でも、引っかかりを覚えることほとんどなく、基本気分よく最後まで見れて、お説教感もない。これこそ本来の意味でのリブート、再起動と言えるんじゃないか。

ゴーストバスターズは難儀なシリーズで、そのおもしろみが強い偏見やイデオロギーと同根であるため、「イデオロギーなくしましょうね」「ポリコレ配慮しましょうね」をしていくとどんどん味がしなくなっていくコンセプトなのだが、本作はそうした味わい=アクをだいたい消去した上で、でも「これってゴーストバスターズじゃん!」としか言えないテイストを提供していて、リブート版のお手本って感じ。肉は使えないので大豆だけで同じ料理作って見たけど、こっちのほうがおいしいでしょ?もちろん体にもいいし、っていう。

ゴーストバスターズには実はいろんな縛りがあって。その一番のコアとなる縛りは何かっていうと「ニューヨーク」なんですよね。1作目も2作目もリブートもすべて舞台はニューヨーク。ニューヨークという街を救うというのがゴーバスのコンセプトなんですね。NYという街に対するパトリオティズム。ニューヨーク、それはアメリカの理想の一つということでもあって、だから1では異教の神ゴーザをやっつけた黒人のウィンストンが「I Love This Town!」と叫んで幕を閉じるし、2では当時はソ連だったウクライナのビーゴという悪霊を、自由の女神とニューヨーク市民の善意玉(元気玉のようにみなから善意を少しずつ集める)で倒してた。そこが気持ちいいでしょ?ってのがオリジナルゴーバスの根っこなわけです。(これに対してリブート版では舞台はNYにしつつも、そうしたイデオロギーだけ消しさって、純粋に女4人が集まって楽しくゴースト退治する映画としつつも、ゴーバスがNYを愛してるのではなく、NY ❤︎ GB とすることでそのメッセージを書き換えた)

ところが、本作『アフターライフ』の舞台はオクラホマだったかな?の田舎街サマーヴィルで、NYなんかカケラも出てこない。しかも、オープニングは割とシリアスで、映像はきれいだし、映画としては悪くないけれど「これはゴーストバスターズじゃない......」と思わず口にしてしまって。見たことないけどストレンジャーシングスとか。真面目なだけのグーニーズ見てる感じで、途中、あまりの「いいんだけどゴーバスじゃない」感に笑ってしまった、それくらいゴーバスじゃない。

ところがここから、どんどんどんどんゴーバス感が一つずつ足されていって、加速しながらゴーバスになっていき、最後はこれこそゴーストバスターズじゃん!!としか言いようがない作品になる。ゴーバス感とはたとえば

「誰を呼ぶ?」「ゴーストなんて怖くない」といった定型文句
[レイ・パーカー・ジュニア]によるテーマ曲
マシュマロマン
イヌブタ
緑色の食いしん坊おばけ
背中に背負う武器
SPENGLERと書かれたつなぎ
4人チーム
笑えるパンチライン
街の人に信じてもらえず収監される
スライム
ゴーストモービル

今までのシリーズでは割と序盤に4人チームがそろうんだけど、今回はだんだん結集していく感じ。今までのゴーバスだと白人3黒人1で、リブートでさえ「その人種構成はどうなん?」って疑問に思ったんだけど、白人2黒人1アジア系1で白人は兄妹、男女比も半々にしてる。

ゴーバスはビル・マーレイや[ダン・エイクロイド]のコミカルなセリフが魅力なんだけど、本作ではコミカル要素がかなり弱い。だから監督のゴーバス理解を疑ったんだけど、最後にここぞ!というときにオリジナルメンバーが集結。[ビル・マーレイ]がゴーザといかにもなやりとりをほんのちょっとするだけなんだけど、コメディ要素って古くなりやすいし、結局どれだけコミカルにしてもビル・マーレイの魅力にかなわないんだよね。そこがわかってるからこそ、あえてここにコメディ要素をまとめたバランス感覚とか「めっちゃわかってる」って感じ。

また、過去作の性差別的な表現や、リブートにすらあったインセルいじりを「しない」だけでなくきちんと書き換えてるのも、オリジナルに対するリスペクトを感じる。リブートですら「あんたの童貞がここに落ちてるよ」のような揶揄がありうんざりしたんだけど、本作では「統計では15歳の__%が処女よ」といったセリフをわざわざ入れてる。またエンドロールが流れたあとに、ビル・マーレイが超能力の心理テストを受け、正解してるのに電気ショックを食らうというシーンも追加。「あれは悪いことでした」とビル・マーレイにお仕置きしてるのが、まあかわいらしいもんだけど、「オリジナルを愛しながらもダメなものはダメって言おうね」というメッセージになっていて、素晴らしい。この監督はこども時代にゴーバスを浴びて育った世代でしょ。それがこれだけしっかりと「愛しながらダメも理解してる」ってのはとてもポジティブな気持ちになれるなと思って、監督名見たら[ジェイソン・ライトマン]。 [アイヴァン・ライトマン]、つまりオリジナルゴーバスの監督の息子なんだよね。映画の中では娘と死んだ父親との邂逅が描かれるんだけど、このモチーフが結局、自分=監督と父親とも重ね合わされてるんだと思う。

娘を置いて去っていった父親と娘との邂逅ってテーマが、父親に都合がいいとか、その手の男が気持ちよくなれるクリシェだみたいな批判があるみたいだけど、ここまできれいに作ってくれたら自分はそこは引っかからないです。何かドラマをつくったらそれだけが規範化されてしまう側面はどうしてもある。娘と父が「和解」するドラマは感動的だけど、それを描くと「和解しなければならない」という規範を帯びがち。強いてあげれば、その後も娘が父親に対し批判的なことも言うとか。そういう描写があってもよかったかもしれないが、それこそ蛇足なんじゃないかな。

田舎町でのチェイスもよかったです。これ、かなりいい[カーチェイス]シーンなんじゃないかな。

木下 充矢 さんがブースト
木下 充矢 さんがブースト

かわいいジリスの図書館司書向けLINEスタンプも作りました

使い所がすごい限定的ですが、司書さんが知り合いに居る方に紹介いただけると嬉しいです~🐿️

store.line.me/stickershop/prod
#CreatodonFolio

木下 充矢 さんがブースト

novel-writer 1.6.1を公開しました。
原稿ツリーのファイル名に関するバグフィックスと、品詞ハイライトの設定追加をしています。

marketplace.visualstudio.com/i

木下 充矢 さんがブースト

HSKが4以上5以下くらいあれば、難解ではない中国SFの短編が読めたり、本業や文筆業でビジネスメールのやりとりができたりしますよ(体験談)
そして日本語読者は、早ければ半年足らずでそこまでいけます。読み書きにおいては、やはり中国語と日本語の互換性が有利に働くと思います。

木下 充矢 さんがブースト

官僚や政界の「オフレコ下」としか思えないような場面の情報が大量にここのところ出てきていることに注目すべきだと私は思います。オフレコ下でメディアの人に聞いたところでは(笑)、安倍政権以降、報道機関への霞ヶ関からのリークが急増しているそうです。

絶望ばかりではないと思います。霞ヶ関にも絶望は満ちており、変えようとする人はハンパなくいるはずです。そこに希望を持ちたいです。

#エルピス

木下 充矢 さんがブースト

Bird pins made of scrap materials by Japanese Americans held in internment camps during World War II.

From The Art of Gaman: Arts & Crafts from the Japanese American Internment Camps 1942-1946 by Delphine Hirasuna (Ten Speed Press, 2005).

Gaman is a Japanese term of Zen Buddhist origin which means “enduring the seemingly unbearable with patience and dignity”.

#Art #Jewellery #Jewelry #Birds #Japan #Japanese

木下 充矢 さんがブースト

This 1953 Porsche, converted to an electric drive by a GE engineer around 1959, is being reconditioned and will be fitted with modern batteries to replace the lead-acid ones that originally powered it.

abc.net.au/news/science/2023-0

木下 充矢 さんがブースト

今朝もChatGPTとチャット。いまはプラトンにおけるinvention概念について説明を受けている。

どうも私はこれにはまりつつあるようだ。ふと思いついて「『2001年宇宙の旅』のHAL9000と君は似ていないか?」と質問したら、こう帰ってきた。

木下 充矢 さんがブースト

札幌の書店+αといえば、2021年10月に北18条にオープンした「書店+住む家のない方のためのシェルター」Seesaw Booksも気になっています。
syoten-navi.com/entry/2021/10/

ビックイシューさっぽろの雇用創出×フードロス削減の取り組み「夜のパン屋さん」の場所提供もしています。
digital.asahi.com/sp/articles/

木下 充矢 さんがブースト
木下 充矢 さんがブースト

異なる性的自認・指向を持つ人に対し「隣に住むのも嫌だ」と差別発言をして、即時解任されないのが理解できない。首相や秘書官室も同じ考えなのか。
asahi.com/articles/ASR2403WGR2

木下 充矢 さんがブースト

よっしゃー、動いた。

VS Code用の小説執筆機能拡張、novel-writerの1.6には原稿ツリーを追加します。
ファイル名を並べるための数字や拡張子を非表示にして、その代わり文字数を表示しています。
なかなか見やすい。ドラッグ&ドロップで並び替えができるといいんですけど、仕事に使えるレベルになったのでまず原稿。

木下 充矢 さんがブースト
木下 充矢 さんがブースト

昨年に引き続き、今年も #SFカーニバル を開催できることになりました。開催は4/22と23の二日間、会場は昨年と同じ代官山蔦屋書店さんです!
TwitterのSFカーニバル公式アカウントや日本SF作家クラブ公式アカウント以外でも、日本SF作家クラブの公式FANBOXにて最新情報をお届けしていく予定です。是非ご注目&ご参加下さい。

sfwj.fanbox.cc/posts/5215268

木下 充矢 さんがブースト

:hyuki: 人にツールやサービスを勧めることの難しさ、自分に適用することの難しさ

あくまで一般論ですが、自分の作業環境や、使っているツールを人に勧めるのは難しいものです。その理由は、人のニーズや能力や、やりたいことや、経験がそれぞれ全く違うからです。

人にツールを進めるときには、ですから、ある程度自分の使い方と一緒に紹介するのがいいんでしょうね。「自分はこのツールをこういう目的のためにこういう風に使っている」のように。

そうすると、それを読んだり、聞いたりした人は、自分に適用して考えることができます。「この人はこのツールをこんな風に利用している。でも、自分の場合はどうだろうか」のように、自分に当てはめるプロセスが入るわけです。

ツールや環境やサービスに限らず、多くの物事に対して同じことが言えそうです。有無を言わさず、万人にこれがいいなどといえるものはほとんどありません。

このツールはこういうものであって、こういう風に使うことができる。そんなふうに紹介されたのを聞いて、自分の場合に当てはめる。それが大切ですね。

しばしば学校の勉強で、「細かい理屈はいいから、解き方を教えろ」と考える人がいますが、その考え方には注意が必要だとわかります。

細かい理屈をさておき、手っ取り早く、すぐに当てはめられるものを求めるという気持ちが習慣になってしまうならば、学校の勉強で点数を多少アップさせることでは割に合わないほど、大きな損失を被ることがあるでしょう。

この話題は、何日か前にも「適用」という話題で話した記憶があります。

これはかなり本質的な話じゃないかと思っています。そしてなかなか学ぶことが難しいことでもあります。なぜならはじめに話したように、どのように自分に適応するかは、各人によって違うからです。適用の仕方でバリエーションはたくさんあるわけですから、人の言う通りにはなかなかできなくて、自分の頭で考えたり、自分の経験から適度に修正する必要があるわけです。

そしてそれは、考えることや、生きていくことと、ほとんど同義ではないかとさえ思います。

木下 充矢 さんがブースト

VS Code用の小説執筆機能拡張 Novel-writerの1.6を作りはじめています。
まずはサイドバーの実験から。
テキストファイルで小説を書くと、シーンのナンバリングが面倒臭いんですよね。

0_プロローグ.txt
1_一章/
 0_場面の説明.txt
 1_主人公の第一声.txt

テキストを分割したり、結合したりし、順番を変えたりしたい。

テキストファイルに番号をつけずにVS Codeのデータで管理する方が美しいんだけど、VS Codeのない環境に行くと破綻してしまうからナンバリングは必須。
そこで、実体は自動ナンバリングするんだけどVS Codeでは隠蔽するようなことができないか、なんてことを考えています。

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。